某猟団小屋内。
薄暗い部屋の中に2人の男女が何かを話し合っていた。
「それは・・・・いや・・・なっ!・・・・・・あぁ・・・・・・・・・・・だな。」
「そう・・・・・・じゃぁ・・・・・・・・・・きまりね。」
密談といえばいいのだろう。
小声で何かを話している2人の表情は真剣そのものであった。
1時間もしないうちに話はまとまった様子で、2人はうなずきあい、己のすべきことをするために猟団小屋から出て行った。
ー1時間後ー
猟団小屋内には先ほどの2人ともう男女2人。
計4人がテーブルを囲んで座っている。
「あ~。コホン。」
咳をひとつならしておもむろにEstimaが立ち上がった。
「今日集まってもらったのは、他でもない。とてつもなく難易度の高い依頼を我々は受注した。いいか、もう一度いうぞ。とてつもなく難易度が高い依頼だ。」
いつものだらしない表情とは一変して、狩人としての顔を見せながら3人に話しかける。
狩人としての確かな実力を併せ持った男の姿がそこにあった。
「これから、依頼の詳しい説明はおいちゃんにしてもらう。本来なら、我が猟団全員が一丸となって立ち向かわなければならない程のものだか・・・他の皆は違う依頼を受け昨日から遠出してしまってるからな。俺達4人でやるしかないんだ。いいな!」
両手をテーブルに叩き付け、向かいに座っている2人に力説するEstima。
ぴりぴりとした雰囲気が猟団小屋内に流れていた。
「ん~コホン。今回の狩猟なんだけど、毒・麻痺・睡眠などの状態異常関連は全部ダメよ。あと、狙うのは頭部のみ。いい二人とも?」
通称、おいちゃん。
satoruが依頼書だろうか?何か書かれている紙を読み上げながら説明している。
「ちょっと待ってください!」
「あら、なにフィーさん?」
「そこまで厳格な依頼だなんて・・いったい相手はナニモノなのですか?」
Estimaとsatoruの向かい側に座っていたフィアナが心配そうな顔つきで問いかけていた。
普通の依頼なら、状態異常がダメなどとはないだろう。
つまりそれだけ、普通ではない依頼と考え込んだからこその不安であった。
「相手はドスファンゴよ。」
「・・・・・・」
satoruの表情は冗談ではなく、真剣そのものであった。
「・・・・え?」
「だから。ドスファンゴよ!」
ドスファンゴ。
群れを成すファンゴ(イノシシ)のリーダー格であり、駆け出しのハンターなら苦戦する相手かもしれないが、いまの4人が苦戦するなんてどう考えてもありえない。
「いい?もう一度確認するわよ。状態異常関連はダメよ、あと出来る限り頭部狙いね。頭部が無理だった場合、最悪前足までが限界よ!後ろ足が一番脂乗ってるんだから。」
「・・・ちょっと待ってください。後半、おかしなこと言ってますよね?」
「・・・なるほど。そういったことか。」
説明を受けている2人がなんとなく気付いてきたらしい。
「おいちゃんよ。今年のはそんなにいいのか?」
「そうね、チョコラさん。十年に1度の当たり年って話よ。」
テーブルに座っている4人のうち、一番まともと思われるこの男性。
名をチョコラといい、寡黙でありながら決して無口ではなく、武人のような男性である。
「ならば、気合を入れていかなければな。愛用のガンスはやめて、ハンマーでいくとするかのう。」
「ちょっと待ってください!大体分かりましたけど、ちゃんと説明ください!」
自分の隣に座っているチョコラがこの少ない情報の中で、2人が言いたいことを理解したことに焦りをもったのか。
それとも、説明を受けないと怒りが爆発しそうなのか、テーブルを大きく叩いてフィアナがたった。
「んもう、フィーさんはしょうがないなぁ。今年のドスファンゴは10年に1度あるかないかの当たり年なのよ。いま、ハンターズギルドはその話題でもちきりよ?早くしないと他のハンターに狩られて、私達の分がなくなっちゃうかもしれないのよ。」
