【療育論】主婦の悩みを解決してはならない!

さて、保護者の会のためにデイをつくったが誰も通ってくれなかった話のつづき。

あんなにアイムのデイに子供を通わせたいといっていた人たちが誰もこなかった。その原因はアイムにある。ここでうちは主婦の悩みを文字通り解決するという愚行をここで犯してしまったのだ。実は彼女たちは「デイを誘致する」を掲げてお茶会がしたかっただけなのである。欲しかったのは課題の解決ではなく「やってる感」だ。

彼女たちの誤算はアイムは仕事が早すぎて、わずか二ヶ月後にデイが本当に開いてしまったこと。そこで彼女たちがお茶会をする大義名分がなくなってしまったのだ。そのため、ボスママがヘソを曲げて「私たちが思っていたデイとは違う」といってこなかったのだ。そのボスママは都会から引っ越してきて都会風をふかしていたので、下についていた地方ママたちは彼女の顔色を伺ってうちにこなかった。

地元ママは律儀に一人づつ申し訳なさそうにうちに言い訳をいいにきたのだが、「この人たちはママ友の都合を自分の子どものニーズより優先させるんだ」と私は驚いた。でも別に彼女たちが特別に悪いわけでもなく、主婦の世界ではそういうものなのだろう。いずれにせよ、それ以降いろんな保護者から同様の相談がくるが、「保護者は嘘つきだから信じていません」といっている(当然面食らった顔をされる)。

そう考えるとモーツアルトを創るきっかけとなった青山さんって特別に偉いなと思う。アイムにデイを創ってほしいといってきて、自らスタッフになり、物件からスタッフと利用者、さらにはグランドピアノまで揃えてくれたのだ。彼女を含む行動力のあるうちの主婦スタッフにはいつも感謝している。
m(_ _)m

【療育論】子供より世間体が大事!?

「子のためなら自分の命も覚悟している」という親は多いのだが、実際にみていると子供より自分の「世間体」を優先させている言動が多く見受けられる。面談していて母親に「子供のためにそこは権利を主張(学校で)したらどうですか?」というと、「先生(福祉担当者)からいやな親だとみられたくないので」という答えが度々かえってくる。

考えてみてほしい。別に先生から嫌なお母さんとみられたところで、損するようなこともそんなにないのだが……(あとPTA参加しなくてもたいして困ることはない)。「子供が学校に人質にとられているから強くいえない」ともっともらしいことをいう保護者もいるが、逆である。そういう親に限って自分の世間体を守るために子供を差し出しているのである。

これは驚くべき実話なのだが、今のタイミングで書いてもいいだろう。実は以前に地方の保護者団体から「放課後デイがなくて困っているから、誘致するための保護者会をつくった」といわれた。メンバー揃って「アイムがデイをつくってくれたら、みんなで必ず通います」と懇願された。そこでうちは1000万円近く使ってデイをつくった。

ところが蓋をあけてみると、この保護者団体の誰一人うちのデイに通わなかった(現在に至るまで)のである。え、なぜ??と驚くかもしれないが、実は我々はやってはならないことをしてしまったのだ。一体何が原因だったのか読者の方で考えてみてほしい。

答えは明日につづく!




【療育論】主婦は言うほど困っていない

主婦と話していると子供の問題とかで「困っています」とかいって泣く方保護者も珍しくない。でも話の内容を聞いていると「それ本当に困っているのかな? というか本当に困るに値する内容なのかな?」と疑問に思うことがある。その証拠に困っているというわりには、それに見合った行動をとっている保護者が少ないからだ。本当に困っているのであれば私の講演会に話を聞きにくればいいし、先輩ママと知りあうためにうちのイベントにくればよい。

特にそう感じるのが「自分の子供のために福祉施設を経営したい」という相談。日本全国から同様の問い合わせや相談がくるのだが、言っているわりに行動していないのである。
「こっちの地域で本当に困っていて……保護者で集まって話しています」
「そんなに困っているなら1家族100万円もちよって10家族集まれば、1000万円で自分たちの福祉施設つくれますよ」
「仲間で話し合いましたが100万円づつはちょっと無理でした。アイムさんに(地方に)きていただけないですかね」
「じゃ、せめて交通費で15万円集めてくれたら説明会に話にいきます」
「わかりました! すぐにそうします」
といって、実際に15万円を持ってきた保護者グループはいない。1万円を15人が出せば集まる額だ。その人たちの「困っている」は1万円にも見合わないのである。もう一度いうが、主婦は口で言うほど困っていない!

