タバコがついに値上げとなり、自分が吸っているピースライトは300円→440円となりました。
なぜ、銘柄によって値上げ金額が違うのか腑に落ちないところがありますが、しょうがないですね。
とは思いつつも、今回の増税については覚悟はしていたものの、少なからずの不満があり…。
そもそも、税収の話で足りないから税金を上げなければいけないという議論から始まり、上げやすいのはたばこ税だというところから今回の話が始まっているにもかかわらず、他国の例を挙げ、他の国はもっと値段が高いだの、パッケージにたばこを吸うと“こうなります”的な写真を載せることが義務付けられているとかの話が出て、喫煙者を追いやり、健康に悪いからやめた方がいいという風潮を作り上げていかにも政府は国民の健康のために増税をするのだということを押し出しているところに憤りを感じてしまう。
喫煙者であっても、他人の煙は嫌なものなので吸わない人の気持ちも少しはわかっているつもり。だからこそ、ルールを守り、喫煙所で吸うようにしたり、歩きたばこやポイ捨てをしない、自分の車であっても吸わない人を載せているときにはたばこを控えたりして過ごしてきたのにこの仕打ちはあまりにひどすぎると思う。
釣りやスノーボードに行っても携帯灰皿を持つのはもちろんのこと、喫煙者全体のイメージのため、自分が捨てたものでない吸いがらやゴミも拾って帰ってきていたのに…。
たばこは国や社会が認めている嗜好品であって、犯罪を犯しているわけではないんです。
政府は嫌煙者の感情を利用し、増税しても結局止められずに吸い続ける人間が残ることを計算して増税額を決定し、税収をアップさせることが本来の目的であり、国民の健康を思ってのことというのは全くのこじつけに過ぎない!
嫌煙者であってもこのことは大きな問題で、民主主義の日本国に置いて、政府が国民感情を利用して税収アップを行ったという許し難い現実についてもっと我々はもっと真実について正しい認識を持ち、追及すべき問題なのだということに気付いてほしいのです。
本当にたばこの健康への影響を懸念しているのであれば、たばこの販売自体を禁止してしまえばいいし、すぐにできないとしても、中途半端な増税ではなく欧米諸国のように1箱1,000円以上にするべきだし、目的が本当に国民の健康なのであれば、1箱10,000円だと言われてもいいとさえ思う。
自分は個人的に本気でやめる気になればいつでもやめられるというつもりでいます。同じ喫煙者からは“誰でも同じことを言う”と指摘されるけれど、本当にそうなんです。
今は、やめるつもりはないけれど増税前から本数を減らし、今では1日3~4本にしています。
長々と書きましたが、言いたいことはつまり、吸わない方にもこの理不尽さをちょっとは理解してもらいたいということなんです。
増税を気にたばこをやめたとしてもそれによって税収が下がれば、他の形でまた増税がなされ負担が増加するか、国の社会福祉サービスが低下するかで自分たちに結局返ってくることになるんです。
散々追いつめられ、どこにもやり場が無くなっている喫煙者の気持ちをほんの少しでも分かってもらえることを願います。
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