2012年11月29日

余談だが

By noshin0724
06:16
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 もはや執筆&演劇のお時間に突入してしまったのでそんなに時間もさけないのだが、何もない時の私はただの活字中毒患者なのである。

 昔も今も「本を読んでいたら金が転がり込んでくるシステムはなかろうか」と夢想することは多い。

 まあ、無いんだが。

 ジャンルも特にこだわりが無く、とりあえずなんでも読んでみようという読書姿勢。

 流行っているものは少し流行が冷めてからこっそり読むことにしていたりする。

 一点突破主義のように一人の作家を追って、その作家さんの作品はとりあえず全部読むという人がいるが、そういうことはしない。

 シリーズものは仕方ないなと思うけれども。

 本当は一人の作家やジャンル、時代をしぼりこんで読んでいった方が関連付けて楽しむことが出来るし、専門的な知識も重ねられるのだと思うけれど、なんかそういうのはいいやって思ってしまうんだよね。

 『リボン』以降、特にすることが無かったので久しぶりにアホの子のように本を読んでいた。

 そして思った。

 「これで金入ってこねーかな」

 まあ、入ってこねーんだが。

 若い頃は好んで読んでいた司馬遼太郎も、今は年に一冊(ひとシリーズ)にしている。

 そして久しぶりに司馬文学、司馬史観を堪能しながら思うのだ。

 「話ぜんぜん進まねえ!」

 それでいて読ませちゃうんだから、やっぱこの人はすげぇなぁとも思うんですけどね。

 ただ、話は全然進まない。

 余談だが、話が進まないと言えば…



2012年09月15日

楊令伝

By noshin0724
04:50
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 一日一冊(一殺)ペースで『楊令伝』を読み進めています。

 『水滸伝』の時から不満たれながらなんだかんだで読んでます。

 もうこれは付き合いみたいなもんです。

 シリーズものは読み始めたら最後まで付き合うのが礼儀です。

 元々は原典のファンです。

 spacenoid時代のコントライブに「金毛犬」だの「白日鼠」だのと付けてたのはつまりはそういうことです。

 だから北方水滸に関してはあーだこーだ言います。

 でもやっぱり長いこと付き合ってきた人物が死んでしまうと涙腺がゆるみます。

 生き残った漢が死んでいった漢を語る時もぐっときてしまいます。

 オイラは漢のこういう世界が好きなんや。

 だからこそ阮小五とか黄表とかの殺しかた見てると「なにしてくれてんねん北方のおっさん!」となるわけです。

 人物多いし大変なのは」わかるけどさ。

 でもまぁ、これは『岳飛伝』まで読むんだろうなぁ。




流山児祥企画「1960〜70年傑作代戯曲を読む」参加作品

「あたしのビートルズ」
■作
佐藤信
■演出
御笠ノ忠次

■出演
飯野雅彦
伊藤栄之進
箱田好子(劇団昴)
原田新平
藤枝直之
松村真知子
横大路伸

■会場
「Space早稲田」
東京都新宿区早稲田町74番地ビューロー早稲田B1
03-3208-3920
東京メトロ東西線 早稲田駅 1番出口

■日程
9/20 14:00〜
9/23 16:00〜
開場は15分前になります。

■チケット
前売り 1800円
当日 2000円
学生・U25割引(25歳以下) 1500円





2011年05月27日

『文房具56話』

By noshin0724
04:46
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 私は何故に消しゴムが好きなのだろうか。

 真剣に考えてみたことは無い。

 ただ、一つ言えるのは私の趣味趣向傾向として「あまり役に立たないもの魅かれる」というのがあるので、消しゴムもそれに当てはまるのではないかと結論付けていた。

 消しゴムからすれば「ふざけんな!」だろうけど。

 そんな折りにである。

 佐藤紫衣那女史から頂いた本に納得の随筆があった。

 串田孫一『文房具56話』

 文房具56話 (ちくま文庫)
文房具56話 (ちくま文庫)
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 読んでもらえれば話しは早いのだが、要約すると「消しゴムという物は本来的な使われ方をされていない」ということなのだ。

 私が学生の頃もそうだった。
 
 後ろの席のアホがちぎって投げては窓際の席のハナタレがやはりちぎって応戦する。

 女子は「好きな人の名前を書いて誰にも見られずに使い切ったら両想い」などという残念なまじないアイテムとして用いていて、たまたま暴いてしまった俺を蛇蝎の如く罵倒し、泣きながらつぶてとしてまた用い。

 そもそも全体が本体という構造なので使い切ろうにも使い切れないし、そのうち丸くなってコロコロと何処かへ旅立ってしまう。

 そう思うと、やっぱちょっと切ないね。

 別れを告げてくれた消しゴムなんていないもん。

 猫のようだ。

 猫好きな人、消しゴム好きになれる素質ありますよ。

 始めませんか?

