タクシーでは空港に着くまで爆睡し、空港に着くと眠い頭を必死に起こし、到着ゲートから出てくる二人を大勢の中から探す。
「nori gut gut!」
昔から仲のいい管理人のおばさんに二人を紹介を済ませて、寮の部屋入り、ルームメイトの事、研究室の事、バイトの事、その他いろいろな質問に答えていく。そしてそのたびに喜んだ様子で返事をしてくる。
二人にとっては僕の生活を見る事だけでうれしいようだ。
そして僕も彼らと一緒にいる事で本当の両親に久しぶりに会うような高揚感と安心感を同時に感じている。
8年前の一年間二人と一緒に過ごす事でその後の自分は大きく変わったと思う。あの一年間の間にたくさん迷惑をかけたし喧嘩もした。17でもまだ反抗期気質の僕に二人はめんどくさいと思う事もあっただろうけど、それでも最後まで世話を焼いて、甘えさせてくれた。
そして僕らのその関係は今でも変わらず、僕は彼らに心のどこかで甘え、そして彼らも僕が自分や家族の話をすれば喜んで頷いてみせる。もう8年がたってもあの頃からずっと僕にとって彼らはVati(お父さん)とMutti(お母さん)であり、彼らにとってもまたnoriはもう一人のSon(息子)だ。
Dresden-Moscow-Shanghaiの長距離飛行を終えてゲートをから現れたVattiとMuttiは8年前と全然変わってなかった。そして彼らも手を振るnoriを見つけると満面の笑みで喜んでみせた。
二人が上海についてはじめに観光地に指定した場所は同済大学だった。
「noriが上海でどういう生活をしているか見に行かなければいけない」というのが理由だった。
この一週間は親孝行をしたいと思う。
-------------------------------------------------------------------
20070406
食堂で朝食
洗濯
シャワー
作業の準備
昼食
研究室
夕飯
研究室
手伝ってくれている同級生とのやり取りが滑らかになってきて今までより作業が効率よく進む。プロジェクトリーダーから進度チェック、OKもらう。
-------------------------------------------------------------------
20070407
10:10到着の飛行機に間に合わせるため8:00に学校を出る
Vati,Mutti到着
上海ブロードウェイマンションホテルにチェックイン
バスに乗って同済大学
マッサージ屋
上海料理
-------------------------------------------------------------------
20070408
朝からホテルに迎えに行く
外灘のプロムナード散歩
豫園周辺
外灘の遊覧船に乗る
福州路
人民広場
羊肉火鍋