以前は3年に一度位の割合で内部を更新していたメインPCですが、気づいてみれば前回の更新から5年も経っていました。もちろん、HDDやSSDなどは置き換えて来ていますが、マザーボード/CPU/メモリは5年前のままでした。
その理由の一つは、PCの性能向上のペースが鈍化しているということが挙げられます。CPUのクロック周波数は3.0GHz~4.0GHzで頭打ちになっているし、マイクロアーキテクチャーも、それほどのブレークスルーがありません。ということで、5年前のCPUでもまだまだ普通に使えていました。
とは言うものの、あまり長期間使うと故障の可能性も高まるし、写真も撮れなくて他にすることもないので、中身を交換することにしました。
交換前後の構成
現在流通しているIntel CPUは、Skylakeというコードネームの14nmプロセスのものです。今まで使っていたものからは4世代分進化しています。プロセスルールも32nmから14nmとなり、省エネも進んでいます。
通常なら、Core i7-6700というモデルを選択するところですが、今回はCore i7-6700Tという、省エネに特化した組み込み用CPUにしてみました。演算性能は若干落ちますが、消費電力は下がっています。
実際、アイドル時で44%、ピーク時で50%、消費電力は削減されました。
演算性能は、クロックが下がった分不利なのですが、Core i7の4コア8スレッドをきちんと使えるソフトウェアであれば、24%ほど高速化しました。
昔であれば、マザーボードを交換するときはOSは再インストールするのが常識でしたが、今はそんな必要はありません。マザーボード/CPU/メモリーを交換すると、OSが自動的に適切なドライバをインストールして起動しますし、不足分はマザーボードに付いてくるドライバを入れるだけです。(但し、失敗する場合も無くはないので、あくまでも自己責任で)
日常的な使い勝手としては、USB3.0ポートが増えたとか、ブラウザの動作がちょっとだけ速くなった気がする、程度ですが、消費電力はほぼ半減しましたので、まあ換えた意義はあったかと思います。
[Tips]
マザーボード交換後、BDドライブにディスクを入れても、自動再生しなくなりました。これは、SATAドライバの省エネ機能(LPM: Link Power Management)の影響のようで、BIOSでBDドライブの「Hot Plug」をEnableにするか、レジストリをいじってLPMを無効にすれば改善します。
その理由の一つは、PCの性能向上のペースが鈍化しているということが挙げられます。CPUのクロック周波数は3.0GHz~4.0GHzで頭打ちになっているし、マイクロアーキテクチャーも、それほどのブレークスルーがありません。ということで、5年前のCPUでもまだまだ普通に使えていました。
とは言うものの、あまり長期間使うと故障の可能性も高まるし、写真も撮れなくて他にすることもないので、中身を交換することにしました。
交換前後の構成
現在流通しているIntel CPUは、Skylakeというコードネームの14nmプロセスのものです。今まで使っていたものからは4世代分進化しています。プロセスルールも32nmから14nmとなり、省エネも進んでいます。
通常なら、Core i7-6700というモデルを選択するところですが、今回はCore i7-6700Tという、省エネに特化した組み込み用CPUにしてみました。演算性能は若干落ちますが、消費電力は下がっています。
実際、アイドル時で44%、ピーク時で50%、消費電力は削減されました。
演算性能は、クロックが下がった分不利なのですが、Core i7の4コア8スレッドをきちんと使えるソフトウェアであれば、24%ほど高速化しました。
昔であれば、マザーボードを交換するときはOSは再インストールするのが常識でしたが、今はそんな必要はありません。マザーボード/CPU/メモリーを交換すると、OSが自動的に適切なドライバをインストールして起動しますし、不足分はマザーボードに付いてくるドライバを入れるだけです。(但し、失敗する場合も無くはないので、あくまでも自己責任で)
日常的な使い勝手としては、USB3.0ポートが増えたとか、ブラウザの動作がちょっとだけ速くなった気がする、程度ですが、消費電力はほぼ半減しましたので、まあ換えた意義はあったかと思います。
[Tips]
マザーボード交換後、BDドライブにディスクを入れても、自動再生しなくなりました。これは、SATAドライバの省エネ機能(LPM: Link Power Management)の影響のようで、BIOSでBDドライブの「Hot Plug」をEnableにするか、レジストリをいじってLPMを無効にすれば改善します。