今回はアンジェラの言葉が全てでしたね。
ブレナンよりもブースよりも、誰よりも強くて、ホジンスへの深い愛があって揺るぎなく、とにかく感動しました。
荒れに荒れたホジンスも、その愛に応えないといけないですよね。
まさかとは思いましたが、アンジェラの潜在意識にセバスチャンとの情事があったとしてもそれは責められないでしょう。
人間ですから、いくら辛いといえ、あれだけ酷くホジンスから扱われたらこちらも腹も立つし、どこか逃げ道を探したくなる。
でも一番つらいのは当事者で、生き残るために他の選択肢を探せと言われても、生き残ったからと言って、生きている意味があるのか、と言いたくなる。
自分から変わろうとしない人を変わらせるのは難しい。
頑なになったホジンスの心をアンジェラのついに開くことができて、本当に良かったです。

セカンドチャンスというのは与えられるものであって、「次はがんばりますので、私に下さい」というものではないですよね。
だからこそ、与えられた機会は大切にしなければならない。
メインの元受刑者たちのやり直しストーリーは上手くまとめたなあと思ったのですが、個人的にはB&Bの審問会でのやりとりが面白かったです。
容疑者を殴っておいて、ただで済むと思うブレナンにまず呆れるのですが、ブースにも責任を追わせると聞いて、それは受け入れられないとごねだすところも彼女らしいなあと思いました。
あれは、「二度とやりません」というのは怪しいな。(笑)
全然懲りていないでしょう。
あるいはブースがお目付け役をするのが、プライドが許さないとか?
いずれにせよ、FBIもブレナンの手綱をブースが握っていると理解しているわけですね。

何だか付け足しのような感じで、オーブリーとジェシカ・ウォレンの関係をスタートさせましたね。
これまでお互い満更でもないように描かれていて、別に真剣にカップルにならなくても良いのにと思いますが、事件よりも人間関係を、というのがBONESらしいかもしれないですね。


・Music
I Wake Up by The Glorious