2015年12月

2015年12月23日

レモンチーズクリームのケーキ(柚子砂糖)

IMG_1063生クリームの代わりにクリームチーズのクリームをスポンジ生地に添えました。上の黄色いのは柚子砂糖です。

県南では砂糖と柚子の皮を炒って作るこの柚子砂糖は、今の時期、近所のおばちゃんたちがおすそ分けしてくださいます。

通常、お湯でその黄色い砂糖を溶かしていただくわけですが、最近ケーキに色々と利用するとなかなかいいことを発見しました。

みんなが知っていると思っていた柚子砂糖が、仙北出身の方にはあまり馴染みがないことも最近知りました。

いつもいただくので、挑戦したことはありませんが、なかなか手間がかかっている分、とてもきれいな色と新鮮な香りがいつまでも続き、柚子好きにはたまりません。

スポンジは、お菓子作りが上手な友達に教えてもらいました。薄く焼いてロールケーキにするのが本当のレシピのようです。

このスポンジは卵がたくさん入っているので、しっとりしていて、そのわりに簡単にできるのでお勧めです。

チーズクリームは、クリームチーズ200g、レモン汁(半ケ)、生クリーム100cc、砂糖適宜をよく混ぜて出来上がり。カスタードクリームみたいなねっとり感があります。

IMG_1088スポンジは、卵1+黄身4を合わせておきます。卵白4は粉砂糖60gと合わせよく泡立てておきます。

鍋にバタ45g溶かして、小麦粉70g加え、木べらで練ります。鍋肌から生地が離れるようになったら火からおろして、先ほどの卵液を少しずつ加えてその都度よく混ぜ合わせていきます。最後に温めた牛乳75cc加え、裏ごしてボールに入れます。そこへ泡立てた卵白を2回に分けて加え、さっくり混ぜればOK。天板かバットに流して170℃のオーブンで15分焼きます。

冷めたら好きな大きさに切り分け、チーズクリームをのせて、柚子砂糖を降り掛けて出来上がり。柚子砂糖がなければ、柚子の皮をすりおろしたものを降り掛けるか、チーズクリームに混ぜるとよいと思います。

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norichetta at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) デザート dolci 

2015年12月18日

Umbricelli al sugo piccante ウンブリチェッリのアラビアータ

IMG_1037今日は「おいしいイタリア」の日でした。

「おいしいイタリア」は毎月第三金曜日に仙台福祉プラザの調理室で開いている料理の会です。イタリアの家庭料理を参加者の皆さんと作っていただきます。


今月のメニューは以下の通り。

・ウンブリチェッリのアラビアータ
・豚肉のミルク煮
・白菜とリンゴのサラダ 柚子風

IMG_1058ウンブリチェッリ umbricelliは小麦粉と水、塩で作るパスタの一種です。一見うどんのようです。

ウンブリア州では、このパスタをウンブリチェッリと呼ばれていますが、トスカーナ州では「ピーチ pici」、また別の地域では「ストランゴッツィ strangozzi」と呼ばれています。




IMG_1027生地を台の上に置いて、手のひらで押しながらコロコロ前後に転がして一本一本伸ばしていきます。

ペルージャの大学に通っているときの話です。
中世史の先生を囲んでクラスのみんなと夕食会をしました。

場所はウンブリア地方料理のレストランでしたが、もちろん、このウンブリチェッリも提供していました。

生粋のペルージャ人の先生の授業はとても面白く、毎回ワクワクするもので、先生のことが好きだった私は、先生の隣に座りました。

先生はメニューを一瞥すると、ウンブリチェッリを注文すると言いました。それは何か、と問う私に説明してくれたわけですが、すぐに「ピーチのことだな」とピンときました。ペルージャ以前、フィレンツェに住んでいたことがあったので、同じパスタが別名でウンブリア州にも存在することがとても面白く思いました。

メニューには、様々なソースと和えたウンブリチェッリが並んでいましたが、先生は、辛みが利いたトマトソースがないことに失望していました。先生が言うには、このパスタに一番合うということでした。

さっそくウエイトレスを呼ぶと、トマトソースに唐辛子を加えることをお願いしていました。「たくさんではなく、ほどほどにね」

先生の前に運ばれてきた一皿は、真っ赤なトマトソースも鮮やかでとてもおいしそうでしたが、先生は手も付けずじっと見つめると、「残念だ」と言いました。パスタは、機械もしくは包丁で切られたようで、断面が丸ではなく、四角だったからです。

「このパスタは、本来、手でこうやってのばすから、丸い断面であるべきなんだよ」と、動作付きで外国人の私にわかりやすく説明してくれました。

よほど私の顔が物欲しそうにしていたのか、まず私に一口味見をさせてくれました。パスタは「手打ち」ではなかったかもしれませんが、ソースはニンニクが香ばしく効いていて、さすがはペルージャで知られた郷土料理店だと唸りました。

今までこのblogで紹介したピーチはこちらです。
http://blog.livedoor.jp/norichetta/archives/51920396.html
http://blog.livedoor.jp/norichetta/archives/51743919.html

辛みのあるトマトソースは、香ばしく薄いきつね色までみじん切りのニンニクをゆっくりオリーブ油で炒めるのがポイントです。うっかりするとあっという間に焦げてしまうのでフライパンから離れないようにします。