 ちなみにこの本の著者は演劇界の大先輩の親父さんだ。

 なるほどなって思った。



2010年03月19日

横山光輝三国志

By noshin0724
01:02
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 小学校の時の担任の先生は割とフラットなテンションで大外刈りとか肩車とか一本背負いとかのジャパニーズ体罰をしてくれたのですが、教室に横山光輝三国志を全巻置いてくれていたのでポチリとも恨んでない。

 俺は自分のようなガキがいたらラリアートかます。


 SA350238




 



2010年02月22日

目黒

By noshin0724
05:45
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 何気に女子カーリングにハマっている。
 目黒嬢の眼光にしびれる。
 サムライや。

 『日本歴史を点検する』読了。海音寺潮五郎と司馬遼太郎の対談集。

 山田風太郎『甲賀忍法帳』再読。ジャンプ黄金期のシステムって忍法帳シリーズを下敷きにしてんのかなって思った。

 今日は昼から将棋指しにいかなあかんねん。
 寝なきゃ。



2010年01月23日

タマちゃん

By noshin0724
00:25
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 世界が完全に思考停止する前に (角川文庫)世界が完全に思考停止する前に (角川文庫)
著者:森 達也
販売元:角川書店
発売日:2006-07
おすすめ度:4.0
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 「タマちゃんを食べる会」は名文だ。


 明日は『のぼせもん』の上映会に行ってくるー。
 なんか久々の外出だー。



2009年08月28日

騙りの地平

By noshin0724
02:29
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騙りの地平―演劇論 (1980年)
著者:鈴木 忠志
販売元:白水社
発売日:1980-05
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 演劇の本で感銘を受ける事ってそうそう無いのだけれど、これは「ほー」ってなった。おこがましいけど自分が「こうなんじゃないだろうか?」と思っていた事を活字で背中を押してもらった感じ。30年前の本なのにね。
 会ってみたいですねぇ。
 利賀演劇祭に参加してみたくなった。

 最近は表現に向き合うバイオリズムが上向きというか、なんだかそういう時期なんですね。それゆえに稽古場ではだいぶ空回りしてますが。

 さて、明けて今日、28日、こんなイベントに出ます。単身です。一人で出ます。お台場です。興味のあるかた、ガンダムに用のあるかた、お近くの方はふらりと遊びに来てね。  

 


 クリエイターズナイト2

【日時】
2009年8月28日(金)
Open 18:00 Start 19:00 (End 21:00予定)

【会場】
東京カルチャーカルチャー tcc.nifty.com/accessmap/
東京都江東区青海1丁目パレットタウン Zepp Tokyo2F

【料金】
前売1,500円 / 当日2,000円
※共に飲食代別途必要ワンドリンク390円〜
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【出演】
岡本 憲昭(映像音響作家)
横田 将士(映像作家)
烏田 晴奈(作曲家/アニメーション作家)
御笠ノ忠次(spacenoid) 他

【司会】
テリー植田(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)
稲益彩香(デジタルハリウッド大学)

【企画】 東京カルチャーカルチャー 

【公式サイト】
tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_090625202502_1.htm






2009年08月21日

差し入れ

By noshin0724
00:16
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 友人知人の芝居を観に行ったときって差し入れとかするじゃないですか。私も時々芝居をするものですから差し入れを頂く事があるのです。気持ちを頂くわけですから何を頂いても嬉しいんですけどね。

 自分が差し入れをする側のとき、何を差し入れするかで真剣に悩んだ事があるんです。

 『酒』
 定番中の定番なのですが私は酒に詳しくないんです。そもそもそんなに飲まないんです。

 『栄養ドリンク』
 これも定番。比較的よく差し入れていました。でもなんだか思考停止しているような、何も浮かばないからコレにしていた感は否めません。

 『甘いもの』
 スイーツってやつです。これも酒と並んで定番ですが、甘いものというのは集まりがちなんですよ。楽屋に訪ねて行ったらマドレーヌの大群が置かれていたなんてこともあり、その私が差し入れとして持ってきたのもマドレーヌだったり…。

 ひと頃はね、もらって迷惑なものを送っていたこともあります。

 代表的なものは陶器で出来た犬の置物。中流階級の家の玄関に置かれてるアレです。宅急便で送りつけました。

 「とても迷惑なので勘弁してください」と言われてからはやってません、滅多に。

 そんな中でですね、最近spacenoidでも色々手伝ってもらってるmomiちゃんが他所で私が演出している芝居を観にきてくれた時に本を差し入れてくれたのですよ。水木しげるの。

 慧眼だと思いましたよ。

 以来は本を差し入れするおじさんになりました。
 出演している友人知人の好みに合わせて「まだ読んでないだろーなー」っていうギリギリのラインを探って。

 とりあえず死ぬまでそうする所存。



2009年08月20日

日本カバ物語―檻の池に映った人間(ヒト)社会の明日

By noshin0724
02:07
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日本カバ物語―檻の池に映った人間(ヒト)社会の明日
著者:宮嶋 康彦
販売元:情報センター出版局
発売日:1991-10
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う〜ん、これは良書だ。

まえがきの一行目から『ちかごろ、カバが人気である』と書かれている。
この本が出版された当時、小学五年だったはずの私の周囲ではカバなど擦りもしていなかったのであるが…。

目次の次ページにスタッフの名前が連ねてある。

カバーデザイン 多田進
カバー写真 宮嶋康彦

真っ先に書かれていた。
これは意図的というよりもカバが好き過ぎてそうなったと見た方が正解なのではないだろうか。カバの事ばかり考えてるからこうなった。思考が不可抗力の駄洒落を生んでしまうような…そんなふうに思えるほどこの人のカバ好きは異様だ。

学者でもなんでもない、カメラマンなのだよこの人。

偏った人の真剣さ加減というのは傍目から見れば面白いもので、最初はそういう見方で読んでいたのだけれどね。

カバを通して世界を見た気がした。

日本の動物園から感じる香具師的な臭いの理由など、個人的にひっかかっていた事のヒントが散りばめられてもいた。

動物園における近親交配の実情等々。

それでいて、著者が愛情の眼差しを向けて撮ったカバの可愛らしい写真の数々。

完全にカバ好きになってしまいました。




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