いろんな居酒屋でも霜降りではないものを霜降りとうたっていたという偽装が発覚。その理由もいろいろで「霜降りではない、脂肪注入の肉と知っていたが、霜降りと表示していいか」と問い合わせてOKだったからとか、わけわからないことを言っている。
そりゃね、偽装だよ。
でもな、みんな。もしかして居酒屋ででてくる安い「霜降り」を特価だと思って、まさか食べていた人なんていないだろう。
「えっいる?」
みなさん。偽装はもちろんいけないが、偽装がはびこるのは、消費者の意識にも影響しています。
つまりね「安いものは安いなり」だということをわかっていない。
食ってて「おいしい」とか、そりゃそれで好評ならば続けます。
どんなに世界でもそうです。
世の中、安いものは安いなり。
高いものはそこに理由が必ずある。
でも、船場吉兆のように「安いものを偽装して高く売っていたり」、いや、高くてもいいのです。それが船場吉兆のノレンに理由があるのなら、しかし、偽装はいけません。
でも、安いものは決して高くはないのです。
世の中いろんなところで安い安いといって販売しているものはたくさんあります。
深夜通販はとくにそう。
時計なんて、なんでやねんと思うものがかなり多い。
GSXなんて通販していた頃は、もうコストがあわなくて。
どんなものもだいたい50%以下で納品しなくてはいけないのだが、当社はそれが出来なかった。だって僕ら自体がそんな納品率じゃないので。
最近なんて「トゥールビヨン」が70万円くらい。
トゥールビヨンはブレゲが世に出したといわれる地球の引力によって生じる時差を調整していくシステムだけど、地球と同じように時間を司るパーツが時計の中で回り続けることで引力の影響を分散し、もしくは受けないというものだ。
簡単に言うと。
このシステムは時計の6大発明といわれるうちのひとつで(永久カレンダー、ミニッツリピーター、ムーンフェイス、ウルトラスリム、トゥールビヨン、スプリット式クロノグラフ)、その頂点ともいえるものだ。
もちろんいまでは、ムーブメントの開発能力、技術が進んでいるから、トゥールビヨンよりも、ずっと正確な時計がある。
しかし、この昔ながらのムーブメントを一流の職人が、パーツをつくりだして、数ヶ月をかけて、丹念に一本をつくりあげていくという、この現世にありながら、古来の(そんなに古くないが)、進化に逆流したような浪漫こそ、価格の価値であって、トゥールビヨンというものなのである。
しかし、この通販のものは、最新技術でパーツが作られて、団体工場のようなところでつくられる。
たとえできたものが、トゥールビヨンに見えて、また、性能がよくても、その生い立ちなどを考えると、トゥールビヨンとはいえないでしょう。
だいたい、なんでも安ければいいのではない。
こんな安いものをつくり、スイスの時計産業のものが「高い」という不当な印象を与えるようなものは、その根本的な精神からして「トゥールビヨン」のような尊厳のあるものじゃないわけですよ。
でもテレビはそれをまるで、スイス時計産業に匹敵するような言い方をする。
それは本当に間違っているし、それは時計というものを人々に誤解を与えている。
これこそ「報道の害」である。
ケントレやらどこぞやのフランクモドキやパネライモドキやら、ロックスやらとわけのわからないものも絶賛して通販に流すし、雑誌社もその手の告知を平気で入れる。
これは告知の自由ではなく、著作権侵害、不正競争防止法の法律違反を手伝っていることと同じことである。
つまり。
安いものは安いなり。
でも決してそれが悪いのではない。
悪いのはそれを「いいもの」だとか(悪いものということではなく高い品質の高価なものに匹敵するような表現をすること)、高価なものは高くて価値がないような印象をあたえるような現状。
いま食でコレだけ偽造がおこったり、偽装がおこったりしているが、それはなにも食の世界だけではない。
安全性に問題がないものは、まったくそのような情報が流れていないが、かなりいろんな偽装や価値のないものが多々ある。
それをマインドコントロールして販売しているものも多々ある。
だけど、一言、言わせてもらうと、やはり買うほうにも責任がある。
本物を知る努力をしなくてはいけないと思う。
そして価値とは何なのかをよく考えることが大切。
価値といってもそんなたいそうなことを言っているのではないのです。
その価格に見合ったものであること、そしてそれを使う本人に見合っていすること。それがもっとも大切であるということなのです。
何度も言うけど、安い安いと売っているものは、「安いものだから安く価格設定ができるのです」。
決して、高価で、高品質なものが「安い」のではないのです。
もしそうでなければ「それは処分品(アウトレットや処分)」であるかです。
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でもな、みんな。もしかして居酒屋ででてくる安い「霜降り」を特価だと思って、まさか食べていた人なんていないだろう。
「えっいる?」
みなさん。偽装はもちろんいけないが、偽装がはびこるのは、消費者の意識にも影響しています。
