オーディオにおける「いい音/悪い音」---いい音を求めてその1

あ〜いい音だな〜〜、ずっと聴いていたい!!
逆に、イマイチ、つまらない音、すぐにあきる音。
この違いは何でしょう・・・・?


物事には必ず必ず原因があります。
今回から数回に分け個人的に考える、思っている「良い音のオ−ディオ」の為の基本的条件の一部を実例的にアップしてみたいと思います。

-------------------------------------------------------------------
まず、オーディオのいい音のに関連する要因を大きく分類すると、
1.機械(メカ)的動作(スピーカー等)
2.電気回路
になろうかと思います。

では、と続けたいのですが、折角のいい機会なので、私が日頃心掛けている信念を失礼ながら少々。あくまでも個人的な事ですが、新しいアイディアや発想の原点と思っています。

人様の真似をしない。
「ダメ元」---アイディアは仮想、仮説でもチャレンジ。失敗、ダメで良い。
  実はその事で生ずる副産物に値打ちあり、むしろ本命となるのはその「副産物」。
「引き出し」は空にしておく。

-------------------------------------------------------------------

では今回はメカ編のスピーカーです。
実は当方のデモカーにて7年くらいい前からの装着している方式です。何らかのご参考になれば何よりです。
また、あくまでも個人的な見解としてご了承下さい。目的は有りますが、業界標準的なものでも有りません。
今回は製振、防振などには触れません。
これでまた、「引き出し」が一つ空きそうです。

1.インストールの状態です。
車輪は乗り換えましたが、SPユニット以外装着部品は7年間そのまま使っています。(画像左はDYNAUDIOエソター650、右は現在、DLSのスカンジナビア165)
(画像はクリックでアップ出来ます)
DSCF2750DSCF2362



一見、ウッドボードにユニットを装着している感じですが・・・・、実は色々と仕掛けがあります。

DSCF66952.先ずユニットを外します。
画像でお分かりの様に真鍮のリングプレートにユニットを取り付けています。

ここまでは普通?さほど珍しくも事も有りません。












67193.次にリングプレートを外します。

かなり汚いですが、時の積み重ねです。














67084.次にウッドのボードを外します。

さすが7年使い続けるとさびも発生しますネ。
それも湿気に厳しいドア内部ですから。

画像でお分かりの用に、黒い金属ベースに支柱を立てています。
実は、リングプレートはこの支柱に固定しいてます。

という事は、ウッドボードにはユニットは全く固定していません。
単なる空気漏れ防止の役目です。







DSCF67165.黒い金属ベース部分を拡大してみます。

2枚重ねて固定しています。

何故2枚?
お分かりと思いますが、ドアの鉄板を前後から挟んで固定しています。

このベースは板厚10mmの鉄製です。
何故鉄素材??
その目的は後記します。





6.以上を図にして見ました。

取り付け図

6.この方式のメリットはといいますか目的は、
1.全帯域でのスピード感、エッジが立つ。
2.キレのいい低域。
3.低域の曖昧さが改善され分解度が増す。


簡単に箇条書きすればこれくらいですが、しかし、カーオーディオでこの事を具体化するには相当の努力を要します。
逆に言えば、カーオーディオの音造りの宿命的難題ともいえるのではないでしょうか?

またまた長くなりますので、今回は実践編で次回はその背景、理由を掲載したいと思います。

最後に
「こんなめんどくさい事をする位なら金属の削りだしの一体化で作れば良いのでは?」との声も聴こえてきそうですが・・・
個人的には響きが冷たく、機械的な寂しい〜音色が何とも抵抗があります。ここあたりはお好みで・・・という事で。


今回も誤字・乱文のブログをご覧いただきまして有り難うございます。

代表  坂本 範雄



(一部追加文)--ダイアナ・クラールの最新アルバム--「TURN UP THE QUIET」

注文しておいた表題のアルバムがヤット届きました。
早速聴きました。

2758国内盤は既に発売されているのですが、個人的な拘りがあり「Made in Germany」盤を期待しでドイツに注文したので時間が掛かりました。
ただ、今回は「Made in Germany」の表記は何処にもなくどこで製作されたものか不明で 残念!!
失敗もあります。ロッド・スチュワートの「Another Country」では、日本盤がドイツから送られて来ました。何とドイツ経由で、意味のない拘りでした。

さて、余談はこれくらいで早速聴いてみました。

まだ時間的に十分聴き込んだとは言えませんが第一印象は、
前作の「WALLFLOWER」(2015)はポップスのカヴァー集とすれば、新譜の「TURN UP THE QUIET」はJAZZ&スタンダードという感じで演奏はシンプルながら上質なJAZZ。

