2017年09月01日

Insalata con i fichi イチジクのサラダ 

insalata con i fichi今日は「おいしいイタリアの日」でした。

「おいしいイタリア」は2009年からスタートしたイタリア家庭料理の会で、第三金曜日に仙台市五橋にある福祉プラザの調理室をお借りして毎月一回開いています。

皆で作って、一つのテーブルを囲んでワイワイいただく...というシンプルな会です。

今月のメニューは以下の通りでした。

・茄子のラザーニャ
・イチジクのサラダ
・セミフレッド(冷たいデザート)

ラザーニャは、生地も、ラグー(ミートソース)も、ベシャメールもすべてみんなで作ろうと思いました。

手間がかかるけれども、ラザーニャは手作りすると、レストランなどで食べるものよりも軽い味わいで、大きいひと切れもぺろりと食べてしまいます。

その理由の一つにパスタ生地をうすくうすーくのばして、それを8~9層に重ねるからだと思います。

皆さんテキパキ動いてくださいましたが、やはりいつもよりも時間がかかってしまいました。。。すみません。

そういうわけで、家庭でラザーニャを手作りするときはラグーは前日に用意しておくなど、分けで準備をするといいと思います。

さて、ラザーニャの時の献立ですが、あとはサラダを添えるだけで充分だと思います。でも、普通のサラダではつまらないので、秋ですからこんなイチジクのサラダはどうでしょう?

参加者の皆さんありがとうございました!
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イチジクはイタリアでとてもポピュラーな果物です。私がペルージャで下宿していたおじいさんの畑にはイチジクの木が何本かあって、秋になると、猿のように登っては食べていました。

ケーキに焼いたり、ジャムにしたリするほか、サラミや生ハムと合わせて前菜にしたりします。今日は野菜も添えてサラダ仕立てです。

イチジクとごまの相性が抜群であることは知られていますが、このはちみつ入りの甘いごまドレッシングは生ハムの塩気とも相まって、お気に入りのサラダです。

是非試してみて下さい。

下のドレッシングの分量は目安にしてください。ただ混ぜるだけです。

白ごまペースト    小さじ1
オリーブ油  
         大さじ1
はちみつ            大さじ2/3
酢               大さじ2/3
                          1~2つまみ


Insalata con i fuchi

norichetta at 21:40|PermalinkComments(0)おいしいイタリア | 野菜料理 Contorni

2017年08月18日

Panino con melanzane e tonno なすのグリルとツナのパニーノ

025今やっている「旅行イタリア語講座」は、Buongiornoなどの挨拶からはじめて、ホテルやレストラン、市場や洋服屋など、旅行で出会う場面を設定し、役立つフレーズを楽しく暗唱していくうちに、イタリア語の基本が身についている...というものです。

以前の回で、その後、旅行に行かれた生徒さんから、「このフレーズを沢山使った」とか、「通じて嬉しかった」とか、「こちらが話せると思われて、早口でイタリア語が返ってきた時はびっくりした」などなど色々な意見を聞き、改良を重ね進化を続けている講座です。

やはり、「役に立った」と聞くと、とても嬉しい。実際私もイタリアへ行けば必ず使うフレーズばかりです。

イタリア語は「学び甲斐のある語学」と誰かが言っていました。英語などは、どんなに一生懸命学び、旅行先でかっこよく使ったとしても、現地の人たちには、「使えて当然」という反応が返ってきますが、一方、イタリア語は、「こんにちは」と挨拶しただけでも、「上手だね、どこで学んだのー?」と、とても喜ばれるから、「学び甲斐のある言語」なわけです。

いつかテレビで、日本に住むアメリカ人たちが、「日本で腹が立つこと」という質問を受けて、「日本語を誉められること」だと何人もの人が答えているので、私は驚きました。どうも「子ども扱いしている」ということらしいのです。

私は首をひねりました。イタリア人の誉め言葉、ちょっと見え透いた誉め言葉に思える時も多々ありますが、それでも私はいまだに嬉しいです。平たい顔族の日本人(=わたし)が、あまり便利とも言えない自分国の言葉(=イタリア語)を使っていたら、やっぱり嬉しいと思うのが人情というものではないでしょうか?

