2007年12月
2007年12月17日
The ocean
今年も来ました忘年会ラッシュ。木曜は久々に来京したＧＧHやファルコと祝宴を上げ、金曜は取引先接待忘年会…溜まった鬱憤と疲弊をその後合流した破壊王宅オール飲み大ハッスルで発散。道に迷いつつ帰宅したら今度は元同期入社組プチ同窓会。いやー飲みに呑んだり３日間。身も心も骨も歯もアルコホルに、ドロドロに溶かされてしまったようだ。うげー疲れた…迎えた日曜。好天。陽光。どっか行きたい。が山に登る体力は無い。気合も無い。枯渇。それならば久々に海へ行こう！冬の穢れ無き海で、この濁った心と体を洗い流すのだ！昼飯のラーメン食いつつ２分で決意を固めた俺は、ひとり旅立つ。ZEP中期の壮大な名曲「In The Light」を聴きつつミウラ半島の先端、ＪＯヶ島へ向かった。電車とバスを乗り継いで２時間半。ミウラ半島はちょくちょく来ているが、最南端まで来たのは初めてだ。おお、これは凄い。太平洋の荒波によって削りだされた海食崖と海岸段丘が、猛々しい景色を作り出している。
うーむ素晴らしい。アイルランドの名所、ジャイアンツコーズウェイのようだ。こんな幻想的な絶景が都心すぐ近くにあるとは…！盲点だったぜ。パシャパシャ写真を撮りまくっておると、岩の向こうから甲高い声。
「おーいママ−！河豚だ！フグがいるよー！」
のび太みてーなメガネかけとるくせに、後ろ髪だけ長い(Tenzanカット)みょうちくりんなボーイがはしゃいどる。どれどれ行ってみよう…お、巨岩のくぼみに大きなタイドプール(汐だまり）が出来ている。水も澄んどる。確かに魚がおりそうだ…もう少し近くに…と
とぅるん！
バシャ！！
ギャ−！！！
冷てぇ！！
何と！岩場の海苔で滑ってタイドプールに落ちてしまった！！ぐあー靴とケツがビショビショじゃ！おのれ〜。ハメやがったな小僧！ハメられてハマっちまった！！許さん！がー！
俺は怒りの人間魚雷と化してボーイの黄門にきりもみ突撃。そのまま高く持ち上げ、後方に投げ捨てる究極の荒技…「カンチョースープレックス」を見舞った。はあはあ。すると明らかにヨコハマヨコスカのＺＯＫＵあがりとおぼしき茶髪ロンゲの両親が追ってきたのでスバヤク丘の上に逃げた。
はあー寒い！！まさかこんな真冬に下半身ズブ濡れになるとは！しかしこのまま帰るのは勿体無さ過ぎる。ビショビショの靴をガポガポいわせつつ、木々の間を走って走って走って…あ、視界が開けた。
おおー。こいつは…
こ、此処は関東でも指折りの夕陽の名所なんでないかい？海を見下ろす芝生の丘。吹き渡る潮風。水平線の彼方に沈んでゆく太陽…昔、こんな場面を夢に見た事がある。ずっと探していたのだ。こんな場所を。それがいま、現実に。俺の目の前に。するとヲークマンから、これまたZEPの名曲「Over The Hills & Faraway(丘の向こうに)」が、タイミング良く流れてきた。最高だ。最高の瞬間だ。
しかし何時までも感動に浸っとる訳にはいかん。ぐずぐずしちょれん。バスの時間も迫っちょる。そろそろ戻らねば。帰りはこの丘をまっすぐ下って、海沿いに帰ろう。はーさむい。さいわい笹ヤブは腰ぐらいの高さみてーだし…道らしきくぼみもあるし…と踏み出した瞬間！！
ズボ！！
ガササガサガサ！！
ぐわー！！
滑落した！！
痛ぇ！！上からはなだらかに見えたが、笹に隠された地面はかなりの急傾斜だったのだ！そして低いと思っていたヤブは、２m以上の高さだった！ズシャシャと滑り落ちやっと止まった俺の視界は、上左写真。笹しか見えんし！これ、道じゃねえし！ただのジャングルだし！！
全身泥と葉っぱだらけになりつつ何とか脱出。濡れとった所為で靴もケツもドロドロに汚れてしもうた。顔を上げた目の前には、南米ギアナ高地のような景色が広がっていた。凄いわ此処は。ロストワールドだ…
トボトボ歩く帰り道。遂に陽も落ち、潮風がケツと足に冷たい。マジさむい。こりゃ風邪ひいたかもな…やっとこ辿り付いた港では、ゴツイおっさんが屋台をやっとる。１本くれ。俺を暖めてくれ。まさかこのおっさんも、俺のケツと靴がズブ濡れだとは思わんじゃろな…と逡巡しつつイカ焼きを購入。うーむ取れたての食感。うまい！！こりゃ最高！
