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日本に着いて、テレビニュースをよく見ているが、国内ニュースを見る限り、まさに幸せそのものの国ではないかと思う。ホームレスも極端な貧しい人も極めて少ない。ニューヨークに比べたら、街も実に奇麗で、世界に誇れる国ではないかと思う。

国外のニュースになると、時期がそうなのであろうが、北朝鮮、アメリカ、中国のニュースが多い。特に北朝鮮に関するニュースは多いのであるが、分析に不足していると思う。特に番組によっては、出演するゲストの評論家やニュース解説者、そして国会議員の独断と偏見に基づく論評が気になる。

日本の地勢学的なバランスがしっかりとらえられていないのではないかと思うのであるがどうであろうか?

勿論、筆者にそんな大それた知能があるのではなく、筆者は、日本に来て、それを学びたいと思っているのである。日本の智者から日本の位置づけ、日本のポジショニングを学んでアメリカに帰りたいのである。

単純に考えれば、東アジアにおいて、日本は、ポツンと大陸と離れ、小さな日本海を挟んだ独立国家である。その国が歴史上、中国、韓国、北朝鮮などの周辺国と抗争を繰り返してきたのである。同じアジアのそれらの諸国と平和に共存共栄することができなかったのである。

しかし、歴史上、起こった事実は変えられない。しかし、これから先のことを考えることが重要であると思う。

日本は、このような近隣諸国の中にあって、アメリカという強力な国と深い友好関係を築き、軍事、経済、国際舞台での協力などを基盤として、このような難しい極東の地域で国を運営している。この運営は、優秀な官僚、優秀な企業経営者、そして、世界的に教育水準の高い、働き者の一般市民に支えられている。

筆者は、これらの日本の人々が集まり、「日本をどう地勢学的に位置づけ、どのような方向で進むか」と言う、命題を真剣に研究し、検討し、日本のポジショニング、日本の方向性を研究する集団を作っていただきたいと思う。

これは、政府主導というのではなく、日本国民の間で、このような動きが起こり、進んでいくのが理想だと思う。

外交政策にナショナリズムが影響する以上、市民抜きには、決められないと筆者は強く思う。市民こそ、諸外国を訪れ、日本を伝え、日本の顔となっているというのが筆者の見方である。

筆者は、40年以上にわたり、日本を離れて生活してきたが、一市民として、外交の重要性を身にしみて感じるのである。

人生ここまで来て、ようやくそんな重要なことに気が付くとは、筆者の不勉強さ、浅はかな知識を情けないと思うばかりである。

 

佐藤則男

ニューヨーク



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