ノリブロ - Norismの天才ブログ (佐藤典雅)

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推薦図書「アメリカン・ドリームの軌跡」

4901234137友達から絶対におもしろいから読んでと勧められた一冊。アメリカの実業家25人のエピソードを扱っているがゆえに『アメリカン・ドリームの軌跡』(H.W.フランズ)というタイトルになっている。この本の特徴は各実業家の物語が非常に簡潔に分かりやすく無駄なくたんたんと語られている。著者の余計な批評や回りくどい説明が一切ない。そういった意味においてはドライだ。しかし文章そのものはものすごく洗練されており創意に富んでおり、ぐっと惹きつけられるものがある。ちょっとアメリカ人っぽい言い回しが多く出てくるが、ハッとさせられるような本質を突いたおもしろい表現の文章がちりばめられている。よくそことここのポイントをサラリと繋げたなと感心させられる。エッセイとしてもかなり模範的な文章力である。

この本に登場する25人も石油と鉄道の産業革命から始まり現代のエンターテインメントビジネスにいたるまで、一つの歴史の流れが分かるように構成されている。鉄道のアンドリュー・カーネギーから金融の歴史であるJ.P.モルガン、石油王のロックフェラーから車のヘンリーフォードまで出てくる。各人の行った産業革命が次の人の産業革命へと影響を与えた様子が分かる。この本を読んで重工業が主だった時代に金融業が果たした役割もとてもよく分かった。そしてこれらの基本的な産業が整うとマクドナルドのレイ・クロック、夢産業のウォルト・ディズニー、メディア(CNN)のテッド・ターナーやらNikeのフィル・ナイトが現れる。もちろん最後はITのビル・ゲイツも出てくる。

の本だけでアメリカの歴史そのもの、産業の歴史、各人の歴史も分かるとても貴重な一冊だといえる。かなり膨大な量の資料をリサーチしただろうと思われるがよくここまでまとめあげたと思う。現在、産業そのものが目指すべき方向性を見失い、個人レベルでもキャリアの低迷が続いている。そん中、この本は多くの新しい世代の心に火をつけるものとなるだろう。

文化服装学院のファッションショー

サキちゃんが文化服装学院BFGUファッションショーにモデルとして出るというので興味本位で見に行った。アパレル業界にいながら文化服装学院なるものを知らなかった(本当に分かってないね…(笑))。卒業生によるファッションショーだったので、素人ものだろう…とあまり期待していなかったのだが…その中で一人際立つセンスの持ち主がいた!!! 最後から二番目に登場。パイプを沢山使ったスタイルでブレードランナーを彷彿させるようなSFチックなダークな雰囲気を醸し出していた。すぐに床に落ちていたプログラムを広い名前を確認。あった、「加藤淳之介」。というわけで家に戻りさっそく彼にFB友達申請を出したのはいうまでもない。(笑)

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横沢ローラのCDデビュー!

ヤフー時代(もう7年前!)からずっと横沢ローラは音楽活動をしたいといっていた。そして遂に念願のデビューが決まったと彼女から連絡がきた。実はローラに関しては深い思いでがある。ヤフーに入社する前は10年前以上の話であり、ブログというものが世の中に存在しなかった頃。もちろんフェースブックみたいなSNSもなかった時代で、個人の発信はホームページであった。みんなヤフーの無料のGeocitiesを使っていた。私もこの頃からHPを作っていた(今あるNorismは当時からデザインフォーマットを大きく変えていない!)。そうしたら、ヤフー側からGeocities推奨のサイトになったという連絡がきた。なんかそれがちょっぴりうれしかった。

その後、ヤフーに入社したのだが、まだ全く知らない社内を歩き回っていたらローラが、「あなたがね!」と声をかけてくれた。彼女が当時のGeocitiesの担当者で私のサイトを認定してくれた当人で、私のことを覚えていてくれたのだ(なぜサイトの私と入社した私がローラの中で結びついたのか覚えていないが…)。この時にヤフーの一ユーザーだった自分が、ヤフーの社員の側になったという事を実感し、ちょっと感慨深いものがあった。そんなわけでローラのことはよく覚えている。