いやー今回も大冒険だった。まさか冬の海に落ちるといは思わんかった…癒されに来た筈だったんだが。まあよかろう。また電車とバスを乗り継いで帰る。俺の座ったシートはケツの濡れが沁み込みグショグショになっていた。しょうがない。次の乗客よ、気をつけろ！２時間後やっと我が町に到着。はあー疲れた。早く家に帰って靴脱ぎたい。一刻も早く…が…あ、切符を精算せないかんかった。しかし…あー！千円札も万札もビチョ濡れでフヤフヤになっとるし！！券売機に入らんし！！駅員は何かヤンキ−に絡まれとるし！！駅から出れんし！！ぐおおお！！
＝＝＝GAME OVER＝＝＝
2007年12月10日
Whole lotta love
今回は非常にマニアックかつアカデミックな内容なので、興味ない方は素通りされたし。書く方も望んでいない。The World Won't Listen。しかし「ぬ」と何処か引っかかった好事家あるいは向学心ある貴方は、きっと人生の楽しみが一つ増える事であろう。では。
再結成やらライブ完全版リリースやらで、最近またZEPが話題になっている。ZEP。そう、あの伝説のバンド、レッド・ツェッペリンだ。わしゃ高校1年の時に出会い、以後10年以上愛聴し続けとる…ローリングストーンズ、スミスと並ぶ個人的３大バンドの一つだ。実は俺の左手の甲には、ZEPのリーダー：J.ペイジのシンボルマーク…通称「Zoso」が彫り込まれている(墨は入ってないけど)。ありゃ17歳ん時だった…若気の至りとはいえ、それほどハマッていたのだ。
当時の周りの洋楽好き男子は皆リアルタイムの…ニルヴァーナ、レッチリ、レイジ、メタリカ、レディオヘッド、オアシス、ブラーあたりを聴いていたが、残念ながら俺はどれにもハマれんかった。好きな人には悪いけども、どこか面白みが足りんかった。ストーンローゼスとスマパンが辛うじて好きだったが、両方ともすぐに解散してしもうた。上記リアルタイムの若手バンドに惹かれんかった理由は…極論するとどれも単なる「ロック/ポップ」でしかなかった。底が浅かった。しかしZEPの音楽は違っていた。
そもそもジャケットデザインからして神秘的だった。メンバーは何処にも写っとらんし、右の「４」に至ってはタイトルもバンド名も無い。中３でギターを始めたが家にはアコギしか無かったので、エレキギンギンのハードロックやパンクをコピーしてもやはり物足りんかった。しかし、「ハードロックの元祖」としか知らなかったZEPを何気なく聴いたところ、予想を越える衝撃が襲った！
アコギの凄いプレイが満載されとったのである。超絶アルペジオ、フィンガーピッキング、変則チューニング、スライド…「どうやって弾いとるんかこれは？!」の連続だった。魔法にしか聴こえんかった。
そう、上記した最近のバンドや邦楽…「単なるギターバンド」「単なるハードロック」との最大の相違点…それは「非ロック」というところに尽きる。
勿論ハードロックやメタルの元祖的代表曲も多いのだが、それ以上に俺を牽きつけたのは、所謂ベスト盤には収録されていない…フォークやトラッド、ブルーズ、クラシック、アラブ民族音楽等「ロック以前の音楽」の解釈だった。ストーンズやドアーズにもそんな曲はあったが、ZEPほどの壮大なスケール感は無かった。要するにZEPの立ち上げメンバーであるペイジとジョンジー(ベース/キーボード)は下積みのスタジオミュージャン時代に勉強したのか、これらルーツ音楽の素養・教養がハンパ無く、それが凡百の「ただギター鳴らして大声出してりゃいい」バンドとの最大の差だったのだ。
