のろこ日記

【知】-エスプリ-は【情】-クール-にいつもしてやられる

ブログ引越

すっかりほったらかしののろこ日記、この1年ですっかり暮らしも住む場所も変わったので心機一転別の場所で再開することにしました。ヨーロッパから発信します。 http://norocco.exblog.jp 改めてよろしくおねがいします。のろこ拝

あなたはどれから捨てていく

すごく深いテストを教えてもらったので、皆さんも是非やってみて。
それぞれの意味は後日アップします。

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あなたは大海原でイカダに乗っています。
あなた以外に5つの動物が一緒にいますが他には誰もいません。
動物は、トラ、ウシ、サル、ウマ、ヒツジです。
あなたが生き延びるためには、1つずつその動物を捨てていかなければいけません。
どの動物から捨てていきますか?そしてそれはどうしてですか?
それぞれ捨てる理由と、最後に残る理由を教えてください。
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un triunfo para todos

誰もが認める最強の赤くて憎い奴・エスパーニャ。誉めて誉めて誉めさせて!
前回はスペインにいたコパ(W杯)でしたが、今回ほど楽しんだコパはありません。
worldcuppx


得点王のひとりはVillaだったけれど、Villaのために、XaviやIniestaがいて、XaviやRamosやPiqueほとんどがバルセロナだけど、Casillasがいなかったら当然優勝はなかったし、PuyolやXabi Alonsoの攻め守りは各国のスターを苦しめ、Silva、Torres、Cesc、Navasを絶妙なタイミングで器用したDelBosque監督の采配は目を見張るものがあった。試合後、スペインのどのインタビューで「Villaのゴール」「Puyolのゴール」と聞かれても全てのメンバーが「皆で勝ち取った勝利だ」と口にしていた。

美しすぎるパス回しだけではゴールには繋がらなかったでしょう、全てのメンバーが驚くほどの運動量で虎視眈々とゴールを狙い、確実に前進する無敵のチームになってましたね、えっぱーにゃ。ぶっちゃけ準決勝のドイツ戦の前は「ドイツになら負けても・・」なんて思ってた。フラメンコのカンタオール(歌い手)ばりのソバージュPuyolが男のヘディング、見せてくれた。Puyolはあそこでゴール失敗してドイツにカウンターくらったら一番後ろまで下がる人ですよね?それもわかっててゴール狙うその姿勢に感動した。勝つ為には何でもする勢いだったオランダとの決勝については、各紙でいろいろなコメントを見ます、イエローカードが少なすぎた、イエローの数を均等にさせるためにオランダへのファウルがすくなかったと審判を批判するコラムもあった。前半のXabi Alonsoへの一蹴は唖然とした、「少林サッカーきた」とつぶやいた友人もいたし。良すぎるほどの前評判であまり期待通りの結果を残せないのが今までのスペインでしたが、ラフプレイに対しても最後まで冷静だった。オランダの若さと勢い溢れるラフプレイに耐えながらも終始ボールを支配してチャンスを狙ってた。どんな汚い手を使われても負けない強さがありました。誉め過ぎ?でも今日は許して!

最後のゴールを決めたIniestaのインナーにあった言葉は「Dani Siempre Con Nosotros (ダニいつまでも我らと共に)」 -- 昨年遠征先で心筋梗塞で突然した Dani Jarque のことだったのですね。Iniesta のイエローカードはDaniのためだったと知ってさらにぐっときたよー。
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沢山書きたいことが山ほどあるけれど、夜中平日起きて一生懸命家でこっそりとしかし激しく応援した甲斐がありました! Ha sido un gran triunfo para toda Espana!


さー褒めちぎってるペリオディコ(新聞各紙)の紹介しちゃうよー!

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オルセー美術館展

パリ滞在時には美術館という美術館にひとつも行かず、ただただワインを片手に路地と墓地を歩くのみ。東京でしかパリの美術館展を観ていないバカはここにいます。

巴里の記録

メディアの露出度がいつもに増してすごいのか、それともオルセー美術館自体の認知度が高いのか、動員人数もかっとばしているようですね。満を持しての開催、初めての週末、それも開館一番に行ったので、国立新美術館のあのうんざりする混雑を避けることができました。3時間たっぷり舐め回すように鑑賞し、出る頃にはもう人が凄かったです。

印象深い作品をピックアップしてみます。2度目行けるかなあ、と想いを馳せながら。

オルセー美術館展
新国立美術館 (5/26-8/16)

