2007年04月28日
曖昧に立つ
この世の中に、
答えがはっきり示されるモノが一体どれだけあるだろうか。
そんな問答は、いかにもナンセンスであって、
そんな問答こそ答えがはっきり出るモノではない。
戦争の大義名分、正義がどちらにあるかなんてモノは、強者の理論でしかない。
そもそも現代社会を支配する科学でさえ、こうあって欲しい、こうあるべき、
こうあるはず、という仮説の上に成り立っているモノで、その存在は絶対ではない。
ギリシヤ神話に出てくる神々、つまりゴッッド達でさえ完璧な存在ではなかった。
それは、ゴット姉ちゃんと呼ばれる、和田のアッコさんのテクノカットを見ればわかるとおりだ。
そう、世界は曖昧の上に成り立っているのである。
曖昧という名のバランスボールはアッチに傾き、コッチに傾き、
形を変え、向きを変え、バランスをとりあっているのである。
キック曰く、アンバランスなのである。マイアンサーナンバーワンなのである。
かのグレイはこう言った。
シロにもクロにも染まりたくないんすよ。それが、グレーなんすよ。
今、消費者金融業界で問題になっている金利の問題だって、グレー。グレー金利。
どちらでもない、正義でも悪でもない。違法でも合法でもない。
かのバンプオブチキンの歌にこんな歌詞があった。
どうやら大切なのは、0と1の間。
0と1の間が大切だと、つまる所はその間にあるなんだかよくわからない、
曖昧なものが大切なんだと、声を大にして歌っているわけです。
曖昧だからこそ、そこに何か大切なモノがあると。
コンピュータで導き出す答えは所詮は、0と1で出来た答えだと。
そんなモノに、人生の本質はないと言うことをこの歌詞は声高に歌っている訳です。
イエスでもノーでもない。つまりそれは…。
ここで僕は、再び自分自身に問う。
だったらば、
友達以上恋人未満とは、なんぞやと。
そこに、世界の求めた解があるのだろうか。
人生における、本質と呼ぶべき部分があるのだろうか。
曖昧の行き着く先、混沌としたカオスの闇。
それは、究極的に友達以上恋人未満の定義に集約される筈なんだ。
友達よりは深いけど、恋人と呼ぶにはちょっと。
そもそも、友達ってなんだ。恋人ってなんだ。普通ってなんだ。
ノーマルと書いて普通。
世界の標準はグリニッジだっていうけど、そんな所に本質はない。と思う。
世界の中心はホントに、エアーズロックなのか。
世界は曖昧の上に成り立っていて、だから誰かが物事の指針を定めて、
曖昧を排除しようとするのだけど、それでもやっぱり世界は曖昧で。
だから、こうして毎日なにかと比較して自分の位置を知ろうとして。
そしてある日、友達以上恋人未満なんて言葉が生まれたんだ。
まだその間にふさわしい言葉がなかったから。その基準がなかったから。
はたして、それだけの事なのだろうか。
それだけではない、底知れない魅力が、友達以上恋人未満にはある。
そして、世界は今日も曖昧に更けてゆく。
2007年03月15日
劇的!!ホワイトデーアフター!!
昨日、それはイエスタデー。
ビートルズの名曲それも、イエスタデー。
そして、ホワイトデー。紛れもなくイエスタデー。
とうとう、とうとう、僕のバレンタインデーが来る前に、やってきた。
トワイライトデー、つまり輝かしい筈の、白い巨塔がやってきた。
そんな100年ぶりの世紀末、1年ぶりの連邦の白いヤツ。ホワイトデーという名の、白い悪魔。
アムロ「ホワイトさん。」
ブライト「ブライトだ!!」
クリスマスにおけるサンタが慌てん坊なら、
ホワイトデーにおける僕は寂しん坊。
大好物はうまい棒。ついでに、愛読書は美味しんぼ。
(過去記事参照)
あれは昨日の事、つまりロングタイムアゴー。
そう、僕にとってイエスタデーなんて遠い昔の事なんだ。
まして、ホワイトデーなんて遙か昔。僕にとっては白亜紀と同等だ。
だいたい、白い日ってのは何?何のネーミングなの?
白い日ってもしかしてあれ?パナウェーブかなんか関係してる?
スカラー電磁波から守ってくれる日とかそういうの?
けど、少なくとも僕は、白い日だって電磁波にやられっぱなしだったけど。
放課後電磁波クラブに。
まあそんな事はほんとにどうでもいいからいいけど、
ホワイトデーってつまりは、お返しデーな訳でしょ?