ハードロック・メタル的な曲が少なくソフトなアコギ曲が多い事で評価の低い「�掘廚癲◆屬罎襪な�ギターも簡単かも…」と思って弾いてみれば…２曲目オープンC6、３曲目オープンA、８曲目オープンG、９曲目オープンF、10曲目オープンCと変則チューニング(かつほぼ半音下げ)のオンパレード。普通のギターでは絶対に弾けんのだ。そしてリズム。ロックやポップのリズムは基本的に８ビート(これが一番『わかりやすい』のだろう）だが、ZEPに関しては殆ど無い。複雑玄妙な変拍子＆16ビートばかりだ。続く「�検廚皀吋襯般瑛悗里茲Δ福峺造衞気�闘い」、あの天才指揮者カラヤンも絶賛したという「天国への階段」、そして俺がZEP中で最も好きな曲「フォア・スティックス」の、怒涛のように押し寄せる狂ったようなポリリズムと、「フツーのロックバンドじゃ絶対に有り得ない」名曲が満載されていた。
古来より人は…自分の頭の中で理解出来ないもの、理解しきれないものを「気持ち悪い」とか「悪魔的」「神秘的」と称してきた。「狂ってる」とか。フツーの一般大衆はそれら「わかりにくいもの」を遠ざけ、「わかりやすいもの」だけ見たり聴いたりして楽しむ。音楽しかり、映画しかり、スポーツしかり…
だが、「わからないもの」にこそ真の面白さは潜んでいる。そういう意味でZEPは俺にとって、最高に「悪魔的」で「神秘的」である。10数年聴き続け、ギターも勉強してきたのに未だに「わからない」事だらけだらけじゃもの！解明できん！リズムはとれんし、ギターは弾けんし、ボーカルはテンション高すぎるし！プレイだけでなく録音技術も凄い。30年も前に解散しとるのに、今もって「再現不可」なんて！！多くのライターやミュージシャンも語ってるが、ホント「超人」「神の領域」に踏み込んでいる。前述の「Four sticks」なんて気でも狂ってなきゃ絶対作れん曲調だし、他にも「移民の歌」「永遠の詩」の強烈な肉体的グルーヴ。「Gonna Leave you」「丘の向こうに」で聞かれる静と動のダイナミズム。「Kashmir」や「In the light」の民俗音楽的音階と圧倒的スケール感は太古の巨大建築を想起させてくれるし、「That's the way」「Bron-y-air」のような叙情的ナンバーを聴くと、遠く英国湖水地方の澄んだ景色が見える。聴覚刺激を視覚刺激に…そんなバンドもZEPだけだ。とにかく、俺にとってはZEPは別格。20世紀人類の大いなる文化遺産である。登場当初（'68年)日本にはまだメタルとかハードロックとかいう言葉は無く、「アート・ロック」と呼ばれてらしいが…予言であったとしたら天才的だ。まさにZEPの音楽はロック/ポップの範疇を超越した、完全無欠の「芸術」であり、恐れ多い、崇高な存在なのである。
ふあー、眠くなってきた。最後に、シュールレアリスム画家が残した名言でしめくくろう。
「…『謎』以外に何を愛せよう」…ジョルジュ・デ・キリコ
＄私的ベストソングランク＄
��Four sticks ��The song remain the same ��Over the hills & faraway ��Ten years gone ��Nobody's fault but mine ��Bron-y-air ��Trampled underfoot ��In the light ��That's the way ��Rain song
感無量
2007年12月09日
That's the way
忘年会ラッシュで水木金と飲み続け。身も心も懐も寒風吹きすさびヘロヘロになったが、あけて土曜は静岡の「焼き肉発電所」ことＤieスケが帝都に現われたので、チャンスとばかりに前から行こうと画策しとった下町の知る人ぞ汁グレートな居酒屋に連行。昔話で盛り上がった。例によってここでは明らかに出来んが、酒も肴も雰囲気も一級品。昭和の香りを色濃く残す、歴史の堆積が沁みこんだ「本物の居酒屋」。名店だった。ダイちゃんよ、あれは自慢出来るぞ。またいつでもいらっシャイ。さて。
日曜。天気も良い事だし、以前（ＰＣで見とる人は左のアーカイヴ11月またはカテゴリ「まぼろし村探検」の『Ocilate wildly』参照)道に迷っちまい探検しきれんかった村を再訪する予定だったが、起きたら11時半。ぐげぇ…あっこまでは片道電車2時間、登山1時間。しくったぁ…。今からじゃムリだ…しゃーない。疲れも溜まっとる事だし、今日は諦めて癒しの旅に出よう。という訳でヴェルヴェッツの名曲「Sunday morning」を聴きつつ出撃。
