『これを読んでいる貴方へ。

いきなりの書き出しでびっくりしているかもしれないな。

私は世界各地を旅する行商人のスミスという者だ。

狩人と違い、直接飛竜と対峙するわけではないが、それでもこの商売には危険がつきものである。

この前も知り合いの行商人が消息を断ったと風の噂を耳にした。

だからだろう。

誰とも知れず朽ち果ててしまうかも知れないなら、せめて私の軌跡くらいは残しておきたいと思ったのは。

もしこれを拾い、読んでいるのなら。

最後まで読みきってもらえることを切に願う。


あぁ、そうだ。

私の相棒もここで紹介しておこう。

獣人族はアイルーのルー。

本当の名前はもっと長く、私には発音できないところもあるので便宜上ルーと呼んでいる。

温厚なアイルーには珍しく、狩人に憧れているらしいのだが、いかんせん非力なため逆に狩られそうなところ助けたのがきっかけで一緒に旅をするようになった。

いまでは一人前の行商人になることを夢見ているらしいんだが。

人を信用しすぎるため、まだまだ商人としては半人前だ。

ルーのことはまた後日、詳しく書くことにするか。

ふむ。

こう書いては見たものの、特に書くことは見当たらないものだな。

今私は、防衛都市ミナカルデから交易都市ドンドルマに向かう途中にいる。

明後日にはドンドルマにはつくだろう。

なじみの狩人もいることだし、少しは腰をすえて商売をしようとは考えている。

また、ドンドルマについたら書いてみるかな。』

防衛都市ミナカルデと交易都市ドンドルマの間にある森の中。

星明りと月明かりに照らされた野営で、1人の男、スミスが書いていた手記を閉じた。

「旦那様、書き物は終わったのかニャー?」

少し離れて焚き火をしていたルーが、スミスに声をかける。

「そろそろ、ルーお手製のドッカンスープが出来るニャー。隠し味のマタタビは本当に入れないでいいのかにゃー。」

巨木に寄りかかっていたスミスは、その腰をあげ。

「いや、遠慮しとくよ。ルーは気にせずかけるといい。私はマタタビ無しで頼む。」

「ニャー。美味しいのにニャー。」

月明かりが、1人と1匹を照らしていた。



皆さん、こんにちわ。

今回は少し雰囲気を変えて、MH小説完全フィクションで書いてみました。

MHの世界ってハンターだけじゃなくて、行商人だったりギルドナイトだったり、軍人?国の守備隊だったりがいるじゃないですか。

そういった、MHの世界を陰ながら作り上げている、彼等の小説って面白いかな~って思ったのがきっかけで書いてみました。

クエスト説明文とかって読んでみると意外と面白いんですよね^^

まぁ、今のクエストは大抵ギルドからの依頼が多いですけどw

またくだらないの書いているなぁ、とか思われるかもですけど・・・

ま、私が楽しければいいじゃないかな~って居直りながら。

これも少しづつ書いていくつもりですw

暇つぶしになった、と思っていただければ、嬉しいな^^