うーむ韓国も
敗退か。やはりまだ,アジアと世界のサッカーにはレベルの差がある。日韓はフロックといわれてもしかたあるまい。オーストラリアだって,4年後どこまでいけるか微妙だ。
今の日本は,しょせんアジアレベルのサッカーしかしていないのだ。三都主や柳沢,宮本なんかはアジアでの試合なら通用するが,世界レベルではやや力不足。中村も,今回はほとんど効いてなかった。マークが厳しくなると姿を消すようでは,やはり世界レベルではないのかもしれない。スコットランドのレベルはそれほどでもないしな。
全体として,守備の場面で中盤があまりにズルズルだったというのが率直な感想。結局,シュートの前のパスを自由に打たせすぎている。あれは,「持たせている」なんてことはない。だからいいミドルを打たせてしまっているし,実際それで点を取られている。当然,目立つのは川口ということになる。
つまり,「最後さえ防げばよい」という考え。これは3試合すべてに共通する問題だった。特にオーストラリア戦がその意識が強かったように思う。だがそれは,非常に綱渡りのやり方だ。そして,個々の強さがあるチームが取り得る方針だ。アジアではこれでもよかったのだけど,世界ではダメだったということ。
個の力で劣っていたから,中盤で真摯にプレスをかけて,ボールを奪う,あるいは相手に自由にさせないというのがトルシエ時代の日本のサッカーだった。このころの方が,技術的にはともかく「強さ」はあったのではないか。勝てる強さではなく,負けない強さなのかもしれないけれど。
あと,多くの指摘があるが,4年後はどうするのか。もう少し,若い世代を登用してほしかった。今野や松井,阿部といったあたりが混ざっていれば,もう少し代表世代の刺激になったのでは。それに,4年後のチームのファウンデーションが作られたはず。
やはり,ここは一つ代表監督として,ヒディンクを招きたい。そして,3度目のマジックを日本代表で。
Posted by northCountry at
11:15
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