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ZAZ(ザーズ)のライブに初めて行ってきました。ZAZは2012年2月が初来日。その後2012年9月、2015年1月、2015年11月、今回が5回目? 自分がZAZの曲を初めて聴いたのが2014年の夏頃だったと思います。今回は東京公演3回、大阪公演2回とたぶん最も長い日本滞在になるはず。日本をより好きになってくれるといいですね。

自分が行ったのは東京公演のラスト。

<セットリスト> (間違いはあるかもしれません)

(オリジナルは大文字のみで記載 カバーは小文字入り)

LA FÉE 妖精
COMME CI COMME ÇA コム・シ、コム・サ
Paris sera toujours Paris いつものパリ
La Parisienne パリジェンヌ
LES PASSANTS 通行人
LA LESSIVE 洗いながして
SI JAMAIS J’OUBLIE もし私が忘れるようなことがあったら
SI JE PERDS もし私が失っても
DÉTERRE 掘り起こせ!
Dans ma rue 私の街で
LAISSEZ- MOI ほっといて(私をそっとしておいて)
Sous le ciel de Paris パリの空の下
SI もし
Tous les cris les S.O.S S.O.Sのあらゆる叫び
JE VEUX 私の欲しいもの
La légende des colibris ハチドリの伝説(オリジナルか不明)
ÉBLOUIE PAR LA NUIT 眩しい夜

アンコール

Champs Elysées シャンゼリゼ
ON IRA 行こう!

ジャジーな感じのライブと思っていたのですが… 実際はエレクトリカルでスペーシーな(宇宙的な)そしてタテ乗りダンシングな「ZAZバンド」のライブという感じで、とってもびっくり!しました。スペーシーというのは、ZAZがたぶんテルミンという楽器を冒頭から演奏して幻想的な感じを出したのもあります。
(他のライブで演奏している映像)↓

また照明がキラキラ物凄かったんです。そして何よりZAZが一番歌いながらピョンピョン跳ねて、拳を振り上げ客席を煽って楽しんでいました。バンドメンバーのサウンドにZAZが一番ノッて、そしてメンバーをコントロールしつつ、一緒に演奏するように。(実際エアギターもしてました笑)ツアーで一緒にいる時間も長いだろうし家族のようなメンバーがとても良かった。ラストの「ON IRA」ではバンドサウンドの良さとZAZが心から楽しんでいるのが伝わってきてとても感動しました。光の中で輝いていました。ラストはみんなで手をつないでお辞儀。メンバーが去ってもZAZだけ舞台に残り別れを惜しんで何回も投げキッスをしてくれました。

最後にメンバー紹介はあったんですが、フランス語で名前は聴き取れるわけもなく、過去のライブなどから判断すると

<バンドメンバー>
キーボード&アコーディオン Thierry Faureさん?(自信なし)
トランペット Claude Egeaさん(たぶん)
ベース ILAN ABOUさん(間違いなし ZAZのバンドのボス的存在らしい IとLが並んでるので全部大文字にしました) 
ギター(若い方)Guillaume ”Guichto(ギシトー)”Juhelさん(間違いなし)
ギターもう一人 ?
ドラムス 髭の人 ?

日本人ミュージシャンのサポートはありませんでした。

ZAZの衣装は黒に真ん中に白く太いラインの入った膝上のワンピース。

曲を順番に振り返ります。

「LA FÉE」(妖精)
暗転してZAZが入場。青い照明の中、録音の?バンドの音に合わせてZAZが舞台真ん中のテルミンを演奏。その間に他のメンバーが入場。バックに真っ赤な大きな再生ボタンの照明。「LA FÉE」(妖精)からでした。この曲は鍵盤の小気味良いリズムが好きだったんですが、キーボードの音は小さめでむしろドラムスのリズムが強くなっていました。間奏でZAZの手笛あり。テルミン演奏も再びあって演奏するZAZにキラキラする照明が当たります。

「COMME CI COMME ÇA」(コム・シ、コム・サ)
「まあまあ」という意味の代表曲。ZAZが赤い再生ボタンにタッチして押すようにして(本格的にライブ始まるよ!の意味か)ギシトーさんがギターの速弾きで客席を沸かせてから始まりました。アコースティックギターの音でしたが穴の形が変わっていましたのでジプシー系のギターかも(遠くからなので不明)トランペットの人が前に出てきます。トランペットと一緒に歌っているよう。メンバーに話しかけるよう動き回って歌います。間奏でギターが再度見せ場あり。

「Paris sera toujours Paris」(いつものパリ)
カバーアルバムの1曲目。ZAZの歌声の魅力全開!トランペットがメインになるとしゃがんで聴くZAZ。ギターが速弾きをすると一緒に足踏み。ノリノリです。 

「La Parisienne」(パリジェンヌ)
歌う前に片言の日本語で(カンペ)「わたし このうたがすきです かたにはめないで れってるはらないで」と。歓声あり。歌いながらZAZはステージを動き回りギターの人に体を寄せたりします。陽気なメロディだから歌詞は気にしてなかったけど結構シビアな歌詞みたいです。

「LES PASSANTS」(通行人)
観客にマイクを向けて「パシパシパシラ〜♪」の部分のレスポンスを求めます。トランペットの見せ場があり、ZAZはステージに正座して演奏者と向き合ったりバンドの音に激しく反応します。キーボードの人はアコーディオンで。ZAZは2枚目のアルバムからあまり曲作りに参加してないのだけど、これは1枚目の1曲目で作詞はZAZ、作曲にも共同で関わっています。

「LA LESSIVE」(洗いながして)
この曲はギターの人(年配の方)と椅子座って2人だけでやりました。ゆったりと聴けました。青い照明がキラキラ。歌い終わって投げキッス。