ひと通り聴いた印象は、地味でおとなしい?特に強烈なインパクトもなく聴き方によっては普通のアルバム、少々マニアックとも。
2775しかし、そこは只者ではないダイアナ・クラール、
一曲一曲をよく聴けば深い、よく練られた隙のない高い完成度を感じる。
ベースを基調とした録音・音造り、控えめのストリングも心地よい。
最近、「これでもか!!」と音を詰め込んだ音楽が多い中、必要な音(楽器)を質の高い演奏で全体に馴染ませ、Vocalを引き立てる。 ここあたりは”うまい”
その他ノートのメモでは、
■間と空間、程よい空間に溶け込む楽器。
■バックの演奏もばらしい。
■Bassがいい。ただ、全曲同じ演奏家でもないのですが・・・

Bass--個人的に思ったのは、

ひょっとしてウッドベースの生音をそのままマイクで収録したのではと?理由はベース音のタイミング、ノリがいい。正に音楽のベース演じている。
(そもそもウッドベースはアコースティック楽器なのに、最近は殆ど胴体にマイクを取り付けてアンプを介してして演奏するケースが多い。それも小型の箱のアンプ。おそらく電気処理で強引に低域を延ばしているのでしょう。
しかし、やはりそこには無理が有りそうな、本来のウッドベースの音ではないスピーカーの音。胴鳴りの音は出ない、聴こえない。またどうしてもタイミング的に遅れて聴こえる。ただ、演奏家は楽かと、軽く弾いても音量が稼げる。その結果超Hiピッチの演奏も可能になったのかとも?)

個人的な結論

じっくりと時間を掛けて練り、余分なものは削ぎ落とし作り上げた上質、レベルの高い一品。
派手では無いが、ムダのない深い味わいを鑑賞する。
最終的には合う、合わないになろうかとは思いますが、たまにはこの様なアルバムをじっくり聞き込んでみるのもよろしいかと思います。
必ず何か得るものが有るでしょう。


ご参考までに、
今回のアルバムのプロデュースは名プロデューサー「 トミー・リピューマ氏」とのこと。
カーオーディオ的なところでは、数年前のパイオニアカーサウンドコンテストの課題曲、ポール・マッカートニーのアルバム『キス・オン・ザ・ボトム』のプロデュースでもあります。
ただ、残念な事に3月13日ニューヨークで死去されたとのこと、ご冥福をお祈り申し上げます。
「名プロデューサー・ トミー・リピューマ氏」の経歴などは こちら をご覧下さい。


今回も最後まで誤字・乱文のブログをご覧いただきまして有り難うございます。

代表  坂本 範雄



個人的な遊び・・・久し振りにスピーカーシステムに挑戦--その3

不定期な集まりに持ち込むスピーカーに再度挑戦----「その3」です。

この所、お陰さまで少々バタバ、表題のネットワークの追い込みが遅くなりました。
が、とりあえず現時点での結果をアップしたいと思います。
但しまだ最終形では有りません。いや、最終形などない様にも思いますが??

DSCF6675


6dB基本回路 11.6dB/octクロスオーバーデザイン
スピーカーネットワークの製作において、6dBスロープは最もシンプルな回路構成(右図)ながらそれを極めるのはなかなか難しい。
それはツィーターの低い周波数のアバレを抑える事や、Wooferの高域の処理、付帯音などの
鳴きを如何に押さえ込むかでしょう。
現実的にはこれが難題、結果
付帯音やアバレの発生する帯域はカット、鳴らさない様にスロープをきつく掛ける12dB,18dBなどが楽、簡単という事で一般化しているのでしょう。

「 釣りはフナに始まりフナに終わる

究極のスピーカーネットワーク―→「6dBスロープ」

----------------------------------------------------------

6636今回その
6dBスロープ/2WAYに挑戦したのは、何と言ってもその音質。
まだまだ極めたなどとはいえませんが、それでもこの音を聴くと残念ながら今までのスロープには戻れない魅力を個人的には感ています。

但し、ハード的な制約が有ります。
.張ーターに1KHz以下の信号が入れてもアバレない、付帯音などが発生しない事。
Wooferは、5KHz以上のf特はメカニカル的に自然減衰するユニット。当然ながら付帯音など固有の音を発生しない事。

(例えば、電気的には5KHz/12dBでカットしているのに周波数特性を測定すると7〜10KHzが高いレベルで表れるようなユニット。実は結構実在しているのです)

