個人的な遊び・・・久し振りにスピーカーシステムに挑戦--その3

不定期な集まりに持ち込むスピーカーに再度挑戦----「その3」です。

この所、お陰さまで少々バタバ、表題のネットワークの追い込みが遅くなりました。
が、とりあえず現時点での結果をアップしたいと思います。
但しまだ最終形では有りません。いや、最終形などない様にも思いますが??

DSCF6675


6dB基本回路 11.6dB/octクロスオーバーデザイン
スピーカーネットワークの製作において、6dBスロープは最もシンプルな回路構成(右図)ながらそれを極めるのはなかなか難しい。
それはツィーターの低い周波数のアバレを抑える事や、Wooferの高域の処理、付帯音などの
鳴きを如何に押さえ込むかでしょう。
現実的にはこれが難題、結果
付帯音やアバレの発生する帯域はカット、鳴らさない様にスロープをきつく掛ける12dB,18dBなどが楽、簡単という事で一般化しているのでしょう。

「 釣りはフナに始まりフナに終わる

究極のスピーカーネットワーク―→「6dBスロープ」

----------------------------------------------------------

6636今回その
6dBスロープ/2WAYに挑戦したのは、何と言ってもその音質。
まだまだ極めたなどとはいえませんが、それでもこの音を聴くと残念ながら今までのスロープには戻れない魅力を個人的には感ています。

但し、ハード的な制約が有ります。
.張ーターに1KHz以下の信号が入れてもアバレない、付帯音などが発生しない事。
Wooferは、5KHz以上のf特はメカニカル的に自然減衰するユニット。当然ながら付帯音など固有の音を発生しない事。

(例えば、電気的には5KHz/12dBでカットしているのに周波数特性を測定すると7〜10KHzが高いレベルで表れるようなユニット。実は結構実在しているのです)

2.その音の魅力
いつもの音確認用のCD他、色々と聴き込んだ感想をノートにメモしたものを箇条書きにして見ます。
_散間、演奏が始まるとその場景が浮かぶ。楽器の周りの空気感が違う。
音楽家が伝えたい気持、メッセージがヒシヒシと伝わって来る。
楽器の定位が曖昧でなく正確に位置し、輪郭/フォーカスが明解。
2擦陵庄い奥に伸びる。
ぢ召離好蹇璽廚任魯棔舛箸世襪な薫狼い龍覆一転、一気に緊張感が出る。
サ曚すまれそうな”間”の静寂感。
Σ擦痢奮擺錣痢鳳影、周囲のかげまでもが感じ取れる。(難しい表現ですが)
Д棔璽ルがはつらつと歌う。

次にアルバム別での感想を少し。

Mils KoB■ Miles Davis/Kind of Blue
僅かなノイズと同時にベース音が聞こえた瞬間から、ただならぬ
空気感と緊張感、気配が漂う。グィッとその世界に引き込まれる。







内田光子
内田光子、クリーヴランド管弦楽団/モーツァルトピアノ協奏曲第20番、第27番 
あえてこのCDを取り上げたのは、数年前のパイオニアカーサウンドコンテストの課題曲で、評論家先生の聴き所の解説が当時は何とも難題で理解出来ないというか、それをオーディオ的にどの様に反映するのか?正直分からなかった記憶が・・・
所が今回「
なるほど、こおいう事だったのか・・・」と何となく理解できるような。
それは、譜面の音符を一音一音丁寧に気持を込めて演奏する。「私の表現したいモーツァルトはこうなんです」と指先に、全身に全神経を集中して演奏する内田さんがイメージでき、
意気込みが感じられたことです
ただ、
「ニ短調」の意味とか、「ニ短調」を選んだのか?できればスコア(楽譜)まではハードルがチョト高くも有りますが・・・
ちなみに
評論家先生の聴き所の解説は 「第15回カーサウンドコンテスト/課題CD」 をご覧下さい。(パイオニア螢曄璽爛據璽犬茲蝓

Bill EVNS WfD■ビルエバンス(Bill Evans )トリオ/Waltz For Debby
失礼ながら、何処かのNETよりの引用です。
「スコット・ラファロ(b)、ポール・ モチアン(ds)との 伝説のトリオで録音した「リバーサイド四部作」の一枚で、1961 年6 月25 日に行われた 「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライヴを収めたジャズ史に燦然と輝く超名盤!」

確かに誰しもが認める超名盤!!なのですが・・・・
しかし、残念ながら個人的には今までそこまでの名盤とも思えななかったのが正直な所です。
所が今回の6dBX/Oでのこの名盤は「なるほど確かに名盤だ、ライブの情景やB.エバンスの繊細な音、音楽表現、他のプレーヤーとの掛け合いや個々の演奏も素晴らしい」等など、改めての発見が有りました。
---------------------------------------------------------------------------
そんな事で、今まで散々聴き込んだり飽きたCDも再度聴き直し、そこには新たな発見が、「こんなにいいアルバムだったのか・・・」等楽しいひと時が過ごせそうです。