で、そんな彼女の全体的にはジャジーな大人サウンドな作品だ。彼女の作品の中で私の一押しを二曲。

くもとチェロ弾き-少し張り詰めた音の雰囲気と歌詞がとっても良い。
http://soundcloud.com/laurayokozawa/spider-and-cellist

チキータ姫のご乱心-ローラらしさが出ているメルヘンでキュートな曲。
http://soundcloud.com/laurayokozawa/chiquita-la-mosquita

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今シーズンのドラマは「聖なる怪物」

1月半ばから始まった後発組のドラマの評価…。

「ダーティー・ママ」 子ズレのシングルマザーが警察官。コンセプトはいいがちょっと軽すぎてベタすぎる。もう少しシリアスなタッチを入れてはいかがだろうか?

「数学女子学園」 どーでもいい内容なのだがティーンズ向けのマーケティング的には正しいコンセプト(笑)。女子学園の中になぜか草食系の男子が一人紛れ込む。キャストにモーニング娘が多いのでAKBに対抗してであろう…。

「最後の人生の送り方」 おくりびとを連想させる葬儀屋さんのドラマ。もうちょっと感情の深いところを追求してほしいところだ。題材のわりに密度が軽すぎる。

「最後から二番目の恋」「恋愛ニート」 両方ともアラフォーより上をターゲットにしていると思われる。テレビの視聴者が高齢化しているのか、高年齢の恋愛ネタ。同時に一世代前に一世風靡した豪華な女優のラインアップ。という要因もあり、これに出演すると「あ〜この女優も古くなっちゃったな…」と思われて仕方ない残念な雰囲気がでている。

「13歳のハローワーク」 目の付け所はよかったが、もっと子供をメインにすえたファミリー・コメディの方が売れたかも。題材が題材なのでもっと意外性がほしかった。

「ラッキーセブン」 探偵チームの話。キャストも申し分ないのだが、キャラ立ちを狙いすぎて演出・脚本・編集がまどろっこしい。全体的に間延びしていて、事件に入り込む前に飽きてしまうのは私だけか?

「聖なる怪物たち」
今シーズン一番おもしろいのがこれ! 脚本も演出もキャストもバッチリ! 中谷美紀が味のあるいい女優になったなと思う。垣間見せるミステリアスなちょっと怖い表情がなんともいえずいい雰囲気を醸し出している。これは絶対にお勧め。

ちなみに今、「まるものおきて」を見ているのだが、これはなかなかいいドラマだ。ファミリーみんなで見て笑えて涙アリのオールラウンドなドラマ。しかも犬がしゃべるという設定がいい。鈴木おさむの題材のような暖かい愛があるドラマだ。

前半のドラマの評価はこちら:
http://blog.livedoor.jp/norism_blog/archives/1695119.html

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ドラえもんの最終回問題?



えー!?原作者の者!?と思わせるほど不二子藤夫の絵に近い。もともとは同人誌で出回ったものだが1万5千部以上売れた。この著者は小学館から著作権侵害で摘発されている。が、ネットでの評価ではかなり良い作品なのでそれはそれでいいではないかとの声も強い。さて、あなたはどっち?

ちなみにここのサイトにドラえもんの歴史が書かれてあった。かなり興味深い。というか、かなり驚異的いスゴイ国民マンガだったのだと思った。尚、不二子F.藤夫本人はドラえもんの新しい原稿を描きながら鉛筆を握ったまま机の上で伏して亡くなったとのこと。
http://blogs.yahoo.co.jp/savior06gt/33412387.html

猫なんてキライだニャン!(笑)

一体これをつくった奴は何を考えていたんだ!?といった感じのネタ。映画の予告編を勝手にジャックして全部ネコの顔をかぶせてしまう。単純なアイディアなのだがなかなか笑える。特にネコが落ちながらニュア〜ンと鳴くところや、バットマンカーが走る時に鈴がなっているのは思わず吹いた。今のところこのシリーズは三本あるが今後も新作に期待したいにゃん。







