2006年12月

2006年12月31日

2006.12.29(Fri)-愛野

天気は良いんだけど風が冷たかった天皇杯準決勝(2-1)。

ecopa













まず、ガンバ大阪は本当に本当に上手かった。さすがに優勝を争うチームは、他のJ1のチームより格段にレベルが上だった。

ただ、やはり好きにはなれない。泥臭い「土の匂いのするFootball」に俺は熱くなるし、そういうチームが好きだ。

じゃあ札幌はどうだったかというと、札幌もそういった自分たちが持てるプレーを出し切れなかった気がした。ガンバ大阪にうまくいなされただけではなく...いい流れの時にさらに流れを自分たちに引き寄せる選手交代はとうとう見ることが出来なかった。これだけ力に差があるなかで、流れが悪くなってから交代では遅すぎる。

選手は本当に頑張っていた。でも今の札幌なら、もっとできるんじゃないか。そんな悔しさが残った試合だった。

ただ、選手に対しては心から拍手を送りたい。ピッチ上のことだけに集中できない今のチーム状況で、ここまでやってくれたのだから。特に西澤は、DFの面白さを教えてくれるプレーを最後の試合で見せてくれた。去年のアウェー甲府戦での完璧なプレーぶりを少し思い出したね。


今年最後を飾る写真は、試合開始前のゴール裏から。

風の舞う二階席からピッチを眺めている男。渋い。

DrumMan













そして最後は、ゴール裏の全体図。なんか11月の中旬から、ずっとモヤモヤしているんだけど、開幕までになんとかしないと。来年はもっと光り輝く年にしたいね。

札幌のFootballを愛するみなさん、よいお年を!

Starting Over

northern_lights1996 at 22:06|PermalinkComments(0)

2006年12月13日

大倉山の夜

バタバタバタバタ…

つい先ほどの午後10時過ぎ。

横浜国際からタクシーで10分の距離にある我が家の上空を、ヘリが爆音を響かせて通過していった。

FIFAの幹部? それともバルサ関係者?

なんだか不思議な感じがする。

もうヨレヨレになった「ONE&ONLY」を布団の中で読みながら、大倉山の夜は更ける…


northern_lights1996 at 23:09|PermalinkComments(0)

2006年12月07日

2006.12.2(Sat)-札幌ドーム

柳下監督率いる札幌の最後のリーグ戦(0-2)。

この3年間を振り返ると、まず、一人の監督のもと、同じ目標をもってやってこれたことに幸せを感じた。「2004 Great Escape」。柳下監督だからこそ出来たことだと思う。

そして、背番号8。

2003年から札幌に在籍しているこの選手と、俺自身、ちゃんと向かい合えたのは2004年から。

どんなに情けない試合でも、時に素晴らしいプレーを見せて、ぶつけどころのない想いを救ってくれた。

この3年間アウェイゲームへ行く気持ちは、「好きだから」の一言では語れないものがあったし、そんな簡単に言ってくれるなよ、とも思う。

でも、「砂川が魅せてくれるんじゃないか、それを見逃しちゃっていいの?」

そんな気持ちが虚無のスタジアムへと足を運ばす原動力の一つになっていた。

2005年開幕直後の前橋での試合。

今年も2004年と同じようにズルズルいってしまうんじゃないか、という雰囲気を吹き飛ばしたオーバーヘッド。驚愕。そしてゴールネットを揺らすまでの時間。

裏街道で相手DFをかわして、ゴールへ突進していった天童でのドリブル。ゴール裏の自分もグイグイ引っ張られるような感じがした。

これ以外にもいっぱい素晴らしいプレーがあった。そんなプレーのお陰でこの3年間、Footballの楽しさを失くさずにいられた気がする。帰宅途中や仕事中、夜寝る前、何度脳内リプレーしてニンマリしたことか。

そして、今年のプレー!

彼のミスで試合に負けても納得できるし、彼のような選手がまた出てくるなら、もう一度2004年のシーズンを過ごせるんじゃないか、とも思う。

そんな選手と、来年も戦いたい。いま心からそう思う。

「4年間の汗の結晶 砂川誠は札幌の誇り」

Message

northern_lights1996 at 21:42|PermalinkComments(0)

2006年12月01日

最終戦前夜

明日は、今年のリーグ最終戦。
久しぶりにホーム札幌へ帰る。

なのにいま。心には怒りの感情しか沸いてこない。

柳下監督になってからの、この3年間。

フロントが掲げた5段階計画を支持し、フロント、チーム、サポーターが一丸となって共に戦ってきたと思ったら、柳下監督と城福さんの解任。

確かに致し方のない面もある。結果をみれば。

でもね、曲がりなりにもこの3年間札幌と真正面から向き合い、時には一緒に泥水をすすってきた人たちでしょ?

そんな人たちに対して、ろくに面談もせず一方的に「はい、さようなら」。
そんなのありえないよ。

何ができて、何ができなかったのか。

お金がないチームだからこそ、そこに時間と知恵を使わないとだめなんじゃないの?
なんのための3年間だったの?

城福さんも解任ということは、フロントは今のチーム作りの方向性に問題があると思っている、ってこと?

やけに物分りのいい人が多いみたいだけど、そんな簡単にリセットボタンを押されてたまるか。


northern_lights1996 at 21:28|PermalinkComments(0)