3.ここでご注意点も、
上記「その音の魅力」に書きましたように、6dBスロープネットワークの特徴、メリットは決して物理特性的な要素を改善する方法では有りません。
あくまでもオーディオで音楽を楽しむ手段としてのアプローチです。
ハード的な条件が有りますがご興味の有る方はぜひお試し下さい。
ただ、カーオーディオの場合、ツィーターの特性と、マルチシステムの場合の検証はまだ出来ていません。今回ご紹介しましたような音楽表現、再生メリットがあるかは分かりません。

4.では、最後に現時点での回路図と定数です。
6dB Lo-PassLo-Pass(右図)

■コイルL1:0.3mH/14G以上
コンデンサーC1:4.7μF/箔巻きタイプ。いわゆるフイルム系の蒸着タイプではなく金属箔を巻いた構造のものです。但し4.7μFまでしか業界には有りません。
注意点--ダイナミックレンジの取れないものも有ります。十分に吟味することが重要です。
コンデンサーC2:15μF(但し、再度追い込む予定です
抵抗R1:20オーム/10W以上/無誘導
この回路(C1,2/R1)の目的は、ウーハー音の雑味を抑えて馴染ませる事に有ります。料理で言えば良質素材であれ、やや荒れた味に隠し味を加えてまろやかに仕上げるようなイメージでしょうか?

6dB XO
Hi-Pass(左図)
コンデンサーC4:3.9μF(良質なものをお勧めします)
コンデンサーC6:0.22μF(箔巻き)
抵抗R1:2オーム/無誘導(ATT用なので可変要す)
抵抗R2:39オーム/無誘導/5W以上



気が付けばまたまた今回も長くなりました。

最後まで誤字・乱文のブログをご覧いただきまして大変有り難うございます。

代表  坂本 範雄



予定外飛入り---N-SKILL電源ケーブル実装ご感想Blogのご紹介

「個人的な遊び・・・久し振りにスピーカーシステムに挑戦--その3」
の予定でしたが、

フレッシュなうちにアップしたいことが・・・・
実は、
ShopさんのBlogで、N-SKILL電源ケーブル引き直し(交換)のご感想をアップされていましたので、ご紹介させて頂きます。

そのShopさんは、出雲市の Jclub さんです。
ご感想のBlogは こちら です。

有り難うございます。引き続きのご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

決して「いい評価でうまく書いてネ」、
などと根回ししたわけでは有りません。
念のため・・・

-----------------------------------------------------------------
さて、折角ですので、久々に「N-SKILL カーオーディオ専用パワーケーブル」のご紹介を少々。

N-SKILL ロゴ


Model:NM-400  4AWG/赤/黒(白)
¥8,800/m/税別
BNM-400

Model:NM-800  8AWG/赤/黒(白)
¥4,800/m/税別
NM-800 75%
詳細・カタログは こちら をご覧下さい。

ケーブル関連の当Blogもどうぞ。下記です。

         2015/3/23--オーディオケーブルの方向性---直流の場合 その1
       2015/3/31--オーディオケーブルの方向性---直流の場合 その2 
       2015/5/27--電源ケーブルの方向性 -- ひとまずの結論として「まとめ」 
       2015/6/25--しばらく休みます。その前に・・・・
       2016/5/18 --「念願がかないそう---電源ケーブル」・・・その1
       2016/7/03 --「念願がかないそう---電源ケーブル」その3・・・「かないました」
       2016/7/17---カーオーディオの電源ケーブル-----結果的に言える事は!!
                

ここで、改めて重要なお約束事を今一度!!


≪絶対条件≫
 ご提唱の方向性管理配線を行う場合、 「全てのケーブルを同じルールで配線する」 が必須です。
(同じルール----プラス/マイナス共に同じ方向性で配線する。詳細は こちら をご覧下さい)
即ち、ヘッドもプロセッサーもアンプも、全て同じルールで配線していただくというう事です。
 例えば「アンプだけプラス/マイナス同一方向配線」、プロセッサーは従来通りでは ”ダメ”という事です。  

むしろやらない方がいいです。
 互いにケンカし、主張しあって良い所を打ち消します。
結果、メリットは無くなります。
システム全体で統一する事で初めて最大効果が得られます。

-----------------------------------------------------------------

今回は、Jclub 様での評価をご紹介させていただきましたが、今まで他にも沢山の感想、感動をお寄せいただいております。
特に今回の様に電源周りの引きなおし(交換)の場合のその変化は劇的で、予想、想像以上と
驚きの声を頂いております。
ありがたい、嬉しい限りです。
かんしゃ・感謝です!!