「SI JAMAIS J’OUBLIE」(もし私が忘れるようなことがあったら)
日本のドラマでも使われた新しめな曲。始めはギターとボーカルだけ。その後バンドで。ドラムスの音が効いてました。客席も一緒に「オ〜オ〜オ〜♪」 と歌いました。

「SI JE PERDS」(もし私が失っても)
「大切な記憶を無くしたひとのために」(日本語で)と言ってから歌います。アルツハイマーとか痴呆のことがテーマらしい。アレンジは力強くズンズンする感じ。照明がキラキラしすぎて少し目が辛かった^^; 記憶をフラッシュバックするような演出だったのでしょうか?テルミンも使ってサイケデリックな感じでした。

「DÉTERRE」(掘り起こせ!)
真っ赤な照明で歌います。静かに始まりますが後半盛り上がってくると客席に向かって「立って!」というジェスチャー。そうだよね〜 初めから立っても良かったくらい。エレキベースの見せ場あり。ZAZはステージを動き回り歌い終わると退場。バンドの演奏のみが続いて大きな拍手。

「Dans ma rue」(私の街で)
ピアフのカバー。せっかく立って盛り上がってきたのですが、この歌で多くのお客さんが着席。ILAN ABOUさんはコントラバス。トランペットも音を小さく。初めてしっとりボーカルが聴きけました。

「LAISSEZ- MOI」(私をそっとしておいて)
「どうぞみんなでうたって」(日本語)「ア〜ア〜」のコール&レスポンスを初めに。再度スタンディング。「ア〜ア〜レッセモア〜♪」と一緒に歌いました。トランペットの見せ場があり。ZAZもお尻を激しく振って踊りました。「すいません ありがとう」の日本語も途中に飛び出しました。 とても盛り上がりました!なぜか興奮作用のある歌です(笑)

「Sous le ciel de Paris」(パリの空の下)
歌い始めで歓声!やはりシャンソン好きなお客さんが多いのかな。もはやZAZはシャンソンだけにとどまっていないようなライブでしたけど笑。座って聴きました。後半トランペットの見せ場があって、ZAZも全身で反応して楽しんでいました。

「SI」(もし)
年配のギター(エレキ)の方とキーボードと3人で。黄色のスポットライトの下で聴かせてくれました。ZAZの優しい歌声が堪能できました。この曲はアコースティックギターの方が良かったかな?

「Tous les cris les S.O.S」(S.O.Sのあらゆる叫び)
フランスのDaniel Balavoineという人のカバーみたいですけどアメリカぽい曲。 バンドでさらにUSA感が増していました。細い柱のような照明が何本も。テルミンの演奏もありました。

「JE VEUX」(私の欲しいもの)
ギターの前奏で手拍子があり「?????トーキョー!」と絶叫。ライトがピカピカとしてから手笛で始まりました。会場も来たか〜とスタンダップ!「パパパラ〜♪」は一緒に歌いました。一部日本向けに替え歌にしたのか(日本語で歌ったのか?自分は聞き取れず)歓声がありました。何回も客席にもっと歌って〜!とアピール。

「La légende des colibris」(ハチドリの伝説)
ステージに正座して片言の日本語で「ハチドリのひとしずく」のお話。赤ちゃん言葉のようになって会場は笑い。とても明るい曲。スキャットでのコール&レスポンスで盛り上がりました。手笛もありトランペットとやり合うようなところも。

「ÉBLOUIE PAR LA NUIT」(眩しい夜)
絶対に聴きたかった曲で、キーボードの前奏ですぐわかってとても嬉しかった。 始めは赤い照明が後ろから当たりZAZは黒い影になって歌います。途中からスポットライトがあたりました。歌い終わるとZAZは退場。バンドの演奏が終わるとZAZが再登場して皆で並んで手をつないでお辞儀。ええええ〜もう終わっちゃうの〜と思いました。

当然アンコールの拍手鳴りやまず。アンコールの1曲目は曲名わからず。キーボードとコントラバスの3人で。「ノン ノン ノン」という歌詞が印象に残りました。

「Champs Elysées」(シャンゼリゼ)
アンコール2曲目がお馴染みのこの曲。バンド演奏はロックテイストでした。もちろんサビは会場も一緒に歌いました。でもやっぱりフランス語だから大きな声にはならなくて、ZAZはもっと!もっと!と。

「ON IRA」(行こう!)
この曲を残してましたか!最後の力を振り絞るように全身で飛び跳ねながら歌ってくれました。「オオオオ〜♪」のレスポンスあり。ドラムスでフィニッシュしそうになりますが、そこからもう一度バンドで盛り上がってギター&ベースとZAZが寄り添ったり、向かい合ったり。ZAZのエアギターもあったりして最高にヒートアップして終わりました。

いっぱいお話もあったんですけど、フランス語なので全くわからず>< シルブプレだけは分かりました笑。今回のステージはトランペットの方の見せ場が随所にあったようにバンドサウンドがメインで、ZAZのボーカルをもっとアコースティックにフレンチぽく聴きたかったという気もしました。会場の大きさとか考えると難しいのかな? 客層は自分含めて年齢は高めだったので、照明はもう少し抑えめでも良かったと思いました。ZAZは若い人がもっと食いついていい音楽と思うのだけど、未だに「エディット・ピアフの再来」というコピーは若い人には??ではと思ったり。セットリスト的には特別新鮮味はなかったので、そろそろ新作オリジナルアルバムも期待したいですね! 帰り道は、ああやっと生で聴けたという感動で胸がいっぱいになりました。