「旅行イタリア語講座」に話を戻します。イタリアであちらこちらで見かけるバールはやはり重要ですから、バールでコーヒーを注文する場面がもちろん用意されています。

私のスキットにいつも登場する主人公「サトウマリ」がカップチーノを注文した後、パニーノを注文します。ガラスケースに並ぶ数種のサンドイッチの中身を訊ね、最後にナスとツナのパニーノに決めます。

何気ない場面ですが、多くの生徒さんがお訊ねになります。「なすのサンドイッチですか??」

たしかに、私もイタリアへ行ったばかりの時、茄子と言えば、漬物や味噌炒めしか知らなかったので、ちょっと驚きましたが、イタリアではよく見かけるポピュラーなサンドイッチの具で、これがまたおいしいのです。

茄子は米ナスなど大きめのものを使って8㎜程度の輪切りにし、塩を両面に振ってしばらく置きます。水が出て少ししんなりしたら、流水でサッと洗ってクッキングペーパーで水気を拭いておきます。

フライパンにオリーブオイルを適宜しいて、じっくり両面を焼きます。ナスがすでにしっとりしているので、オリーブ油は沢山入れなくともいいのです。ニンニクとパセリをみじん切りにしてオリーブ油で和えたものを振りかけて出来上がりです。この茄子のグリルは、イタリアでは夏の野菜料理の定番です。

カリッと焼いたパンに挟めばおいしいパニーノの出来上がり。ツナも挟めばもっとおいしくなります。

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norichetta at 22:25|PermalinkComments(0)前菜 Antipasti | 野菜料理 Contorni

2017年08月12日

Lasagne alle melanzane ナスのラザーニア

lasagneイタリア人に「あなたの好きな料理は?」というアンケートを取ると、常にトップスリーに入っているのが何とラザーニアだそうです。それだけ思入れの強い料理なのだなぁと思います。

ラザーニアは生地を作ってから、ミートソースとベシャメールを作って、重ねてオーブンで焼き上げる.....と手間がかかる料理なので、イタリアでも皆がそろう日曜日のランチなど、特別な時に食べる家庭料理です。オーブンから出して食卓に持っていくと、皆が手を叩いて喜ぶような料理。

一方、イタリアの食堂などでは、大きな天板に沢山焼いて用意しておけば、あとはお客さんが来た時に切り分けてサーブすればよいので、手間がかからないということでしょう、ランチの定番として割合リーズナブルな価格で提供しているのを見かけます。

結構こってり味のラザーニアですから、どちらかというと寒い季節に食べたくなる料理ですが、写真のラザーニアはソースの肉の半分はナスを使っていて、通常、数時間煮込むミートソースも、30分程度の煮込み時間なので、さらりとした軽い味わい。秋ナスを使って、これから秋にかけておいしいラザニアです。

通常は第3金曜日に開いている「おいしいイタリア」ですが、来月は9月1日(第1金曜日)に行う予定で、メインにこのナスのラザーニアを作ります。

現代のイタリア人は違うでしょうが、10年前、私が下宿していたところのおばあさんや、ご近所のお年寄りたちは、市販の乾燥したラザーニアパスタを使うのをひどく嫌っていました。というのも、乾燥したままカチカチのパスタ板をそのままソースと交互に重ねて焼けば、焼き上がるころには柔らかく食べごろになっている、ということに疑いを持っていたからです。

「料理は手間と愛情をかけてなんぼ」という考えが強いお年寄りですから、「茹で時間さえも省いた」という画期的且つ合理的なパスタの革新を、罰当たりか何かのように忌み嫌っていました。

イタリアで、私も「隠れて」一度市販パスタで作ってみたら、確かに簡単で美味しそうに出来ましたが、その味はどこかそっけなく、やっぱり手作りパスタで作るほうがおいしい、と思いました。

後で調査すると、市販パスタで作るときは、ちょっとしたコツがいるそうです。つまり、重ねるソース類は心持ちゆるく仕上げておくことがポイントだということ。

その点に留意して、また使ってみたら「思ったよりもおいしい!」ということになるのかもしれませんが、イタリアで料理自慢のおばあさんたちに洗礼を受けた私は、ラザーニアはパスタから手作り!と今でも信じ、そう作り続けています。

また金銭的な理由もあります。イタリアでならまだしも、日本ではラザニア用の乾燥パスタは、あまり安くありません。小麦と卵のみ、材料費にすれば、たった数十円。そういうわけもあって、「手作り」から私は脱出できないのです。

9月の前半はイタリアへ行きます。ラーツィオ州(といってもウンブリア州に限りなく近い所)では、アグリツーリズムに滞在し、星を持っているというそのレストランの女性シェフに料理を教えてもらう予定です。

私にとってイタリア料理は家庭料理なので、男性のシェフよりも女性が厨房に立つ食堂やレストランに出会うとものすごく嬉しくなります。どんな料理を教えてもらえるか、今からとーても楽しみにしています!

盆栽愛好家で来日する時にガイドをしているジャンニのお店Le Cafe'が紹介されました!ヴェネツィアの町の歩き方を紹介していて、中盤に出てきます。(英語)
https://www.facebook.com/giovanni.tosetto.7/videos/1918372795091392/

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norichetta at 22:09|PermalinkComments(0)パスタなど Primi piatti