2020年04月04日

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案山子堂

 今日は早めに終わるであろうと予測を立てていたのだが結局午前様なのだ。
 
 人の思考を追うというか覗くというか、そういう作業を延々と行っていた。
 これはなかなか骨の折れる作業だった。

 物語が書かれている。
 読み手はまずはその物語を追う。
 そしてそれを書いている作者の意図を追う。
 同時に作者の意図していないことを追う。
 そんなところ。

 文章には作者の人間性やらインテリジェンスやら見せたくない自分や見得の部分まで含まれている。
 
 この文章だってそうだ。
 お気づきの人がほとんどだと思うがこのブログは毎回全裸に剣道の小手だけ着けた状態で書かれている。
 よく読めばそれを読み解くが出来る。
 
 嘘だが。

 嘘だが、想像をたくましくすればそういう解釈だって成り立つはずだ。
 そしてそこに答え合わせは無い。
 書いた本人にだってわからないかもしれないし、合っていたとしても認めてくれないかもしれない。
 作者が死者なら答え合わせのしようもない。
 
 全ては想像の中
 確定は出来ない

 そんな作業を缶詰になってしている。
 ソフトな地獄だった。

 でも、その作業プロセスの中で新しい趣味を見つけられたので良しとする。
 遊びを見つけるのは得意なのだ。
 
 さて、明日も作業がある。
 胴を脱いで寝よう。




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