「・・・・・なら、なぜ状態異常が禁止なんですか。」
フィアナは呆れ顔であった。
「それは、俺が話そう。・・・・・今回のドスファンゴは狩猟した後、すぐに血抜きの作業とともに解体もする予定だ。下手にハンターズギルドに持っていったら金だけ渡されて、ドスファンゴを持ってかれちまうからな。ギルドに譲渡するなら状態異常してても問題ないが、今回は違う。下手に状態異常させて肉を台無しにするわけにもいかないからな。」
真顔のEstim。
うなずくsator。
ゆっくりと目を閉じ、一度だけうなずくチョコラ。
理解はしたが、納得はできてなく苦笑いを浮かべるフィアナ。
「あぁ。忘れる所だった!いいか、特産キノコを最低でも1人5個は持ち帰ること。ファンゴ鍋に特産キノコは絶妙にあうからな!」
「OKよ、E助」
「あい、わかった。」
「はぁ・・・了解です。」
「よし!出発だ!」
ー3時間後ー
ちょうどいいタイミングで帰ってきた、他の猟団メンバーと一緒に鍋をつつくみんなの姿がそこにあった。
みなさん、こんにちわ。
ちょっと真剣なEさんとsatoさん。
だけど・・・まぁ、2人の立ち居地はこんなものですよねw
さて、これで猟団シリーズ小説は第3回目と・・
思いつき出始めた小説ですけど、3回も書くことになるなんて・・・w
これもEさんとsatoさんが動かせやすいからなんですよね~♪
この2人を軸に話し考えると、だいたいまとまってきますので^^
折角3回も書いたのですから、カテゴリーにMH小説を作ってみました。
これで、一度紹介したメンバーの説明を本文で省くことが出来ます。
あれですよ。
知りたかったら前の文章読んで下さいという、自己中心的な考えですw
週1のペースで小説書き続けれたらいいなぁ。
薄暗い部屋の中に2人の男女が何かを話し合っていた。
「それは・・・・いや・・・なっ!・・・・・・あぁ・・・・・・・・・・・だな。」
「そう・・・・・・じゃぁ・・・・・・・・・・きまりね。」
密談といえばいいのだろう。
小声で何かを話している2人の表情は真剣そのものであった。
1時間もしないうちに話はまとまった様子で、2人はうなずきあい、己のすべきことをするために猟団小屋から出て行った。
ー1時間後ー
猟団小屋内には先ほどの2人ともう男女2人。
計4人がテーブルを囲んで座っている。
「あ~。コホン。」
咳をひとつならしておもむろにEstimaが立ち上がった。
「今日集まってもらったのは、他でもない。とてつもなく難易度の高い依頼を我々は受注した。いいか、もう一度いうぞ。とてつもなく難易度が高い依頼だ。」
いつものだらしない表情とは一変して、狩人としての顔を見せながら3人に話しかける。
狩人としての確かな実力を併せ持った男の姿がそこにあった。
「これから、依頼の詳しい説明はおいちゃんにしてもらう。本来なら、我が猟団全員が一丸となって立ち向かわなければならない程のものだか・・・他の皆は違う依頼を受け昨日から遠出してしまってるからな。俺達4人でやるしかないんだ。いいな!」
両手をテーブルに叩き付け、向かいに座っている2人に力説するEstima。
ぴりぴりとした雰囲気が猟団小屋内に流れていた。
「ん~コホン。今回の狩猟なんだけど、毒・麻痺・睡眠などの状態異常関連は全部ダメよ。あと、狙うのは頭部のみ。いい二人とも?」
通称、おいちゃん。
satoruが依頼書だろうか?何か書かれている紙を読み上げながら説明している。
「ちょっと待ってください!」
「あら、なにフィーさん?」
「そこまで厳格な依頼だなんて・・いったい相手はナニモノなのですか?」
