democratic debate

民主党のテレビ討論会の中継を見ると、いつも思うことは、トランプ大統領が討論相手であったらどうなるかということである。それを思うと民主党は今のままだと、トランプ氏と共和党に対抗するために、テレビ討論会をやっているのではないと思うのである。民主党の指名代表選の勝利を目指し、実りのない討論が必要なのかという疑問が湧くのである。

こんなことを言っていいかどうか冒険であるが、今の民主党の立候補者が果たして、トランプ氏と共和党に立ち向かえるのか、という最大の疑問が浮かぶのである。筆者の見方は、サンダースとウオーレンが主張する社会主義、もしくは民主社会主義に基づく政策がアメリカの選挙民にどれだけ効果があり、どれだけの票を集められるのか、それとバイデンとブティジングの代表する伝統的な民主党の候補で、トランプ共和党に勝つことができるのか、ということである。その可能性はないと言うのが巷の下馬評であると筆者は見る。

特にサンダースとウオーレンの主張する「ビリオネアーは、大統領に選ばれるべきでない。又は、そのような金持ちからの政治資金を受け取り、善戦している候補、同時に大量の自己資金を使っている候補も大統領として、不適当である」といつも主張するのである。この二人の主張を聞くたびに、筆者は悲しくなる。金を持たず、社会福祉に大きく頼って暮らしている人たちが多い。だが、この社会保障制度を悪利用して、働かないで暮らしている人も沢山いる。

アメリカは、一生懸命仕事を探したり、創り出せば、チャンスが待っている国である。筆者自身がそうやって生きてきた。いわゆるアメリカンドリームである。この精神をアメリカ人から取り上げたら、アメリカ人の最も良いところが失われてしまう。サンダースもウオーレンも金持ちを潰そうとしているのである。そして、自分たちが大きな金持ちからの資金に頼らず、草の根運動に基づいていることを良しとしてして、バティジング、これから、レースに入ってくるブルムバーグを否定しているのである。正当な儲け方で、夜も寝ないで働き、仕事の仕方を覚え、そしてこの二人は、金のない階層の人々から少ない資金を集め選挙運動を行っていることが自慢の種で、自分たちが大量の選挙民から支持を受けていることを売り物にしているのである。そんなことで、トランプと共和党に勝てると思っているのであろうか。サンダースが大企業をつぶすことなどできるはずがないのに多くの若者が洗脳されてしまった」と指摘するのは筆者の長年の友人で元民主党のストラテジストのケビンである。つまり、さんだースの力を甘く見すぎたのである。その結果、民主党は、社会主義の

政党というラベルを貼られることになったのである。

アメリカの二大政党も階級闘争の時代に入ったのである。この動きで、得をするのア共和党である。

民主党は、このような時期に、ブルムバーグ氏の参入を受けることになる。そして突然、サンダース氏の金持ち否定論の攻撃が始まるのである。また、不毛の議論が増えるだけではないのか。こうやって考えると大統領選挙もミニ選挙になってしまう。

 

佐藤則男

ニューヨーク

 



にほんブログ村 ニュースブログへ
にほんブログ村