前原誠司外相は19日午後の講演で、農林水産業関係者が反対している環太平洋連携協定(TPP)への参加について「わたしは入るべきだと思っている」と強調した上で、「日本の国内総生産(GDP)における第1次産業の割合は1.5%だ。1.5%を守るために98.5%のかなりの部分が犠牲になっているのではないか」と述べ、反対論を強くけん制した。
2010年10月23日
よく言ってくれた前原外相
「農家のため残りが犠牲」=環太平洋連携の反対論けん制−前原外相
一方、日本の経済連携協定(EPA)、自由貿易協定(FTA)締結状況は隣国の韓国に比べて格段に遅れていると指摘。「国を開くということを本気で考えないと、日本の競争力はどんどん低下していくと思う」と危機感を示した。(2010/10/19-18:23)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201010/2010101900763
日本ほど自由経済のおかげで繁栄してる国はありません。
2010年10月21日
米価下落で日本のコメ輸出可能性が見えてきた
米の買い上げ 政治の責任で/暴落「メシ食えない」―農家の苦境示す/紙 ...
紙議員必死ですね。
農業族議員の鏡ですね。
議員仕事が農家のみの利益を代弁することならば、 彼女は間違いなく最も優秀な議員でしょう。
それはともかく、何気すばらしいことを言っています。
米価が下がって農家は、困ってるから買い支えろと必死の紙議員。
どれほど米価が下がっているかをフリップ付きで説明しています。
その中で一部地域の米が8千円代にまで下がってると言っています。
紙議員はこれは問題だと言っていますが、私はすばらしいことだと思います。
中国の米価が約9500円代なのだそうだ。
つまり、日本の米を輸出することが可能になるということである。
人民元も切り上げられたし、いよいよ日本のコメが海外に本格的に輸出される日も近いということか。
2010年09月27日
日本は米作りに向いてないこれだけの理由
だが、それゆえに日本は、競争力ある穀物を育てるのに、適していない。
穀物とは、コメ・麦・大豆・トウモロコシなどのことである。
この記事では、これらに加えてジャガイモなどのイモ類も、穀物の中に含まれてる(理由は下記を読んでもらいたい)。
穀物には、以下の優れた性質がある。
・比較的容易に栽培することが可能。
・世界各地で栽培されている。
・カロリーを摂取するのに優れている。
・保存性が優れている。
・栽培方法で味に大きな差が出にくい。
これらの性質は、人類が多くの人口を養う農産物としては、大変に優れた性質だが、日本のように農地が狭い上に平地が少ない国にとって、競争力ある農産物を作れない原因になる。
まず第一に、
世界中で栽培されているので、競争相手が多い。
第二に、
保存性が優れているので、世界中から輸入できる。そのため世界中の相手と競争しなくてはいけない。
第三に
保存性が優れているため、最近収穫されたものだけではなく、過去に取れた農産物とも競争しなくてはいけない。
第四に、
味の差が大きくないために、差別化しにくい。
これらの性質ゆえに、
競争は、おもに価格でということになる。
だが、価格を下げるためには、大規模で集約的な農業経営が必要。
それらは、日本のような農地の狭い国にとって大変に難しい。
確かに日本は自然環境では、コメ作りに適した要素を多く持ち合わせているし、コメの単位面積あたりの収穫量でも優ってる。
だが、それら優位性を打ち消して余りある上記の経済的要因によって穀物生産能力が低い国になってしまった。(コメは778%という高関税で保護され、麦も大豆もほとんど輸入物)
では、日本農業はどうすればいいのだろうか。
結論から言えば、競争力ある農産物をつくるべきだと私は考える。
上記の穀物の性質と遠い物を作れば、日本農業も戦える可能性がある。
・味の差が栽培方法によって出やすい。
・保存性が劣っている。
・競争相手が少ない。
これらの性質をそなえる農産物として、果樹や野菜や花などが考えられる。
果物や野菜や草花は、現代の技術でも安価に長時間の保存は難しい。
それゆえに競争相手は、近隣地域に限られる。
さらに栽培が、穀物などよりも難しいために、競争相手が少ない。
栽培方法によって農産物の差が大きく出るため、競争相手との差別化が用意にできる。
つまり、これら果物や野菜や草花などは、金になるが栽培が難しい農産物である。
だが、それゆえに農地面積以外の要因で、挽回できる余地が大きい。
2010年04月05日
狭い日本で食糧自給は不可能
日本の農業がなぜこうも斜陽産業で振るわないのだろうか。
最大の理由は誰もがわかっていることだが、
日本が狭いからである。
農業の競争力をあげようと考えた時に、まず必要なのが規模である。
つまりは広い土地である。
だが、日本にそれはない。
日本は面積的にはイギリスより大きくフランスより小さい。
国土面積のみで言えば必ずしも小さいとは言えないが、国土の7割は山であり森である。
農地として使える土地は元々小さい。
さらに近代化によってわずかな平野も都市あるいは工業商業用地として活用されている。
食糧自給論者は、この根源的原因をどう考えているのだろうか?
江戸時代は、自給できていたから今もできるとでもかんがえているのだろうか。
2010年03月02日
絶望的にコメ作りに向かない日本
多くの人は日本はコメ作りに向いているという思い込みがある。
自然環境条件から考えるとそれは正しい。
だが、経済的環境も考え合わせると日本はコメ作りに向いてるとは言えなくなる。
理由は簡単 日本は先進国であるために人的コストが高いからだ。
アメリカやオーストラリアなどの国も同じく先進国なので人的コストが高い。
しかし、これらの国は土地の広さを最大限活かして小麦などの穀物を作っている。
だから、人的コストというハンデを持っていても競争力のある農産物を作ることが出来る。
日本の場合 人的コストが高い上に土地が狭い。加えてその土地もコマ切れで効率が悪い。
これでは、日本のコメが高コストで輸出競争力がないのも当然だ。
人的コストは下げられないし、土地が広がることもない。
ならば、効率の悪いコマ切れの農地を集約化するしかないのは当然の選択だ。
しかし、それを行うには農家の8割とか9割とかに農業を止めてもらうという大農政改革が必要になる。
しかも、それら改革が成功してなおアメリカやオーストラリアなみにコストを下げることができないだろう。
これが、日本が自然環境的にはコメ作りに恵まれていても経済的環境も考慮に入れるとコメ作りに向かない理由だ。
