今年のCESで発表されたものの中で,ボクが一番ほしいと思ったのが
OQO model 02。フツーはiPhone(これはMacWorldか)とか大画面テレビとかに注目するのだろうけど,ボクはこっち。
もともと,PDAとか小型コンピュータはわりと好き。特に最近になって,外国為替証拠金取引(FX)などを始めてしまった結果,朝晩など家にいる間中,傍らにはパソコンがある。ボクが持ち歩いているノートPCは,一応モバイルノートではあるが,大柄な方で重さも大体2kgくらいある。家の中を持ち歩くぶんには不満はないが,常にそばにあるというのがうっとうしい。特に食事の間は,動かしていると場所ふさぎなのだ。
大きさ的には,例えば松下のLet'snoteのR5とかでもまあいい。こいつは友人に借りて少しの期間使っていたので,悪いマシンじゃないことは知っている。ただ中途半端な感じなんだよな。小さいのが欲しいのか,それともちゃんとしたキーボードのPCが欲しいのか,という感じで。持ち歩くことを考えると結構厚いあたりも気になるし,ファンレスにするための放熱がトラックパッドのあたりに感じられて結構不快感もある。
というわけで,ソニーのバイオUXあたりをねらっていた。実売価格で大体14万円くらいかと思っていたら,Vistaモデルが発表になって13万円台に下落しているし,悪くない。ここ1カ月くらい,こいつを買おうかと思っていた。まあVistaモデルが出ることはわかっていたので,それがどんなものとなって出てくるか見極めてからとは思っていたけどね。そしたら,ちょっとメモリー足したけどCPUはCore Solo 1.2GHzで,そのくせHome Premiumかという感じ。いや,悪くはない。悪くはないが,もっと思い切ったスペックを期待していただけにやや残念。
そこに出てきたのがOQO。OQOを見たのはUXのVistaモデルよりも前だけど,その小ささがそそられるし,そのクレイドルもそそられる。もしかしたら,UXでさえある程度我慢が必要な使い勝手なのが,小さくなりすぎてさらに使い勝手が落ちるのかもしれないけれど,この手のものはトレードオフのポイントが個人によって違うからね。
念のためちゃんと大きさを比較すると,
・OQO:142.2×83.8×25.4mm,454g以下
・UX: 150.2×95×32.2〜38.2mm,532g
一見微妙そうだが,1cmずつ大きいということは一回り違うということだ。この大きさで1cmというのは結構効くんじゃないかな。
ただなんと言っても高価。日本では
ブルーレというところが予約受付をしているが,1Gメモリーを搭載すると31万円。ちなみに米国だとこのスペックで1850ドルだから,120円換算で22万2000円。米国価格でもUXにプラス8万円近い。日本語OSとかに変える手間があるのはわかるが,さらにプラス9万円はちょっと厳しい。
Posted by northCountry at
17:41
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