Noriyoshi Morimura Architects & Associates

針屋町の家 見学会


今日は午前8時30分より、京都の針屋町の家で、見学会を行ないました。
この建物は、狭小住宅として、昔ながらに言う、「うなぎの寝床」状の敷地です。
間口が2.8m奥行きが20mから、インテリアは施工上のクリアランス、そして壁厚を引くと
想像が出来ますね。
ドイツからの学生たちと先生が35名、また大阪総合デザイン専門学校のインテリア学科の学生たち25名とその関係者を入れると約60名が参加しました。
今日は天候も良く、庭に植えられた青肌も大きく成長し、皆さんを迎えてくれました。
敷地から創造するよりも、豊かなインテリア空間ですが、ロフトも含めて、すごい人達でした。
それから、別の意味で頑丈な家だと実感です。
オーナーさん、本当にありがとうございました。

OSAK9770

OSAK9755

OSAK9758

OSAK9756

OSAK9763

  • Posted by noriyoshi_morimura
  • Comment(0)
  • TB(0)
  • 19:51 | Edit

Porsche Design Tower Miami Sales Center

Porsche-Design-Tower-Building-444x600
7月末からフロリダ到着、留学している子供たちとも久しぶりに再会しました。
しばらくキーウエストで過ごし、そしてマイアミへ、一端タンパに戻って
からデイトナでしばらく過ごす計画です。
車は、ワーゲンGLIを調達してあるので、問題はないのですが、今回は
わけあって私しか運転出来無いのが難点です。

今回のブログではマイアミにあるポルシェ デザイン タワーをいち早く
見たいと思ったのですが、まだ出来ていませんでした。
グーグルの写真は既に工事が進んでいたので、ラッキーだったら
タワーを見られる可能性もあるだろうと思っていましたが、
8月上旬、マイアミのCollins AVを北上し178Streetに差し掛かった瞬間!
写真の通り、エ、、、まだ上棟すら、、でした。

このタワーの見どころは愛車を自分の部屋まで持って行けることです、現在この様な
タワーマンションは他にもありますが、このタワーがすごいのは人が
車に乗ったまま部屋まで運んでくれると言うわけです。

現在 ガレージハウスの計画で車と住宅の関係を調べていたらたどり着いたのが
このタワーです、全く規模は違いますが夢は同じですね。

このほか、フランク・ロイド・ライトのフロリダサザンカレッジも行きましたので
次回アップします。


Porsche Design Tower Miami Sales Center

florida_2015_8_10_noriyoshi_morimura_ (86)

florida_2015_8_10_noriyoshi_morimura_ (89)
マイアミでは、他にもタワーマンションが建設ラッシュでした。
薄いスラブが緩やかな模様を描き波打つ様子は有機的で
綺麗でした。

florida_2015_8_10_noriyoshi_morimura_ (91)

  • Posted by noriyoshi_morimura
  • Comment(0)
  • TB(0)
  • 00:05 | Edit

未公開の建築


しばらく、ブログの更新が止まっていましたが再開です、過去の未発表の計画や竣工している
建物を紹介して行きたいと思います。
この建物は2012年12月11日のブログ以来ですが,2013年に竣工した集合住宅で、morimura.org
のHPではまだ未発表のものです。


noriyoshi_morimura_gf_9176

この建物は2013年に竣工した集合住宅です。
京都市内が一望出来る立地条件に恵まれ、建物は全面ガラスで覆われています。
開放的なこの建築は、実はRC壁式構造なのです、建物中央の階段室やEVの壁面を構造体としたコアを利用し、
外周には放射状リブ付きスラブを配置しバランスを保っています。
内部空間的のリブは梁の役割を受け持ち、梁背の分だけスキップフロアの回転体
となり、構造的なアイデアと楽しい住空間が詰まった集合住宅です。
従来の閉鎖的なイメージのRC壁式構造とは、まったく違った発想の建築です。

この下の模型写真が基本的なコンセプトモデルです。
スキップフロアの回転体で,螺旋状に上昇します。
しかし,この場合は階数の算定にとまどうでしょうね!
色々な調整を行った結果、最終的には各住戸はスキップした3室の室内と間に挟まれた
テラスとで構成された住戸となり、どんどん進化して行きます。

noriyoshi_morimura_gf_10_01_05 (3)

この2枚の模型写真は、最終段階で制作されたものです。
敷地にレベル差がある為、地上階レベルと地下階レベルの2方向からの写真です。

noriyoshi_morimura_gf_0026_R

noriyoshi_morimura_gf_0029

夕景写真です。
昼間の写真とは別に、時間と共に徐々に変化して行き、内部構造とその空間構成が良くわかるシーンとなります。

下記のLinkは、スペースクリップの岡田さんのHPより、 写真撮影された岡田大次郎氏による写真集の紹介です。
photo graphy
https://www.flickr.com/photos/arfogram/sets/72157629316138821/
http://spaceclip.jp/index.php?e=53
https://www.flickr.com/photos/arfogram/sets/72157629316138821/show/

スペースクリップ一級建築士事務所 http://spaceclip.jp/

それからこの集合住宅には、私たち建築家で構成する家づくりフォーラムでご一緒しているFORMA建築研究室
の中西氏の事務所もあります。

FORMA建築研究室
http://www.forma-fae.com/


建築家による家づくりフォーラム
http://iedukuriforum.com/


noriyoshi_morimura_gf_9136


  • Posted by noriyoshi_morimura
  • Comment(0)
  • TB(0)
  • 22:40 | Edit
news
Noriyoshi Morimura Architects & Associates