乾麺のパスタにはないモチモチ感がおいしいパスタです。是非作ってみてください。


< 材Ingredienti 4人分 >
(パスタ)

強力粉  300g
水    180cc(大さじ12)
塩    3つまみ


(アラビアータソース)

にんにく         大2片

トマト缶          2

塩            小さじ1弱

砂糖           小さじ半~1杯

唐辛子(種ごとみじん切り)小さじ1
オリーブオイル      大さじ4



パルミジャーノレッジャーノ(おろしたもの)

パセリ



<作り方 Preparazione
(パスタ)

強力粉をボールに入れて山にしてからてっぺんにくぼみを作る。そこへを入れて、少しずつ周りの「壁」を崩しながら、全体をまとめる。

②台の上で約5分練り、ラップにしっかり包み、30分ほど冷蔵庫で寝かせる。

③生地を手のひらで軽くつぶししたら、端から1㎝厚さに切っていく。
その切り口を上にして、再び1㎝幅に切っていくと棒状の生地が出来上がる。

それを1本ずつ、手で台にこすりつけるようにしながら、うどん状にのばしていく。

*茹でると太くなるので、細目にのばすこと)

麺同士がくっつかないよう打ち粉をしておく。

④沸騰した湯に塩を加えて、45分茹でてザルに取ったらソースで和える。


アラビアータソース)

①冷たいフライパンに、みじん切りにしたニンニク唐辛子オリーブオイルと共に入れて弱火にかける。ニンニクが薄いきつね色になるまでゆっくり火を通す。

トマト缶を加え、火力を上げ、沸騰したら中弱火にして1520分ほど煮詰める。砂糖を加えて味を調える。

③ウンブリチェッリを茹で、ソースと和える。お好みでパルミジャーノレッジャーノとパセリのみじん切りをかけて出来上がり。
↓ウンブリチェッリをのばしている皆さん

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norichetta at 21:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) パスタなど Primi piatti | イタリアの食材と歴史

2015年12月13日

Maiale al latte 豚肉のミルク煮

IMG_1011毎月第3金曜日に「おいしいイタリア」を開いています。

イタリアの家庭料理を作って楽しむ会で、仙台福祉プラザの調理室で行っています。

今年最後の「おいしいイタリア」は、12月18日18:15~です。

3品作りますが、メニューの一つはボローニャの郷土料理「豚肉のミルク煮」です。


IMG_0981材料は豚肉、牛乳、ローズマリー、塩だけなのに、とても深い味わいです。さすがイタリアの郷土料理だなぁとあらためて思います。

牛乳が煮詰まってこってりとしたソースに変身します。季節の茹で野菜を添えて、このソースを絡めながらいただくのが私は好きです。




<Ingredienti  材料 4人分>                     

肩ロース     450500g

オリーブ油    少々

にんにく     1

塩       小さじ1
コショウ

牛乳       400       

ローズマリー   小2

   

添え温野菜


Preparazione作り方>

①豚肉全体に塩と胡椒をすり込む。にんにくはつぶしておく。

②鍋にオリーブ油をひき、豚肉の表面全体に焼き色をつける。出てきた脂はふき取る。

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③次に、火を弱めてにんにくを加え、香りがでたら、牛乳とローズマリーを加え強火にかける。沸騰したら弱火にして蓋をして、時々返しながら50分~1時間じっくり煮込む。*アルミホイル作った内蓋をかけて煮る。
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④煮汁はクルミ色になって、トロンとした濃度がついていなければ火を止める。

肉が切り分けやすい熱さになったら、好みの厚さに切って、ソースをかける。温野菜を添える。

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norichetta at 16:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 主菜 Secondi piatti 

2015年12月06日

リンゴとさつま芋のケーキ

IMG_0972さつま芋とリンゴの組み合わせが好きです。のどが詰まる食材はそれほど得意ではありませんが、リンゴのしっとり感とバタのコクを加えるとおいしいケーキになります。
さつま芋はいろいろな種類が最近出ていますが、甘みの強いものを選んで作ってみてください。







<リンゴとさつま芋のケーキ 21×21cmの型1台分>

紅玉    2ケ
(紅玉のように酸味の強いリンゴがない場合はレモン汁を加えて煮る)
砂糖    大さじ3
さつま芋  200g

バタ         180g
キビ砂糖 150g
卵          3ケ
小麦粉     150g

①紅玉は皮つきで8mmの角切りにし、砂糖を加え、全体が柔らかくなるまで蓋をせず弱火で煮る。
(あまり煮過ぎないこと。酸味の少ないリンゴの場合、この時レモン汁を半ケ分ほど加えて煮る。)

②さつま芋は1.5㎝の角切りにして柔らかくゆでざるに上げる。

③バタは室温に戻して泡だて器で混ぜてクリーム状にする。砂糖を3回に分けて加え、白っぽくなるまで混ぜる。割りほぐしておいた卵液を数回(10回くらい)に分けて、少しずつ加えては、よく混ぜる。

④最後に2回振るっておいた小麦粉を加え、ゴムべらでさっくり混ぜ合わせ、最後にさつま芋を加える。

⑤バットにオーブンシートを敷き、生地を入れて平らにしたら、煮たりんごを表面全体に並べて、180度に温めておいたオーブンで30~40分焼く。

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norichetta at 18:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) デザート dolci