こんな調子では、相談にのっているこっちも無駄に時間とエネルギーを削がれてしまう。よって今後はこの類の相談には、お金をもらわないと一切動かないことにした。話を聞くだけでコンサル料をもらっていく意向である。人間、本当に困っていれば、それが死活問題であれば、ちゃんと行動を起こしているものである。人を動かす前に、まず自分が動こう、である。それすら面倒臭いならせめてお金をもってきて! 同情ほしいなら金をくれー!である(笑)。

【療育論】主婦の「でも」はもう聞いてやらない!

ここ数日の投稿をみて「のりさん主婦に怒ってるな〜」と笑っている読者もいると思うが、これには理由がある。アイムを始めた当初は「療育をやらない」に対して「でも、でも、でも」と毎回議論をふっかけてくる保護者が大勢いた。しかし最近では私の本や取材記事を読んでくる保護者、口コミでくる保護者が増えたため、保護者と療育に関して議論することもなくなった。

で、ここにきて次の新しい議論がでてきた。それは「就労支援の在り方」である。これはアイムに通っている保護者にとっても新しいテーマであり、支援学校や就労支援のいう「常識」に染まっているためやっかいである。で、ある保護者から「でもアイムの提唱する就労支援は現実的でない」といわれてかなり驚いた。

ここでハッキリと書いておくが、私はそこらへんの保護者よりも福祉の現場(施設)を多くみているし、より多くの福祉従事者と情報交換をしており、たくさんの実業の経営者とも話し合って市場を調べている。そしてあなたより多くの利用者(発達障害)のケースをみており、精神科医やケースワーカーとも話している。文字通り365日24時間、常に「現実的な就労支援とは何か」を考えている。

別に私が常に正しいと思ってはいないし、間違うこともある。でも私に向かって「でも」を投げつける相手がどれだけの情報収取をしていて、どれだけ現場の裏をとっているのか疑問である。私より現実的な代案、方法論を持っているのであれば反対論でも歓迎だ。でもただの感情論の「でも」であればそんなものは聞きたくないです、とここでハッキリといっておく。

この辛口はフォローもなくさらにつづく

【療育論】主婦はまず自分の価値観を疑ってみよう

学校や福祉関係者と話をしている時に、私が「お母さんたち療育、療育っていいますけど、一番の問題は子供じゃなくてお母さん自身じゃないですか」というと、大抵みんなうつむいてニヤニヤしている。「佐藤さん、我々が言いにくいことをハッキリおっしゃいますね〜」と。

では主婦の何が問題か? それは主婦が自分の狭い価値観を捨てられないことである。まず最初に「ふつうの子供」という価値観を捨てられないから療育に走る(実際は逃げている)。次に就労支援の問題になると「ふつうの仕事」にこだわるあまり、自分の子供の特性を無視した就労支援を目指す。その結果、子供が大人になってお母さんを殴って精神病院に入院。誰が本当に悪いかはもう一度考えた方がいいだろう。

ビジネスの最前線にいない主婦が知っている仕事の常識は「昭和時代」である。なぜなら自分が知っている仕事の常識が自分のお父さん(子供からみると祖父)の常識だからである。以前に支援学級にお母さんたちが集まって「障害をもっている子供に終身雇用があるべきだ」と熱を込めて語っていた。横で話を聞いていて「この人たちは大丈夫か? 今の時代、あんたの旦那の仕事すら終身雇用が保証されていないのに……」と驚く。

この調子だから当然ITの重要性もわかっておらず、「PCを使うと子供がバカになる」と真顔で主張する主婦がいる。あんたみたいなのがいるから、私のような経営者が苦労するんだよ!と強く思う。従業員を雇う側からすると、福祉関係者のITオンチは華々しく、業務が確実に滞る。PCを使うと使わないで、どっちが本当にバカになるのか再考してはいかがだろうか? 別に人は色々だから、物事を知らない主婦がいてもそれでいい。でも、自分の狭い物差しで子供から可能性を奪うのはやめて頂きたい。ハッキリいって、無知は罪である。



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