2019年10月07日

台詞

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案山子堂
 
 移動日。
 なかなか遠かった。
 
 今、一人、ホテルでこれを書いているんだけど、少しだけ不思議な気分だ。

 今にも郷本直也が酒を持って私の部屋まで訪ねて来そうな気がする。

 ああ、そうか。
 同じ系列のホテルだから部屋の間取りがほとんど一緒なんだ。
 彼に手紙を送ろう。



 台詞。
 
「台詞ってどうやって書くんですか」

 この質問に対して答えは難しい。

 自分の場合は書こうと思って書いた台詞はだいたい駄目だと思うから、自然に溢れ出てきたものだけを信じて掴まえるようにしている、というか。

 だから意識的に書かないことがひとつの指針なのかもしれない。

 語感の気持ちよい台詞、美しい台詞が自分の中から出て来たときも嬉しいけど、文字にしてしまえばなんでもないような台詞が実は物凄く力を持っている台詞だったりするのが演劇の面白いところだと思う。

 「あーあ」

 某作品で書いた、このなんでもないような台詞がとても好きだったりする。
 このひと言に様々な感情が込められているから。

 俳優の身体を通ったときに活きる台詞が良い台詞なんだと思うのよねん。




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