ゆらり揺られて1時間。終点の駅で降りる。おお、雲ひとつ無い。素晴らしい天気だ。のどかじゃなあ…信じられんがここも一応東京都なんよね。街道脇のコンビニで昼メシを買い、車が入れん細い細い坂道を降りていく。この先に、俺がこの5月〜7月にかけたびたび訪れてはひとり静かな時間を過ごした河原がある。「俺の場所No.2」に認定するほど素晴らしいとこだったのだが…
ありゃ！河原の形が変わっとる！細い！(左写真)「俺の場所」が無くなっとるし！！うーむ自然の猛威。今年の台風は凄かったけんなあ。しゃーない。もう少し歩いて、橋のたもとの河原に降りた。
買ってきたカレーパンとプチコーン(焼きもろこし味)、ホットコーヒーのランチ。リュックを枕に読書。陽だまりが心地よい。空気も水も澄明。誰も来ない。静かだ…ちょろちょろ流れる沢の音と鳥の声しか聴こえない。時おり、橋の上を子供達が楽しそうに走ってゆく。それもまたよし。ゆっくりゆっくりの2時間。いやー癒された！！美しい景色の中、こんな素晴らしい時を過ごせる贅沢。俺一人で独占して勿体無いくらいだ。皆はどんな休日を過ごしとんだろなあ…しかし初冬の日暮れは早い。風が冷たくなってきたのを汐に、夕陽を眺めつつ帰路についた。
＄今週のＢＧＭ＄
・1979 / Smashing pumpkins
おわり
2007年12月04日
sea side she side
＄今週のあやしい西方遠征＄先日の「不帰の谷単独徒歩踏破＆あやし村探検」の昂奮や疲労も冷めやらぬまま、俺は夜半に…リュックに荷物を入れたり出したり入れたり出したりやっぱり入れたり悶々としていた。そして迎えたフライデー。１７時半の終業チャイムと同時に会社を脱走し、空港へ直行。そして数時間後。遂に降り立った。この旅多き人生において今だ未知の場所。それはハカータ！！YEAH！！ビーバ！！あやしい西方制覇の旅、スタートである。
さて時刻は２１時半。降り立ったものの何処へ行けば良いかも判らぬ。腹も減った。すると、前もって連絡しておいた気持ち悪い軍団西方先遣隊福岡支部長の「外道」からメール着信。
「テンジン デ マツ」
よしナイス！地下鉄で直行しタイムラグなく合流。指令その１は完遂だな。難しいのは指令その２…「ハカタノ シヴイ イザカヤ ヲタンサクセヨ」だが…
これはあくまで前提。更に補足として�．船А璽鹽垢鷲垈牒▲�キがうるさい店は不可��酔っ払いオヤヂがうるさい店も不可�ね�線でJ-POPが流れとる店も不可�ゲＪ源�店名は一切不可 という秋霜のように厳しい条件がついていたが…
さすがたった一人、気持ち悪い軍団代表として孤独な戦いを3年も続けてきた男である。人もまばらな裏通りに、上記を全て満たすグレートな居酒屋を発見していたのだ！エライ！
写真が撮れんかったのが残念だが…逆上した俺たちは
・サバ刺身ごま醤油和え
・カワハギ煮付け
・ナマコぽん酢
と玄界灘の秋の味をしっかりたいらげ、焼酎をごぶごぶ飲んだ。特にサバ刺身のぷりっぷりしとる事といったら！九州独特の甘味醤油に、ゴマの香ばしい香りを絡めて…こりゃ絶佳の風味！イヤー堪能！初日からこんな美味しい思いして良いのだろうか！
「まだまだ。お待ちかねは次ですぞ…」
外道があやしく笑う。そして連れてってくれた先は、出た、屋台。しかしおのぼり観光客が来るような場所でなく、地元民知る人ゾ知る路地裏の店。果たして登場してきたラーメンは…う、美味い！本場はやはり違う！いやーたまらんたまらんハフハフと食しておったら…
「おーさむさむ。おっ、やっとるわ。ささ、座って」
向かいの席にやって来たのはチョイワルオヤヂ2人。「ここがうめーのよ〜。知っとっと？」と水ショーバイ風姉ちゃん2人を招き入れる。むむ…
「2人とも年いくつ？22？若いねえー。いいねえー。まだ万個くさくないっしょ。俺は４７だけどまだ珍湖くさくねーよ。イケルよ。ゲッへッへ」