第1章 1886年-最後の印象派
エドガー・ドガ《階段を上がる踊り子》
会場に入ってすぐに目に飛び込むはこの名作。ドガは筆の動きに早さと躍動感があって、絵が動いている感じがして好き。階段を駆け上がりレッスンへ滑り込む踊り子の気持ちとはやる心が、自分の若かりし頃のバレエクラス(フラメンコではなく、バレエ、それとも発表会のリハの気持ち)に被ります。
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ジョン・シンガー・サージェント《ラ・カルメンシータ》
一目みてすぐ分かるスペインの匂い。ドガの描く踊り子は絶対にしていない攻撃的で嘲笑的な表情が何とも対照的。
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ボストン美術館展

ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち
2010/04/17-06/20 森アーツセンター
2010/07/06-08/29 京都市美術館

これも東京展示はもう終わってしまったので回顧の記録。
美術館展はひとつでも心掴まれる作品あればそれで満足というスタンスで観てるけど
今回もありました。1,500円以上の価値がありました。
滑り込みで無理して平日行った甲斐があった。

1. 多彩なる肖像画

「ルイス・デ・ゴンゴラ・イ・アルゴテ」ベラスケス
ベラスケスの作品の中でも宮廷画家になる前のこちらの作品、かなり貴重。入口のマネ「ヴィクトリーヌ・ムーラン」と堂々と並んでましたが、この作品だけでも大満足・・。眉の間のくぼみ、頬のカーブ、その柔らかさが手にとるようにわかるベラスケスのタッチ。ゴンゴラは16世紀のスペインの詩人で、マドリードには「ルイス・デ・ゴンゴラ通り」がチュエカ地区にあります。
velazquez_gongora



「ペーテル・シモンズ」「チャールズ1世の娘、メアリー王女」
アンソニー・ヴァン・ダイク

17世紀のフランドルの画家、ダイク。個人的な宮廷作品の好き嫌いの判断は、どれだけ宮様のビッチな内側が表れているかで決めてる(だめ?笑)。←そういう意味でベラスケスは天才だと思ってる。ダイクの作品もどれもいい表情してる。
Dyke_MaryDyke_Symons











トマ・クチュール「寡婦」 ドガ「男の肖像」 ベルナール「画家の祖母」コロー「バラ色のショールをはおる女」も見応えあり。



3.オランダの室内
エマニュエル・デ・ヴィッテ
光に敏感にして繊細な人たち、オランダの方々。ウィッテもその一人で、この「台所の内部」「アムステルダムの新教会内部」も何時間でも眺めていられる。
wite_kitchen



4.描かれた日常生活
エドゥアール・マネ「音楽の授業」
どうもこの作品が好きです。手に取るようにわかる感じ。男性の靴下、靴、女性のお洋服、あと絨毯。全体的にポテっとしてる感じ。
manet_music


7.印象派の風景画
セザンヌの「池」とゴッホの「オーヴェールの家々」。オーヴェールはフランス北西部、これは彼が亡くなる2ヶ月の間に描かれた作品のうちのひとつ。眼福。

アニッシュ・カプーア

アニッシュ・カプーア展
SCAI THE BATHHOUSE

以前まではSCAIの展示では外れがないと思っていたけど、
ここ1年くらいずっと足が遠のいてる。
自分の好みが変わったからか、ちょっとしたSCAIと私の倦怠期か。
ちょうど近くにいたので、アニッシュ・カプーアだし、足をのばしました。

形がシンプルなだけに、素材づかいの潔さが際立ちますね、
特に、ミラーと漆の「Untitled」。
07


今日までだったんですね。

建築はどこにあるの?

忙しいという言葉は嫌いですが、今こそ言わせてもらおう、仕事が忙しい。8せんにんを2人でみるてどーゆーことだよ会社。おかしいことに早く気づいてそこの偉い人。

建築はどこにあるの?7つのインスタレーション
Where is Archtecture? Seven Installations by Japanese Architects

東京国立近代美術館 (8/8まで)


愛すべきヒロシ(為念/not杉本)のために、プイと仕事捨てオープニングパーティへ。
開始少し過ぎて到着すると会場には老若男女入り乱れて、すごい人だかり。全体的に黒い格好で赤効かしちゃうよ!的オサレアーキテクト沢山いる。すいませんね、勝手なのろこのイメージです。オープニングでコメントしてるアーキテクト達の声は聞こえないのであきらめて、背伸びをしながら額の形でヒロシの存在を確認する。