Estimaとsatoruの向かい側に座っていたフィアナが心配そうな顔つきで問いかけていた。
普通の依頼なら、状態異常がダメなどとはないだろう。
つまりそれだけ、普通ではない依頼と考え込んだからこその不安であった。
「相手はドスファンゴよ。」
「・・・・・・」
satoruの表情は冗談ではなく、真剣そのものであった。
「・・・・え?」
「だから。ドスファンゴよ!」
ドスファンゴ。
群れを成すファンゴ(イノシシ)のリーダー格であり、駆け出しのハンターなら苦戦する相手かもしれないが、いまの4人が苦戦するなんてどう考えてもありえない。
「いい?もう一度確認するわよ。状態異常関連はダメよ、あと出来る限り頭部狙いね。頭部が無理だった場合、最悪前足までが限界よ!後ろ足が一番脂乗ってるんだから。」
「・・・ちょっと待ってください。後半、おかしなこと言ってますよね?」
「・・・なるほど。そういったことか。」
説明を受けている2人がなんとなく気付いてきたらしい。
「おいちゃんよ。今年のはそんなにいいのか?」
「そうね、チョコラさん。十年に1度の当たり年って話よ。」
テーブルに座っている4人のうち、一番まともと思われるこの男性。
名をチョコラといい、寡黙でありながら決して無口ではなく、武人のような男性である。
「ならば、気合を入れていかなければな。愛用のガンスはやめて、ハンマーでいくとするかのう。」
「ちょっと待ってください!大体分かりましたけど、ちゃんと説明ください!」
自分の隣に座っているチョコラがこの少ない情報の中で、2人が言いたいことを理解したことに焦りをもったのか。
それとも、説明を受けないと怒りが爆発しそうなのか、テーブルを大きく叩いてフィアナがたった。
「んもう、フィーさんはしょうがないなぁ。今年のドスファンゴは10年に1度あるかないかの当たり年なのよ。いま、ハンターズギルドはその話題でもちきりよ?早くしないと他のハンターに狩られて、私達の分がなくなっちゃうかもしれないのよ。」
「・・・・・なら、なぜ状態異常が禁止なんですか。」
フィアナは呆れ顔であった。
「それは、俺が話そう。・・・・・今回のドスファンゴは狩猟した後、すぐに血抜きの作業とともに解体もする予定だ。下手にハンターズギルドに持っていったら金だけ渡されて、ドスファンゴを持ってかれちまうからな。ギルドに譲渡するなら状態異常してても問題ないが、今回は違う。下手に状態異常させて肉を台無しにするわけにもいかないからな。」
真顔のEstim。
うなずくsator。
ゆっくりと目を閉じ、一度だけうなずくチョコラ。
理解はしたが、納得はできてなく苦笑いを浮かべるフィアナ。
「あぁ。忘れる所だった!いいか、特産キノコを最低でも1人5個は持ち帰ること。ファンゴ鍋に特産キノコは絶妙にあうからな!」
「OKよ、E助」
「あい、わかった。」
「はぁ・・・了解です。」
「よし!出発だ!」
ー3時間後ー
ちょうどいいタイミングで帰ってきた、他の猟団メンバーと一緒に鍋をつつくみんなの姿がそこにあった。
みなさん、こんにちわ。
ちょっと真剣なEさんとsatoさん。
だけど・・・まぁ、2人の立ち居地はこんなものですよねw
さて、これで猟団シリーズ小説は第3回目と・・
思いつき出始めた小説ですけど、3回も書くことになるなんて・・・w
これもEさんとsatoさんが動かせやすいからなんですよね~♪
この2人を軸に話し考えると、だいたいまとまってきますので^^
折角3回も書いたのですから、カテゴリーにMH小説を作ってみました。
これで、一度紹介したメンバーの説明を本文で省くことが出来ます。
あれですよ。
知りたかったら前の文章読んで下さいという、自己中心的な考えですw
週1のペースで小説書き続けれたらいいなぁ。