暖かい日差しが降り注ぐメゼポルタ広場。

日も暮れ始め、夕方になろうとしていた。

多くの狩人達も一日の雑務を終え、休息の時間をとろうとしている時間。

Eleysiaもマイハウスにて1人の時間を満喫していた。

このEleysiaという女性。

優雅にマイハウスにいる情景を見ると、大人しそうなイメージを持ちそうだが、やはり一癖も二癖もある女性である。

ゆっくり椅子に腰掛け、なにをするでもなくのんびりしいているEleysia。

そんなのんびりとした空間を壊すかのように、唐突に玄関の扉が大きな音とともにひらかれた。

「おい!エレ子。助けてくれ!」

春の季節とは相容れないほど、額に汗をかき息を弾ませたEstimaがそこにいた。

「な、なにごとっすか?」

予期せぬ突然の訪問に驚くEleysia。

そんなことを気にせず宅内と外を一度見回して、安心したのか息を整え始めるEstima。

息も整い始めた所で、椅子に腰掛けた。

「どうしたんすか?Eさん。そんなに慌てて。」

何があったのかさっぱり分からないEleysiaからしてみれば、あのEstimaがここまで慌ててることに唖然としていた。

「ん。あぁ・・・その、なんだ。・・・・らん子にハメられたってところだな。」

言いよどんで、事実を捻じ曲げて説明するEstima。

らんらんがフィアナにイタズラをしようとしていた。

俺は止めはしなかったが、傍観していただけだったんだ。

だが、イタズラをしたらんらんが制裁の恐怖からか、俺が指示をしたと言い張って。

それで逃げてるんだ。

明らかにウソなのだが、事実も織り交ぜてEleysiaに説明した。

「それは大変だったすね。あ、そうだ!いいブレスワインを買ったんすよ。これでも飲んで、落ち着いたらどうっすか?」

事実を知らないであろうEleysiaは、Estimaに同情してだろう。

棚奥にしまってあったブレスワインと幻獣チーズを取り出し、Estimaに差し出した。

どちらかといえば黄金焼酎などの焼酎派ではある、Estimaだが。

酒ならなんでも良いという考えもあり、有難く飲み始めた。

「ところで、らん子は何したんすか?フィーさん怒らすなんて、よっぽどのイタズラっすよね?」

「ん?あぁ・・・え~っと・・・あぁ。寝ているフィーさんに肥やし玉投げたんだ。あれで、フィーさん怒っちまってな。」

昼ごろから夕方まで全力疾走していたからだろうか。

いつもより酔いが速い気がする、と独り言を呟くEstima。

それに、ブレスワインってこんな味だっだかなとも。

「肥やし玉っすか。寝ているときにそんなの投げたら、そりゃ怒りますよね。」

何故かにやにやし始めるEleysia。

少しずつ嫌な気がしてきた。

まさかとは思うが。

「気のせいか、俺の体が動かなくなってるんだが。」

最初は右手が痺れてきていた。

酒のせいかと思ったが、両手、両足が痺れてきたときから、嫌な汗がとまらない。

「あっしもこんな事したくなかったんすけどね。フィーさんからこんな手紙が送られてきちゃいまして。」

動かなくなったEstimaの前にひらひらと一通の手紙を見せた。

内容は。

Satoruとらんらんにはお仕置きをし終えたが、Estimaだけが未だに逃亡中。

なので、猟団のやさしい皆さんはきっと私のお手伝いをしてくれますよね。

間違ってもEstimaの手助けなんてしようものなら。

分かってますよね。

完全な脅迫状とかした、フィアナの手紙だった。

Satoruにしたお仕置きとはなんだったのかが、分からない以上、より恐怖感をかもしだされている内容だ。

「え、エレ子。お前まで仲間を裏切るのか・・・」

「えへ。さっきフィーさんに連絡いれたので、そろそろ来ると思うっすよ。」

悪びれた気も無く、可愛く笑いかけるEleysia。

それから数日間。

EstimaとSatoruの体から肥やしの臭気がずっと臭っていた事の話をすることは、猟団のタブーとなっていた。




皆さん、こんにちわ。

前回の話の続編・・・?

ま、いつものと変わりませんね。

これを読んで面白いといってくれるのは身内だけな気もしますけど。

書いててたのしかったりするので、自己満足のためにも書き続けていきますよ~w

次はどうしようかな~♪