Trump

トランプ大統領が移民に対し、また、意地悪を企てている。どこまで、弱い者いじめをするのであろうか?

若年移民に対する国外強制退去の延期措置(Deferred Action for Childhood ArrivalsDACA20126月にバラク・オバマ元大統領により導入された移民政策であり、若年時にアメリカ合衆国に入国した不法移民に対して、強制国外退去を2年間(更新付)で延期し、就労許可を与えるものである。

この措置に恩恵を受けている人々は、800,000人いる。

トランプ大統領は、この移民政策を6か月後に再検討するよう議会に求めた。トランプ大統領の意図は、ニューヨークタイムズの記事ではあいまいだと筆者見ているが、トランプ氏自身迷っているように見える恐ら。恐らく止を意図していると思うのであるが明確ではない。。

何故なら、セッションズ司法長官は、このDACAの撤廃を叫んでおり、相変わらず移民には冷たく、厳しく対処する方針を貫いている。セッションズ氏に関しては、リベラル派は、白人至上主義者と言う見方が定着している。ただし、トランプの娘のイヴァンカ、とその夫、クシュナー補佐官は、このDACAを支持している。トランプ大統領は、大統領選中は、この移民にとっては、ドリームプランと呼ばれているこの移民に特別な恩恵を与えるオバマ大統領の政策を即刻止めるべきと強く訴えた。

今は、トランプ氏も娘とその夫に押されたじたじとしている。

オバマ前大統領は、Facebookで、このような若者からアメリカ移住への道をふさぐ法案には、反対を表明した。また、アメリカ国内では、この動き反対するデモが起こっている。

このDACAの恩恵を受けている人々は、80万人弱と見られているが、もし議会の共和党が廃案を成立させれば、アメリカ中がまた、混乱すること必至である。移民とデモ隊の衝突があちこちで起こるだろう。

だが、この場合、難しいことは、この800,000人の該当者を調べ、居所を探し、強制送還させねばならない。それには、帰国命令書がは機能しない。そのような移民たちは、どこかに隠れ住み、簡単には捕まるはずはない。

言葉はあっても、実施は難しいのである。

第一、この800,000人の移民がどんな犯罪を何件犯したと言うのか?

彼らがどれだけアメリカ人から、どれほど仕事を奪ったというのか?

彼らの仕事を取って代わってするアメリカ人はどれだけいると言うのか?

一旦政府が受けれた人たちに対し、アメリカ政府は、なんということをするのであろうか?国家の恥と思わないのであろうか?

恥も外聞もなくなったアメリカの姿は過去のものとなってしまった。

佐藤則男

ニューヨーク