2020年03月15日

おうちピザ Pizza soffice

IMG_0085
























今日は、「がんばれ、イタリア!」という気持ちで、ピザを作りました。

家庭で作るピザは、ピザ屋さんで食べるものとは違って、ふわふわしたものです。

発酵させるのに2時間かかりますが、作業としては簡単。発酵も、天気の良い今日などは、生地の入ったボールを日が差し込む窓辺に置いておく程度の温度管理で十分です。

唐辛子入りのサラミがあったのでスライスしてのせましたが、チーズだけで十分。
アペリティフのアテにもいいです。

下の分量で2~3人前です。


<おうちピザ>
強力粉250g
イースト菌(顆粒状)4g(小さじ1)
砂糖 大さじ1
ぬるま湯 200cc
オリーブ油25㏄+適宜
塩 小さじ半

トマト・パッサータ150g(もしくは水煮缶)
オリーブ油、塩、オレガノなどのハーブ
チーズ

2倍にふくらんだところ
IMG_0082①強力粉はボールに入れてイースト菌、砂糖をよく混ぜる。

②別のボールにぬるま湯とオリーブ油、塩を混ぜ、①の粉を少しずつ混ぜていく。結構柔らかい生地になる。ラップをして暖かい場所に2時間放置。
2倍の分量になったら成功。

③天板にオリーブ油をたっぷり敷いて、②の生地を入れて手で天板一杯にのばす。(手にオリーブ油をつけながらやること)

④トマトの水煮を手でつぶして、オリーブ油、塩を適宜、小鍋に入れてさっと温める。③の生地の上にトマトソースを広げ、オレガノをふりかけて、再び10分ほど暖かい場所に放置。

⑤その後200度のオーブンで15分焼く。
いったん取り出して、モッツァレッラなどチーズを散らして再び5分焼く。

IMG_0089



















「日に日に」ではなく、刻々とコロナウイルスの世界情勢が変化しています。その変化の速さに驚くばかりです

3月27日にイタリアへ行く予定だと、前回書きましたが、予約していたアシアナ航空、仁川ーヴェネツィア間の便が、4月末まで運休になったという知らせを3月5日に受けました。

こういう状況ですから仕方ありません。

そんなことよりも、イタリアの状況はどんどん悪くなるばかりで、日本と同様、医療システムが破綻しないよう、感染者の増加をゆるやかなものとするため、不要・不急の外出を控える、学校を閉鎖する、などの対策がとられていましたが、12日からは薬局や食品など生活必需品を取り扱う店を除く、全商店の営業を禁止しました。

毎年のように日本に来てくれ、その都度通訳ガイドをさせてもらっているジャンニ・バルバラ夫妻は、ヴェネツィアで飲食店を経営しています。去年の秋には高潮で大きな被害を被っているというのに、今度はコロナです。

大運河にゴンドラも水上タクシーもなにもない
2b720477-b04b-43b6-8554-3f49b6205d5e人のいないヴェネツィアの町の風景写真を送ってくれました。(こんなヴェネツィア、水面が止まっている大運河など見たことがありません!)

「まさか、こんなことになるとは。SFの所説の中で起こっていることみたいだ。誰が今のヴェネツィアを想像できただろう。」というメッセージがありました。

昨日は1日だけで約3500人の感染者が確認されたとニュースで聞きました。感染者は3週間余りで2万人を超えたという勢いです。

 彼らの店の前のサン・ステーファノ広場
 通常はたくさん人がいる場所  広場に面したすべての店が閉店

52b387fa-9e9a-40ce-a7dd-0c2e48421fcf「デカメロン」や「ヴェニスに死す」の世界は大昔のことで、現在の医療技術だったら、あんなことは起こりえないと信じてましたが、人間はちっぽけな存在だと、デカメロンから何も変わっていないのだと気づきます。

9年前の震災で、自然の威力の前には、人間は何も太刀打ち出来ないということを経験したはずなのに、また忘れてしまっています。

こういった中で、イタリアらしい動きも見られています。
ベランダに「Tutto andrà bene!(きっと、なんとかなる)」と書かれたメッセージを、イタリアのあちらこちらのベランダに揚げる様子や、ベランダで楽器を演奏する運動です。

この運動は先週の金曜日18:00に行われ、現在Facebookなどで、いろんな動画が見られます。

事の経緯はこうです。
ソーシャルメディアで、「ベランダで歌を歌おう、楽器を弾ける人は弾こう」という呼びかけがあり、それに賛同し、イタリアじゅうの色んな町の、ベランダのあっちこっちで、国歌など演奏する人、歌う人、それを聴く人、拍手する人。
ふふふ、楽しそう。いろんな映像を見ながら、いつの間にか自然と顔が緩み、声を出して笑ってしまいます。

昔のイタリア映画のように、ベランダ間でおばちゃんたちが会話するのを、私もあちらで生活していた時に、よく見かけることがありましたが、今度は音楽を一緒にです。ベランダだから「一緒で」「離れて」演奏できるわけです。なんていいアイデア!

イタリア人は、情が深いとか日本人と同じものがあると私は思っていて、だからフィレンツェに1年半、ペルージャに3年いた時も、疎外感のようなものは感じずに生活できました。

大きく違う点は、お上をまるで信じない。上からの指示があったら、それに真っ向対決するくらいの反骨精神のかたまりのような人たちです。それに反して、日本人はなんと従順なことよ。

「右向け右」と言われたら、「どうにかして、左を向いてやろうじゃないか」と考える人たちですから、今回国が呼びかける対策がなかなか進まないというのは当然でした。

しかし、悪化する一方の状況、国の政策の重要性に気付き、外出を避け、ローマでもフィレンツェもヴェネツィアも、イタリアの町はどこもゴーストタウン化している。こういう時に、音楽を通して、みんなで何かをして元気を出そう、頑張って今の状況を乗り越えよう、という姿は、彼らの別な一面を見る思いです。ベランダではためく国旗が美しい。

イタリアの国歌はドラマチックで素敵です。それを演奏する彼らの姿と、ドラマチックな旋律の国歌に何故か涙が出てきます。

イタリアは経済赤字だと言われて久しく、EUから医療費削減を強いられ、医療施設人員と設備の不足。、死者が多いのはそのだめだと言われていて、「病院へ行ったのに見てもらえず、姉が亡くなってしまった」と実情を訴える30代後半~40代の一般男性の動画は、悲痛に満ちて胸がふさがる思いでした。

少なくとも、感染の心配のある人は無料で検査してもらえ、その数を隠さずに伝えていること、当たり前のことのようですが、それが出来ない国もいる。もちろん、この方法がいいのか悪いのか、現状では何とも言えないけれども。

すくなくとも、国民にありのままを知らせる、隠さない、ということは、今の日本の在り様にズバリ突き刺さるもののように私には感じています。



norichetta at 00:43│Comments(0) 前菜 Antipasti | パスタなど Primi piatti

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