やっと昨日は少し眠ることができた。昨日までの1週間はひどかった。バイトが1日9時間にそのあとはBEPPoo!!関連のことでいっぱい。それでもなんとか自分たちでメディアをつくっていくという面白みがそこにあるからがんばれている気がする。自分の仲間と共に少しずつでもやって、別府という街の活性化につながればと思っている。
 話は変わるけれど、この前知り合いで美容師をやっている人から手紙が届いた。彼女は今年で30歳を迎えるけれど、今いる職場をやめるという。理由は身体の調子があまり良くないこと。よく彼女と話すことが前にあったのだけれど、病気で1度本当に死にかけたことや持病の調子がよくないということは聞いていた。そして、突然仕事をやめるという決意。

 それでも、道東の地元に戻って新しく店を始めるといっていた。僕には30歳を迎えて職場を変えて新しく自分の店を持つということがどれだけ大変かはわからないけれど、それでも勇気のいることだろうな、と思う。持病を持ちながらも、そこには「挑戦」という勢いが感じられた。

 僕は今年で22歳になる。現役でいえば普通の大学生は今年で卒業となる年だろう。でも、自分の周りには21から25歳で新1年生になって去年入ってきた友達がたくさんいる。ほとんどは1度仕事をして入ってきたり、バイトやいろいろな経験をしてきてここAPUにやってきた。僕も高校卒業してから随分と2年間苦しみながらもバイトをしたり、いろいろしながら去年大学へ進学した。様々な理由でみんなここに入ってきたけれど、とにかく社会や世界で役に立つ人間になりたいという思いを持ってやってきた人がここにはいる。

 僕もいろいろなところで役に立つ人間にやりたいと思うし、今でも自分が前やってきたようなNGOの活動をやりたいと思う。それはとにかく人間の間で暴力があることは当たり前だけれど、戦争や紛争といった人を殺す極限の暴力を減らしていきたいと思うからだ。でも、僕はNGOのやっていることなどを見ると結局のところ戦争や紛争の予防ではなく事後処理しかできていないと思う。確かにいろいろな人が世界にいって人を助けるのは必要だ。でも、それ以前に起こる殺す暴力を抑えることはできない。じゃあ、どうすればいいんだ、という問いに答えはない。結局のところ、自分が抱える矛盾というものに対して自分すら無力に感じてしまうのだから。

 でも、と思う。このまま自分が将来どこかの企業に属しても自分が考えていることは少しずつでもやりたい。ひとりの力なんていうものは結局のところ、塵に近いものだ。それでも塵も積もれば山となると言葉があるように、少しでも極限の暴力をなくしていきたい。人は違った意見を持つのは当たり前、それでも殺すまではやめようというのを僕はずっと高校のときから考えてきた。それをずっと思うから、僕はまずここで友達と一緒にBEPPoo!!をやっている。

 BEPPoo!!は端から見れば、まだ未完成のメディアだ。それでも、1年間で随分とスタッフ7、8人でも、一人一人が忙しくてもやりあげてきた。僕も今年の夏までにはバイトを終えて、集中したいと思っている。別府という街は12万人でとても小さな街だけれど、東京に次いで人口比率に対する外国人の人口は第2位で、僕はこの街自体にも魅力があると思う。ここでいろいろなことを発信していける場所をつくれればいいなと思う。それにこういったものを作る経験が後に必ず役に立つと信じている。だからこそ、今集中してこれをやりたい。

 未来は見にくいけれど、だからこそ目を背けたくない。不安はたくさんあるけれど、いちいちそれに不平不満を言ったって始まらない。不平不満をいう前に始めることは自分を見ることだと思う。そして、そこから何かが始まるんだろう。あきらめないでやろう、今と過去と、未来を見ながら。