今回も誤字・乱文のブログを最後までご覧いただきまして大変有り難うございます。

代表  坂本 範雄


個人的な遊び・・・久し振りにスピーカーシステムに挑戦--その2

個人的な遊び。不定期な集まりに持ち込むスピーカーに再度挑戦----その2です。

結果的に「その-1」のウーハーはあきらめる事に、本命もNGで、さて何にするか?
個人的にはスピーカー大好き人間で「何となくいい感じで」ついつい購入・・・、いつの間にかSPユニット
コレクター? 実は外れもこれまた沢山。反省!!
しかし、オーディオの世界とはこの無駄、ついでにムダ金の積み重ねが血となり肉となり肥やしとなり、これが本番に生かされると・・・自己に納得。でまた買い込んでしまう。ヤバイ。


6616前置きが長くなりましたが、その中から選んだのが何年も前に購入したドイツのメーカー「L.P.G」の6.5インチ ペーパーコーンウーハー。(NETで調べると現在は単品ユニットの販売は行っていない様子)

ツィーターは
Scan Speakの D2608/913000。
SCN D2608







エンクロージャーもユニットにあわせて変更。作り置きが有ったのでそれを使用。

ネットワークデザイン
先ずは、最近の当方のお決まりのスロープ、Lo-Passが6dB、Hi-Passは18dB。
但し、
Lo-Passは収まりの良い定数の抵抗とコンデンサーを挿入するので実際は若干12dB寄りとなります。

Lo-Pass
6dB-Lo XO
回路図的には左図の様に12dB/octとも見えますが、R1の抵抗値は数十オーム単位が殆どで12dBというより6dBに近いスロープとなります。
C1,C2,C3とR1の定数はユニットの素性により変わります。可能な限りシンプルにしたい所では有りますが・・・
当方にの場合、この抵抗とコンデンサーの定数を探るのがネットワークデザインの要の一つ。ただ、この手法は個人的な価値感なのでこれが正論とか申しません。

12dB-Lo XOでは個人的に何故12dB(
右図)を使わないのか?理由は有ります。
理由-1 先ず、コイルとコンデンサーの共振により、クロス周波数付近にピークが生じることがある。余談ですが、このピークをうまく逆利用し良く売れたスピーカーも有りましたが・・・
理由-2 個人的に一番の理由はこちらです。何と言っても音数が少なくなる。物理的に聴けば嫌な音を吸い取るので聴き易いとも言えます。しかし個人的に我慢が出来ないのは音楽の大事なエキス、生命感も吸い取られてしまう事です。

Hi-Pass
18dB-TW XO左図、18dBスロープですが、基本的には12dB+6dBなのでやはりC4とL2による共振回路でクロス付近でピークが発生します。
メーカー製のネットワークで
良く見かけるのは、プラスとマイナス間にATTを兼ねて抵抗を入れたものが殆どです。確かにこの方法でもピークは抑えらます。(Qを下げる)
しかし、個人的にはやはりLo-Pass同様、音楽の大事なところが逃げていきます。
よって、当方の場合、抵抗R2の挿入でピークを抑えています。(1〜1.5オーム位)
C6とR4は一般的にはインピーダンス補正的に認識されていますが、それとは異なります。
C6は0.1〜0.3μF程度、R4は数十オームです。普通に考えると「何の意味があるの??」となりますが、実はTWの微妙な音色、アバレをコントロールします。落ち着いた穏やかなTWの音色とでもいいましょうか・・・

一般的インピーダンス補正回路(市販品も含めて)
コンデンサーCに数μF、抵抗Rに数オームが一般的と思いますが、個人的には NO です。
確かに嫌な音、汚い音が押さえ込まれる傾向は有るでしょうが、肝心な音楽成分も吸い取られるところです。
結局の所、これらで共通して言える事は・・・

物理的特性優先、物理的な音を聴きくか、
物理的には若干の未完成で有っても、音楽の真髄を守り失われない音を聴くか、


になろうかと思います。
平たく言えば、
「音を聴くか、音楽を聴くか」 
でしょう。しかし、このことの正解は有りません。何故ならば何れも 「オーディオ」 の世界、楽しみ方と思います。

6dBスロープ Hi-Pass
またまた、本題からそれましたが、現時点での最終ネットワークはHi-Passを6dBスロープに。これが何と予想以上の魅力有る音楽空間に、すっかりはまってしまいました。

6dB XO回路図です。シンプルそのもの。
R1はATT用です。C6とR2は上記をご参考に、まだ追い込みが不十分なので時間を掛けての微調整となりそうです。
Lo-Passは上図のCは2個に、箔巻きタイプ プラスを調整中。(箔まきは4.7μFが上限の為)



という所でまたまた長くなりましたので「その-2」はこの辺で。次回はその音の特徴・魅力、回路の定数などをアップしたいと思います。

6636DSCF6639
















今回も長文、誤字・脱字・乱文のブログを最後までご覧いただきまして大変有り難うございます。


代表  坂本 範雄



記事検索
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
livedoor × FLO:Q
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