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帰宅してから数時間、まだテンションが少しあがった状態でこの記事を書いています。今日は今池のTOKUZOにこまっちゃクレズマのライブを見に行ってきました。
けつログでも何度か紹介しているこのバンド。僕が見るのは昨年の9月以来。今年になって初めて見るライブです。そういえば昨年中で一番最初に見たのもこまっちゃクレズマだった。
何度も説明しているけどもう一度このバンドを説明するならば、JAZZサックス、クラリネット奏者であり日本のROCKサックスの第一人者である梅津和時率いるバンド。
メンバー構成は
梅津和時:サックス、クラリネット 
多田葉子:サックス
松井亜由美:ヴァイオリン
張紅陽:アコーデイオン
関島岳郎:テューバ、リコーダ
新井田耕造:ドラム
の6人編制。昨年はロシア遠征を成功させた。
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ユダヤのジプシー音楽と日本のちんどん屋音楽を融合させたノスタルジックなサウンドがとっても良い。ベースが弦ベースでなくテューバが担当してるとこがまた全体の雰囲気を温かいサウンドにしてくれる。

今夜のステージは最初、張紅陽が1人で登場しアコーデイオンソロから始まり途中から他のメンバーが登場し1曲目を演奏、いつもなら1曲終わったとこでMCが入る事が多いのに今夜はそのまま3曲目までぶっ続けで演奏。なんかクールだなあと思っていると
その後のMCで理由がはっきりした。
なんと梅津さん、風邪の影響か喉を痛めたとの事で声がガラガラで声量がないので昨日のライブまでMCをしてなかったとのこと。

そのぶん、いつも以上に身体を動かし大きなステップを踏んだりしながら吹いていて見ているこっちまで楽しくなってきて身体を動かしたくなってくる。
ライブ中盤ではテューバの関島岳郎氏のソロコーナーもあり、ここでは関島さんの参加するグループ「栗コーダカルッテット」仕込みのリコーダー演奏とカシオトーンというオモチャの電子鍵盤楽器の同時演奏
を披露。なんと椅子に座った状態で膝の上に置いたカシオトーンの鍵盤をリコーダを吹きながらそのリコーダの先端で押さえてメロディを奏でていました。これ、なにげに凄い技術だと思う。ちゃんとリコーダとカシオトーンでユニゾってたからね。

梅津さんはアンコールになると結局、歌いたくてウズウズしていたのか自分がボーカルの曲をがらがら声のまま披露し大盛り上がりでした。

で、終演後のこと。偶然にもリーダーの梅津さん、サックスの多田さん、ヴァイオリンの松井さんと少しの間お話しさせていただいた。演奏後に出演者と一緒に飲めるとこ、これこそがこういうライブハウスの良いところだよな。

実は今回のライブ、行こうかどうか迷ってたんだ。何人もの知人を誘ったものの相手の都合が悪かったり興味がなかったり・・・。結局僕1人でライブを見たんだけどとっても充実した大満足な一夜になりました。

このバンド、ほんとは全ての知り合いにお勧めしたいとずっと前から思ってるんです。

皆さん、次回のライブはぜひ!!

必見ですよ!