2.その音の魅力
いつもの音確認用のCD他、色々と聴き込んだ感想をノートにメモしたものを箇条書きにして見ます。
_散間、演奏が始まるとその場景が浮かぶ。楽器の周りの空気感が違う。
音楽家が伝えたい気持、メッセージがヒシヒシと伝わって来る。
楽器の定位が曖昧でなく正確に位置し、輪郭/フォーカスが明解。
2擦陵庄い奥に伸びる。
ぢ召離好蹇璽廚任魯棔舛箸世襪な薫狼い龍覆一転、一気に緊張感が出る。
サ曚すまれそうな”間”の静寂感。
Σ擦痢奮擺錣痢鳳影、周囲のかげまでもが感じ取れる。(難しい表現ですが)
Д棔璽ルがはつらつと歌う。

次にアルバム別での感想を少し。

Mils KoB■ Miles Davis/Kind of Blue
僅かなノイズと同時にベース音が聞こえた瞬間から、ただならぬ
空気感と緊張感、気配が漂う。グィッとその世界に引き込まれる。







内田光子
内田光子、クリーヴランド管弦楽団/モーツァルトピアノ協奏曲第20番、第27番 
あえてこのCDを取り上げたのは、数年前のパイオニアカーサウンドコンテストの課題曲で、評論家先生の聴き所の解説が当時は何とも難解で理解出来ないというか、それをオーディオ的にどの様に反映するのか?正直分からなかった記憶が・・・
所が今回「
なるほど、こういう事だったのか・・・」と何となく理解できるような。
それは、譜面の音符を一音一音丁寧に気持を込めて演奏する。「私の表現したいモーツァルトはこうなんです」と指先に、全身に全神経を集中して演奏する内田さんがイメージがうかび、
意気込みが感じられたことです
ただ、
「ニ短調」の意味とか、「ニ短調」を選んだのか?できればスコア(楽譜)まではハードルがチョト高くも有りますが・・・
ちなみに
評論家先生の聴き所の解説は 「第15回カーサウンドコンテスト/課題CD」 をご覧下さい。(パイオニア螢曄璽爛據璽犬茲蝓

Bill EVNS WfD■ビルエバンス(Bill Evans )トリオ/Waltz For Debby
失礼ながら、どちら様かのNETより引用です。
「スコット・ラファロ(b)、ポール・ モチアン(ds)との 伝説のトリオで録音した「リバーサイド四部作」の一枚で、1961 年6 月25 日に行われた 「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライヴを収めたジャズ史に燦然と輝く超名盤!」

確かに誰しもが認める超名盤!!なのですが・・・・
しかし、残念ながら個人的には今までそこまでの名盤とも思えななかったのが正直な所です。
所が今回の6dBX/Oでのこの名盤は「なるほど確かに名盤だ、ライブの情景やB.エバンスの繊細な音、音楽表現、他のプレーヤーとの掛け合いや個々の演奏も素晴らしい」等など、改めての発見が有りました。
---------------------------------------------------------------------------
そんな事で、今まで散々聴き込んだり飽きたCDも再度聴き直し、そこには新たな発見が、「こんなにいいアルバムだったのか・・・」等楽しいひと時が過ごせそうです。

3.ここでご注意点も、
上記「その音の魅力」に書きましたように、6dBスロープネットワークの特徴、メリットは決して物理特性的な要素を改善する方法では有りません。
あくまでもオーディオで音楽を楽しむ手段としてのアプローチです。
ハード的な条件が有りますがご興味の有る方はぜひお試し下さい。
ただ、カーオーディオの場合、ツィーターの特性と、マルチシステムの場合の検証はまだ出来ていません。今回ご紹介しましたような音楽表現、再生メリットがあるかは分かりません。

4.では、最後に現時点での回路図と定数です。
6dB Lo-PassLo-Pass(右図)

■コイルL1:0.3mH/14G以上
コンデンサーC1:4.7μF/箔巻きタイプ。いわゆるフイルム系の蒸着タイプではなく金属箔を巻いた構造のものです。但し4.7μFまでしか業界には有りません。
注意点--ダイナミックレンジの取れないものも有ります。十分に吟味することが重要です。
コンデンサーC2:15μF(但し、再度追い込む予定です
抵抗R1:20オーム/10W以上/無誘導
この回路(C1,2/R1)の目的は、ウーハー音の雑味を抑えて馴染ませる事に有ります。料理で言えば良質素材であれ、やや荒れた味に隠し味を加えてまろやかに仕上げるようなイメージでしょうか?

6dB XO
Hi-Pass(左図)
コンデンサーC4:3.9μF(良質なものをお勧めします)
コンデンサーC6:0.22μF(箔巻き)
抵抗R1:2オーム/無誘導(ATT用なので可変要す)
抵抗R2:39オーム/無誘導/5W以上



気が付けばまたまた今回も長くなりました。

最後まで誤字・乱文のブログをご覧いただきまして大変有り難うございます。

代表  坂本 範雄



記事検索
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
livedoor × FLO:Q
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