保坂健二朗さんキュレーション、あらゆる世代とタイプの日本の建築家によるインスタレーションが集合しています。アーティストでもなくデザイナーでもないアーキテクト達の競演は、建築の「知」を知るキュレーターさんならではの企画だなと感じます。下の引用にもあるように、感性だけじゃない論理と技術があってこその建築なんだと思わせられた。


この「建築展」では、世代もタイプも異なる7組の日本の建築家たちによる新作のインスタレーションを、1300?の展示室と前庭を使って展示します。
「建物」をつくるときとは異なる条件の中で彼らが頼るもの。それは、建築家として鍛え上げて来た(つまり美術家とはちょっと違う)論理と技術と感性のバランスがとれた思考方法ではないでしょうか。
とするならば、建築を考える際に重要なのは、「建築とはなにか」を問うことではなくて、どこにどのような形で建築が現れているかを捜すことだと言えるでしょう。多面体でつくられた空間、巨大な模型、「空間」が生滅する場、動物にも見えるあずまや、模型の一日を見せる映像空間、繊細な構造体、スケール感覚が不思議な広場。多種多様なインスタレーションを通して、建築はどこにあるのか、ぜひ捜してみてください。


参加建築家:
伊東豊雄、鈴木了ニ、内藤廣、アトリエ・ワン、菊地宏、中村竜治、中山英之

それぞれの方の work in progress こちらで見られます。

個人的には菊地宏氏の作品が断トツ好きでした。
一番最初の闇でカラクリを見せ、次の部屋でその闇を映した映像が見せています。表の部分と闇の部分が誠実に存在している空間。光と影であったり、クルクル廻るカラクリとその上にじっと佇む家の模型だったり、映像に見る日の出と日の入りだったり、観客の足音と優しく流れるピアノソナタだったり。内覧会の混雑で素通りしてしまう人多数、そんな中ヒロシは「カラクリあれど、それに気づかなくてもそれはそれでよし」とどこまでもヒロシです。今日まで彼に起こったハプニング、菊地コンプータとの闘いを経て、どこまでも清々しい彼の人柄がこの作品には詰まっています。答えを急がず、闇に佇み、そこに隠れる何かを類推する行為、この作品の前ではそんな行為を是非楽しみたい。

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?Quien es のろこ?
のろこ
猫が二匹になりましたがそのせいか一匹目がやや反抗期。人間と一緒だ。

■絵画/写真/建築/その他■
Giacometti, Picasso, Egon Schiele, Van Gogh, Antonio Lopez, Rouault, Goya,佐伯祐三, 谷中安規, 杉本博司, 本城直季, Olafur Eliasson, 須田悦弘, Renzo Piano, 塩田千春, 町田久美
■舞踊(Fla含む)■
Pina Bausch, La Macanita, Terremoto de Jerez, Mercedes Ruiz, Nina de Los Peines, Moraito Chico, Miguel Poveda, Manuel Linan, La china, Manuel Reyes, Capullo de Jerez, Eva Yerbabuena, Jose Anillo
■音楽(最近Jazz多)■
Charles Mingus, Charlie Parker, Bill Evans, Art Blakey, Duke Elington, Sonny Rollins, Sarah Vaughan, Billie Holiday, Georges Delerue(映画), 美空ひばり,
■作家■
須賀敦子、志村ふくみ、向田邦子、坂口安吾、島崎藤村、白洲正子、谷崎潤一郎、Franz Kafka, Italo Calvino, James Joyce, Karel Chapek
■映画■
ゴダールの「軽蔑」「女は女である」ユスターシュの「ママと娼婦」エリセの「みつばちのささやき」トリュフォーの「突然炎のごとく」「アメリカの夜」「恋愛日記」カサヴェテスの「こわれゆく女」アントニオーニの「夜」ブレッソン「ラルジャン」ブニュエル「昼顔」「ある小間使の日記」「ビリディアーナ」「砂漠のシモン」タルコフスキー「ぼくの村は戦場だった」「ノスタルジア」ベルイマンの「鏡の中にある如く」「ペルソナ」「叫びとささやき」「ある結婚の風景」と「道化師の夜」の最初の場面。 「男はつらいよ」の主題歌は2番まで歌える。

■その他■
A炭水化物、手ぬぐい、歌舞伎(團十郎/吉右衛門/左團次/梅雀/芝翫)、文楽、着物、手芸、プランター農園、プロ野球、年配の男性と赤ちゃん

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