2020年01月01日

Auguri! ネズミとイタリアの関係

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あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします!

今年はネズミ年。
イタリアでネズミといえば、トーポジージョTopo Gigioです。

トーポジージョの生みの親マリア・ペレゴは、昨年の9月に亡くなりました。計算をすると96歳だったようです。すごい!

bd587431c88d5257b7c43b186cbf6dae哀悼の意を込めて、私の今年の年賀状はトーポジージョにしました。

1958年に創造された操り人形のキャラクターというから、歴史はずいぶん古いです。とろんとした目が可愛らしい。特に頬っぺたのふくらみが私は好きです。

イタリアで数回ネズミに出会っていますが、こんなかわいいネズミではありませんでした。

一度はフィレンツェのアルノ川。泳いでる背中がたくましく、まさかネズミだとは思いもしませんでした。

最近ではヴェネツィア。夜中路地を歩いていたら、急に人が来てびっくりしたのか、四方八方から何匹もも出てきたかと思ったら、物凄い勢いで運河に飛込んでいきました。あまりの早業で、何が起こったのか唖然としたほどです。

イタリアは古い町、数世紀前の建物がごまんとあるのですから、そんなネズミくんたちはいくらでも住んでいるに違いありません。

もう一つ思い出しました。

数年前、盆栽展で行った、もともと中世のお城だったところです。今はホテル件、イヴェント会場となっていて、趣のある素敵な建物でした。私が宿泊した部屋も文句なく素敵です。

盆栽展で訳す内容がたくさんあって、本番を明日に控え、専門的な建築内容の資料に目を通していました。

ずいぶん前から原稿を下さい、と講演をする方にお願いしてましたが、仕方ありません。その方だって仕事に追われ、忙しい仕事をやっと終えての講演原稿なのですから。

誰も悪くない、悪いとしたら私のイタリア語能力だ,,,などと思いながら、夜が間もなく白々明けかかろうとする頃、今になっても分厚い原稿に目を通している自分が恨めしく、気づかないうちに、涙が頬を伝わっていました。

机は壁にくっついて置かれていたので、机にいる私は、自然、壁に顔正面向けていました。するとその壁の向こうから、チューッチュッーチュという声が聞こえるではありませんか。中世のお城だったところですから、ネズミなど山ほどいるでしょう。

私は怖い・キモチ悪い、と思う前に、何故か、「がんばれ!」とネズミが応援しているような気がして、急に元気が湧いてきました。

そのお蔭か、なんとかその日の通訳は無難に終えることが出来ました。

ネズミとイタリアの関係は、トーポ・ジージョだけでなく、いろんな場面にひょっこり顔出す日常の動物であり、私にとっては、紛れもなく救世主にもなりえる存在でした。





norichetta at 22:49│Comments(0) 自分のこと | 通訳ガイド

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