ぶはぁ！！(ラーメン吹く音）！いきなり何て事を言うのだこのバカオヤヂ共は。その後も娘達の発言にいちいちセクハラ気味の突っ込みを入れ、陳古＆満粉を連発。最低じゃ！ゆ…許さん。只でさえ豚骨の生々しい臭気が充満しとるというのに！死ねこのシーモネ〜タ〜め！！俺達の怒りは遂に頂点に達し、学生時代からのツープラトン攻撃「クロスBOMBER」を炸裂させ首を折り、こないだ深夜テレビで憶えた必殺技「青春の一撃」でとどめ。路地向こうの工事現場へ吹っ飛ばした。その後は勝利の余韻を肴に外道宅にて朝4時半まで飲み明かした。
さて翌昼。起きぬけに「もう一軒、美味いラーメン食わしちゃるよ…」と連れていかれたとある謎の店。
裏路地にある一見なんの変哲もない店だが…むむ…この行列。これはあやしい。普段はめんどくさくてメシ屋ごときに並んだりはせんのだが…数分待って中に入ると…
おお！各界の著名人のサインがズラリ！野球選手からミュージシャンまで…某こくばる県知事も！相当有名な店のようだぞここは。ＤＪやＲ＆Ｂ歌手の上にあるのは…何と、わしらがさんざんお世話になった夜の天使、追川ＮＡＯ嬢のもあるではないか！その横にゃ有機まい子嬢のも…一体何なのかこの店は。そして出てきたラーメソは…
う…美味い。キクラゲ＆とろとろチャーシュー＆細麺の正統派ハカタラーメソだが！只者ではない美味さだ。いやーヤベー。満腹となった俺は、そのまま外道の車で次の目的地まで送ってもらった。
ここが有名なモモ地浜か。美しい。向こうに福岡導夢が見える。そしてこのグレイスフルな建物。おっ、横ニャソがもう来とる。そして…あやしい探検隊初代副総長にして元「ガリガリ番長」、現「探偵ガリガリ」ことＧＧＨ、そしてその妻ナオチャンチンも！久々の再会だ。そう…今から此処で行われるは俺達の大事な親友かつ戦友、博多のリーサルウエポンこと腹坊の結婚式。
個人情報ほご法に基づき写真は載せぬが…素晴らしかった。感動だった。特にフォアグラが美味かった。
腹坊の地元の友人達もファンキーで、2次会も大盛り上がり。そしてメインのビンゴで、俺は特賞、ニンテン堂Ｄｓを当てたのだ！ヤター！！今まで数々の式に参列してきたが、最高でもＧＧＨ＆ナオチャンチンの時の袋ラーメン詰め合わせしか当てた事が無かったので、マジ嬉しい誤算。腹坊ありがとう。
その日は25時まで飲んで解散。式から11時間も飲み続け、ふたたび外道宅で爆睡。翌日曜はこれまた久しぶりの博多美人ミス悩ましい季節も参加して、ランチでシメ。16時過ぎ発の飛行機に乗り込んだ。こうして楽しい旅は終わった。
いやー良かった九州…メシがどの店入っても美味いし、安いし。そして道行く女の子が美人ばっかり！腹坊の嫁さんもだし、2次会に来とったコ達もそーだったし…「博多美人」で本当だったんだな。今回初めて訪れて気付いたんだが…よく言われる「博多出身のゲイ濃人美女は多い」。つより、「美女ゲイ濃人顔＝博多の女の子顔」なんじゃねーかと。眉がキリっとしとって、目がパッチリ二重、という…。ＡＹＵもＥＢＩちゃんもそうだ。間違いナイ！これは新たな発見だった。
福岡におる友人達の中でケーコップにだけ会えんかったのが心残りだが(そーいやケーコップも上記特徴備えとるね）最高に楽しい3日間でござった。みんなありがとう。特に外道。君のおかげで宿泊費がタダで済んだよ！帝都に来るときゃウチ使ってくれや。
＄今週の楽しい読書＄
・ベタ事典…日常で使われる便利なベタ語が満載。抱腹絶倒。必買必読。
用例：「なんか…疲れちゃった」→３０代ＯＬ語（深夜のバーカウンター必須）
「私達、付き合ってんのかな」→ウブ学生夢見てる語
「この泥棒猫…」→Ｂ級昼ドラ嫁姑語
「もう一軒行きましょ、もう一軒！」→酔っ払い馬鹿オヤヂ語
「結局いつも『いい人どまり』なんだよなあ」→合コン失敗その後語
「ううん…違うの、嬉しいの」→大人の階段のぼる語（初夜）
＄今週のBGM＄
Ten Years Gone / Led Zeppelin
再見。
