ついにシリーズ・フィナーレ。
12年分の思い出がたくさんつまった、ファンのためのラストエピソードでした。(感涙)
監督はもちろんDBで、それぞれのキャラクターをブレることなく描き、見事に締めくくったと思います。
締めくくるのが目的なので、コバックの結末は簡単というか、やはりあっけなかったですね。
元妻が実は妹だったというひねりと、爆発の衝撃でブレナンが一時的な失認症になるという出来事が目新しいものでした。
万能のブレナンがもしその知性を使う能力を無くしたらブレナンでなくなるのだろうか。
いや、ブースにとってはどんな状態のブレナンも愛する妻であり、ここまで仕事も家庭も一緒に歩んできたパートナーだ。
個人的にはブースがブレナンを慰めるシーンが良かったです。
「モルダー&スカリーを超えた」は、第1話にも言及されていたことで、興味深い事に、本家モル・スカはFOXで復活しましたね。
ラストシーンもコンビが生まれた思い出のジェファソニアンの庭で、2人は言い合いしながら去っていく。
隣り合う姿は、たとえ結婚して家族となっていても、スタートから変わらぬ関係を示していたと思います。
ジェファソニアンのラボは無残にも破壊されましたが、数週間の後にはまたリニューアルして、ブレナンは元通りの仕事をするだろう。
ブースもFBIを辞めることはないだろう。
「これが終わりではないから」という言葉は、ファンに寂しさを少し紛らせてくれるかも知れません。
バックに流れる曲は、多分B&Bをジョン&ヨーコに重ねたのか、絶対狙っていたような気がします。(笑)
ちなみに「4時47分の謎」は説明されたのかどうか、微妙ですね。
ラボが爆破された時の時刻が、過去のエピソードで暗示として出ていたということかなあ。

キャラクターの今後については、カムとアラストーが3兄弟を養子に迎えるという事で、カムはしばらく仕事を休む。
その間はホジンスが所長を勤める。
アンジェラとの間の子供も無事だった。
オーブリーはLA行きを辞めて、DCで新しい仕事に就くことになった。
(US版DVDの字幕に『SSA ALCOの引退する局長代理が仕事をオファーしてくれた』とあったので、私はオーブリーがFBIで昇進したのではないと考えました)
ジェシカとは別れたが、デルフス捜査官がその後釜を狙っていそうだ。

思い出しのアイテムがたくさん出てきて、エピソードを見てきたファンにとってはどれも思い出深いものでしたね。
制作側がしっかり保存していたのでしょう。愛があります。
スィーツの本には「ここで出すのか」と、やられてしまいましたが、スィーツは平行線のB&Bの間を行き来して2人の関係を前に進めるのに本当に大きな役割を果たしました。
きちんと整理された「ボーン・ルーム」の骨がバラバラになって、急遽集まったインターンたちがブレナンの教えを元に答えを出すのも、ブレナンがどういう人物だったかを見せていましたし、12年間長く続いたシリーズを実感させてくれました。
こうしてきれいに終わってくれて、本当にありがとうという気持ちになります。

さて、愛されたBONESはついに終わってしまいましたが、個人的にはDBが主演する「Seal Team」がフルシーズンのエピソードをオーダーされたと聞いて、とてもうれしく思っています。
「バフィ」、「エンジェル」からほぼ20年間、ずっとテレビドラマに出続けて、DBも大したものです。
ドラマは日本でもぜひ放送してもらいたいです。待っています〜

・Music

"Almost Home (feat. Damien Jurado)" by Moby

"Out the Blue" by John Lennon