 

推薦図書「スティーブ・ジョブス」

topic-111024_dt_6ちょっと遅くなったが書店を賑わした『スティーブ・ジョブズ 上下』の本の感想。書店の棚を今でもダーン!と占めているので売れているのかもしれないが、正直、電子機器(特にマックとiPod)をあまり知らない人にとってはよく分からない内容だと思う。というか、それらの商品をリアルタイムで使ってきたユーザーじゃないと、本に出てくる製品の持つ歴史的インパクトを理解しようがない。だからスティーブ・ジョブズの話題についていこうと思って一般読者にはどれくらい分かるか疑問である。強いていえば商品に対するこだわりと交渉力がすごかったんだろうということぐらいしか伝わらないと思われる。しかし別にこれは本が悪いのではなく、もともとマックというコンピューターが特殊な市場を相手にしてきたカルト・ブランドだからだ。

本の内容自体に関していうと、ちょっと長すぎると思った。関係者の発言が結構多くでてくるのだが、どちらかというとまどろっこしいという印象を受けた。それってあまり内容に寄与していないぞ…みたいな。もしスティーブ・ジョブズの形跡をもっと簡潔に知りたいのであれば『iCon 偶像復活』の方がお勧めである。元「マックワールド」の編集者らしく文章に無駄がない。こちらがプロの文章であるとすれば、今回の本はプライベートで親しい友人が記した本といったニュアンスが強い。その分、1冊目の前半のジョブズの若い頃の放浪期間と2冊目の後半のプライベート生活側面を扱っているところは興味深い。

416TTXSJ9SL特にジョブズの生涯の初期の大学中退からインドでの修行、その後の人生の価値観に大きな影響を与えた「禅」の考え方は非常に興味深い。読んでいると、人生とはどう転ぶか分からないので、今だけを見て判断してはいけないとつくづく感じた。ただし今目の前にあることに全力を尽くして打ち込むことは大切である。例えそれが仕事であろうが遊びであろうが放浪であろうが、である。

アップルからはずっと年俸1ドルだけ受け取り、ストック・オプションも要求するも行使はしなかった。しかしジェット機だけはプレゼントしてくれといい、その飛行機のインテリアのボタン一つまでこだわって変えさせているところは彼らしい(ドアの開け閉めのボタンは二ついらないから一つにしろという要求)。また、ビル・ゲイツがジョブズの家に来て、億万長者のような屋敷ではなかったので「これで家の全部?」と聞いたというエピソードは面白い。ここにジョブズより市場を制覇したゲイツより、ジョブズが人から愛される要因を垣間見ることができる。常に表面的なことよりも人生の本質的なところを追求した精神は商品にも反映されているのである。

腕時計の歴史‐デジタル

そしていよいよデジタル時計の登場!

hamilton世界初のデジタル腕時計は1972年発売のハミルトンの「パルサー」。ちょうどセイコーの世界初のクォーツ腕時計発売と同じ時期だ。まだ液晶パネルがなく発行ダイオードで時間を表示をしており高価なものだった。最初のモデルは18Kゴールドの$2,100(当時は1ドル=360円だよ!)であった。もともとはハミルトンが映画「2001」のために未来的なコンセプト時計を提供したところから始まったらしい。

ところが!!なんと1975年にTexas Instruments(あ〜由来はここか!)がプラスチックケースに入ったLED画面のデジタル時計を20ドルで一挙に大量生産を始めた。これによりハミルトンは$6Mドル(360円でいいうと役21億円?)市場を一挙に失い後にセイコーに身売りしている。これは同じ時期にアナログ・クォーツを出したセイコーの勝ちだ。この頃からデジタルの商品下落は大きかったのか…まさに恐るべしだ。