監督の、つまりバレンタイン監督のお返しの日な訳でしょ?
だったら、僕には関係ないじゃん。もらってないもん。。チョコ。
だったら、そんな日はないのと同じ。
あっ、だから白い日なのか。
これから、真っ白いキャンパスに二人で人生という名の絵画を描こうと。
うるさいわ。
と、これまで書いてきたモノの、
実は昨日がそんなモテ男くんの為の日であることを
僕はすっかり忘れてました。
何を隠そう昨日僕は、予定が入っていたんです。
と言うのも、3月13日、つまりホワイトデー前日に
僕の第三話、「鳴らない電話」にメールが入ってきました。
14日の夜遊ぼうと、お誘いを受けたんです。
ホワイトデーの夜とも知らずに僕は、
二つ返事でお誘いを受けました。
…いつもの、メンズチームからのお誘いを。
つまりは、男三人、華のホワイトデーにカラオケ大会。
モテない僕ら三人の第九話「瞬間、心重ねて」
モテない気持ち(やるせなさ)を共有したのでした。
で、僕はさっき気がつきました。
気がついてしまいました。
そういえば、僕ら三人眼鏡だと。
言い換えるなら、僕ら三人、眼鏡の男子だと。
つまり、
旬の眼鏡男子だと。
それも、眼鏡男子率100%だと。
ホワイトデーに眼鏡男子率100%の男3人で、カラオケ。
ちょっと、おかしくないかぃ?
世も末とは、この事を指すのかぃ?
100%だよ、100%。1人ハズレりゃ、100%じゃないんだよ。
100%じゃなくっちゃ、100%じゃないんだよ?
眼鏡男子ってもてるんじゃないの?
巷の女子に、引っ張りだこなんじゃないの?
それが、眼鏡男子じゃないの?
言ってみれば、モテ率100%なんじゃないの?
眼鏡男子A「おぃ、そぅいえば、今日ってあの日じゃない?」
眼鏡男子B&C「えっ、何なんの日?」
眼鏡男子A「…ホワイトデー。」
眼鏡男子B「何それ?ソフトバンクの新プラン?」
眼鏡男子A「ちがいます。だから、ホワイトデー!!」
眼鏡男子C「レッドリボン軍の?」
眼鏡男子A「ホワイト将軍じゃなくて、ホワイトデー!!」
眼鏡男子B「T.I.M.の?」
眼鏡男子A「え?なに?」
眼鏡男子B「…レッド吉田!!」
眼鏡男子A「ホワイトじゃなくて、レッドを拾うな!!」
……。
これが今、話題沸騰、抱腹絶倒の眼鏡男子100%が、ホワイトデーにする会話?
やっとわかりました。
ホワイトデーってのは、
モテない男が真っ白に燃え尽きる日のことだと。
燃えたよ、…燃え尽きたよ…真っ白に…
そうなんだろぉ、昨日の、明日のジョーさんよ。
←燃え尽きたよ。
2007年03月01日
勃発!!僕俺論争
二つのモノから一つを選ぶとき、
人は悩み、両方が欲しいと思うモノ。
そんな自己中な僕を常に悩ませる二つのモノ。
それは、男性の一人称。言わずと知れた、僕と、俺である。
二つの一人称が僕を悩ませる。
おぃ、そんな事言ってお前、僕って言ってんじゃねぇかよ。
お前の一人称は僕だろうが、ボーイ!!
続きを読む2007年02月27日
少年式
少年は、その場を決して離れようとはしなかった。
少年と呼ぶには少し幼すぎるが、あえてこの子を少年と呼ぶ事にしよう。
親が呆れて先に帰ってしまうまでその場に立ちつくした。
少年は目をキラキラ輝かせながらただ一点を見つめ続けていた。
ショーウインドウに輝くウエディングドレスを見つめるお嬢さんのように。
おもちゃ屋さんで眼を輝かせる子供のように。
続きを読む2007年02月24日
RANHIGH
僕は、悲しいくらいに不幸せです。
いや、そこまで不幸せではないのかもしれない。
周りの人と比べたら、…いや周りと比べてもなんら意味がない。
仮に、不幸せではないにしろ、幸せではない。
まず、幸せかどうかなんて考える事自体満ち足りてない証拠だ。
満ち足りてないから、幸せがどうのこうの、不幸せがどうのこうの、
つまらん御託を並べ始めるんだ。
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