2020年03月22日

Zaeti ザエーティ(とうもろこし粉クッキー)

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ヴェネト州はとうもろこし粉をよく使う地域。
北イタリアはポレンタ(とうもろこし粉を練って作る、”蕎麦がき”のようなぼってりした料理)をよく食べますが、特にヴェネト州は、白いとうもろこし粉という変わり種もあって、またクッキーやケーキなどのスィーツにも利用するほどです。

Zaeti ザエーティというのは、farina gialla(黄色の粉=とうもろこし粉)のgialla(黄色いの意)がなまって、この名になったというヴェネト州郷土クッキー。食べた時、とうもろこし粉の粒々感が素朴です。

ヴェネツィアのお土産屋さんや、島々を回っているとよく見かけます。
ブラノ島へ行った時、魚料理がおいしいレストランで名物料理を色々いただいた後、コーヒーと共にサービスで供されたのもザネッティでした。

その時はお腹が一杯だったので、紙ナプキンに包んで持って帰って来ました。

作り方は下の通り。レーズンはブランデーなどに漬けたものを使ってもOK。


Zaeti(とうもろこし粉入りクッキー)
<Ingredienti 材料>
とうもろこし粉(コーンミール)    75g
小麦粉                  75g
バタ                                              45g
黄身                                              1ケ
砂糖                   45g
レーズン(湯につけてふやかす)  50g
レモン皮                                       半ケ分 
塩                                              少々
牛乳                                              小さじ1
重曹                                               2g


<Preparazione 作り方>
①卵黄と砂糖をよく混ぜ合わせる。
②別なボールに、とうもろこし粉、室温に戻したバタ、塩、すりおろしたレモンの皮、湯で柔らかくしたレーズンを入れて混ぜる。
③②のボールに①を加えて混ぜる。
④小さな器に温めた牛乳を入れ、そこに重曹を加えて混ぜたものを③の生地に入れて、混ぜあわせる。
⑤大さじ1くらいの大きさに丸めて、軽く潰し、オーブンシートを敷いた天板に並べる。
⑥160度に温めておいたオーブンで15分焼く。

粗熱をとってから密封容器に入れる。1週間保存可。

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新型コロナウイルスで死亡した人が世界で最も多くなってしまったイタリアでは、昨日あらたに800人近く亡くなったと、今朝のニュースで聞きました。それに伴って外出の規制をより一層に厳しくし、全土ですべての公園を閉鎖したそうです。

9年前、東日本大震災の数か月後、イタリアへ行ったらいろんな人に声をかけられました。イタリアはそんな風に知らない人からも声をかけられることが確かに多いですが、あの時はそれ以上でした。

道ですれ違う人、市場で買い物をした野菜売りのおばさん、レストランのウエイター、バールで隣り合わせた人などなど。

「あなた日本人?日本の人たちの団結力、大変な状況にも翻弄されない慎み深さに、私たちは本当に感心したのよ。あんなことがここで起こったらどうなることやら....、そりゃ、イタリア人だってなかなか根性ある国民だけれど、でもあなた方のようにはいかないわ。」

まとめるとこんなことを言ってくれました。ずいぶんイタリアのテレビで報道されたのだなぁと実感したものです。

イタリア人は朗らかで明るい、と一般的に云われている国民ですが、確かに知らない外国人の私にも、気軽に声をかけてくれる人がけっこういて、人とのふれあいを大切にしていることは間違いないと思います。

今は外出も規制されている状況。まったくイタリア人らしさが発揮できず、わたしたちが考えるより以上に、窮屈だろうなぁと想像します。

しかし、死者が5000人近くなってきている状態ですから、飽きたとか文句を言っている場合ではありません。

日本も同様。感染者が昨日で1000人を超え、感染拡大防止に向け、気の抜けない状況は続きます。

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先週、そんなイタリアにエールを送りたく、イタリア語の生徒さんの協力を得て、レッスンで撮った写真をFacebookにアップしました。

タイトルは、”Stasera si studia il futuro semplice alla mia lezione!”。
 (イタリア語レッスンで、「単純未来系」を勉強してます!)

イタリアではこの現状を励ますため、バルコニーやSNSなどで、Tutto andrà bene! (きっと何とかなる)というフレーズがスローガンのように使われています。

この「andrà」が未来形。「未来形をイタリア語講座で勉強しました」という体で、実は応援メッセージ、というわけです。

アップしたとたん、色んなイタリア人から、「いいね!」という感想がどっと返ってきました。Facebookは見るだけが多いので、気づきませんでしたが、ものすごい影響力あるものなのだなぁと実感しました。

私が出来る応援はこの程度。

でも、やはり他国からの応援は嬉しい。そのことを良く知っているのは、震災後、世界各国から多くのエールをもらった私たちではないかなぁと思うのです。


norichetta at 14:33│Comments(0) デザート dolci 

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