1982年にはセイコーがテレビ画面つきのものを出しているが白黒である。なかなか渋いデザインだ。カシオは1985年に計算機付のものを出してブレイクしている(なるほど、なるほどだから社名はカシオ計算機なのね…)。もう一つ、カシオはそれまで薄くて軽いの常識をひっくりかえし「ビルから落としても壊れない」ごっついG-Shockシリーズを1983年に出している。尚、淡い青色のバックライト式のDW-5000式が1996年に出て人気となっていりう。これはこれでマニアの間では濃い歴史があるみたいだ。


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腕時計の歴史- アナログ

デジタル時計ってそもそもいつ出てきたのだ?と思いネットを調べてみたら知らなかったおもしろい事が沢山でてくる。まずデジタルの前にアナログ腕時計の歴史から始まる。腕時計の歴史を見ると今あるブランドの歴史が垣間見える。

そもそも腕時計は1900年にオメガが最初に出している。あ〜だからオメガというブランドがあるんだ…と感心。次にカルティエが1911年に飛行船の飛行家のためにデザインしている。当時は一般の人は懐中時計が主だったらしい(なるほど、ここでもカルチェの由来が…)。腕時計は第一次世界大戦に普及し、初期に普及した全自動巻き時計が1931年のロレックス(あ〜なるほどここから登場なんだ…)。一方日本ものは1955年に国産初の自動巻がセイコー(なるほどここからか!)から出されカメラと並ぶ輸出商品となっている。

腕時計の歴史ではどうやら世界初でセイコーが1969年に出したクォーツ腕時計「アストロン」が革命だったらしい。そうか、そうか、セイコーで実はスゴイブランドだったんだ…初めて知った(今だと田舎の駅にある古い白い時計というイメージしかない…)。このアストロンが当時45万円で車よりも高かったという。なるほど、セイコーって本当はすごいブランドだったんだ…(このブランドイメージ資産が現在活かされていないのは残念…)。オヤジが子供の頃からずっと大切そうにゴールドのセイコーの時計をつけていたので、「なぜだ??」と不思議だったがここにきてそのルーツが初めて分かった。

で、次はいよいよデジタル時計がお目見えする…

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子供の時に初めて手にしたデジタル商品は?

A158WA-1_1最近レストランとか飛行機内で親のアイフォンで遊んでいる子供の光景が当たり前になった。で、考えてしまった。自分が子供の時に始めて手にしたデジタル商品は何か? ちょっとあいまいなのだが確実にまだ日本にいた時なので78年頃の自分が8歳ぐらいだった時。友達が腕時計でデジタル時計をしていた。子供ながらに針のない時計がかっこいいと思い、夏休みに親とおばあちゃんにねだったのを憶えている。ところが「デジタル時計は針を読まないので使うとバカになる」とおばあちゃんにいわれて却下されたのを憶えている(爆笑)。しぶしぶ針の時計を買ってもらってような記憶が…(笑)。   

その直後からゲーム&ウォッチが出回る。当然これも親にねだったが、ゲームをやるとバカになる(当時はスペース・インベーダーとゲーセンが不良の象徴のようにいわれた)と却下(涙)。次に出てきたオレンジ色のダブルパネルのドンキー・コングはどの子供も欲しがった。それから10年ぐらいたってはじめてGameBoyを見た時は驚きのショックだった。カートリッジを入れ替えるだけで違うゲームができる!? しかも音はFM音源2オペレーターで4和音!?(マニアックなシンセ少年だったので(笑))。このドット画面はスゴイぞ!!

上の二つを考えると、どの時代も上の世代は新しい技術に対して防衛的になるものだ…(笑)。しかしあの頃から考えると、今子供たちがあたりまえにいじっているアイフォンはスゴイ。カラーのHDでアニメを見れて、アプリのボタン一つで違うゲームが立ち上がり、子供の頃憧れた夢の電話機能からGPSの地図までついている。これをなんなくあたりまえに操作する子供たちがうらやましい。自分が学生の時に持っていたら絶対に授業中隠れていじり倒していたはずだ。で、思うのだが、今こうやって同じ場で大人と子供たちがアイフォンを使っているが、大人はここに辿り着くまで少年時代から30年の期間を要した。そう考えると感慨深いものがある。(単に歳とっただけ?)

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