つまりね「安いものは安いなり」だということをわかっていない。
食ってて「おいしい」とか、そりゃそれで好評ならば続けます。
どんなに世界でもそうです。
世の中、安いものは安いなり。
高いものはそこに理由が必ずある。
でも、船場吉兆のように「安いものを偽装して高く売っていたり」、いや、高くてもいいのです。それが船場吉兆のノレンに理由があるのなら、しかし、偽装はいけません。
でも、安いものは決して高くはないのです。
世の中いろんなところで安い安いといって販売しているものはたくさんあります。
深夜通販はとくにそう。
時計なんて、なんでやねんと思うものがかなり多い。
GSXなんて通販していた頃は、もうコストがあわなくて。
どんなものもだいたい50%以下で納品しなくてはいけないのだが、当社はそれが出来なかった。だって僕ら自体がそんな納品率じゃないので。
最近なんて「トゥールビヨン」が70万円くらい。
トゥールビヨンはブレゲが世に出したといわれる地球の引力によって生じる時差を調整していくシステムだけど、地球と同じように時間を司るパーツが時計の中で回り続けることで引力の影響を分散し、もしくは受けないというものだ。
簡単に言うと。
このシステムは時計の6大発明といわれるうちのひとつで(永久カレンダー、ミニッツリピーター、ムーンフェイス、ウルトラスリム、トゥールビヨン、スプリット式クロノグラフ)、その頂点ともいえるものだ。
もちろんいまでは、ムーブメントの開発能力、技術が進んでいるから、トゥールビヨンよりも、ずっと正確な時計がある。
しかし、この昔ながらのムーブメントを一流の職人が、パーツをつくりだして、数ヶ月をかけて、丹念に一本をつくりあげていくという、この現世にありながら、古来の(そんなに古くないが)、進化に逆流したような浪漫こそ、価格の価値であって、トゥールビヨンというものなのである。
しかし、この通販のものは、最新技術でパーツが作られて、団体工場のようなところでつくられる。
たとえできたものが、トゥールビヨンに見えて、また、性能がよくても、その生い立ちなどを考えると、トゥールビヨンとはいえないでしょう。
だいたい、なんでも安ければいいのではない。
こんな安いものをつくり、スイスの時計産業のものが「高い」という不当な印象を与えるようなものは、その根本的な精神からして「トゥールビヨン」のような尊厳のあるものじゃないわけですよ。
でもテレビはそれをまるで、スイス時計産業に匹敵するような言い方をする。
それは本当に間違っているし、それは時計というものを人々に誤解を与えている。
これこそ「報道の害」である。
ケントレやらどこぞやのフランクモドキやパネライモドキやら、ロックスやらとわけのわからないものも絶賛して通販に流すし、雑誌社もその手の告知を平気で入れる。
これは告知の自由ではなく、著作権侵害、不正競争防止法の法律違反を手伝っていることと同じことである。
つまり。
安いものは安いなり。
でも決してそれが悪いのではない。
悪いのはそれを「いいもの」だとか(悪いものということではなく高い品質の高価なものに匹敵するような表現をすること)、高価なものは高くて価値がないような印象をあたえるような現状。
いま食でコレだけ偽造がおこったり、偽装がおこったりしているが、それはなにも食の世界だけではない。
安全性に問題がないものは、まったくそのような情報が流れていないが、かなりいろんな偽装や価値のないものが多々ある。
それをマインドコントロールして販売しているものも多々ある。
だけど、一言、言わせてもらうと、やはり買うほうにも責任がある。
本物を知る努力をしなくてはいけないと思う。
そして価値とは何なのかをよく考えることが大切。
価値といってもそんなたいそうなことを言っているのではないのです。
その価格に見合ったものであること、そしてそれを使う本人に見合っていすること。それがもっとも大切であるということなのです。
何度も言うけど、安い安いと売っているものは、「安いものだから安く価格設定ができるのです」。
決して、高価で、高品質なものが「安い」のではないのです。
もしそうでなければ「それは処分品(アウトレットや処分)」であるかです。
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安いのは安いなりの理由があるはずですよね。
僕も深夜通販の「トゥールビヨン」にはいささか疑問を感じていました。「こんなに安くて果たしてトゥールビヨンなのか?」と。
それと、雑誌でよく見かける「もどき」、コレも酷いですね。単なるパクリですよ。
中国産の「偽ブランド品」についての街頭インタビューがテレビでやっていましたが、「本物は高くて買えないし、偽物でも見た目は変わらないから偽物を買います」って言ってた人が居ましたが、こういう人は自分がしている事の認識を持ってもらいたいですね。少なからずとも「本家」に対して悪影響を自ら与えているわけですから。
で、話は変わりますが「セール品」より「アウトレット品」の方がなんとなく安心して買えるのは心理的なものでしょうか??