2007年02月16日

手淫式青春七曲がり

アレは昔のこと。が、そう遠い昔ではない。

それは思春期まっただ中、高校生の時のこと。

もぅ圧倒的に、思春期と言えば高校生。ツーと言えばカー。

思春期特有の淡い思い出。

他の追随を一向に許す気配のない青春ど真ん中。

 

僕の、ど真ん中祭り通称、ど祭りは名古屋ではなく

愛知のハズレで、しめやかに行われたのだった。それはひっそりと。

それでも、僕にとっては一回キリの青春時代に間違いはなかった。

 

電車通学に、ほのかな憧れ的な恋心を寄せるような、

そんなごくごく普通の片田舎の自転車通学の男子高生。それが、僕だ。

 

それは、唐突のない一言から始まった。

そしてその一言から始まったそれは、僕の高校生活を360度変えてしまった。

そう、根本的には全くもって何も変わってはないのだけど、それでもその経験は

僕を少しだけ大人にしてくれた。そのはずだ

 

 

「○○堂、ってレンタルビデオ屋、18未満でもAVが借りられるらしいぞ。」

 

18歳未満は法律上借りる事を禁止されたアダルトなビデオ。

それを自由に借りられる。それは、まさにフリーダムな話だった。

例えそれが法規違反だっていい。誰も俺らの自由を取り締まれやしねぇんだ。

 

「えぇぇぇっ!?まじでぇ!?」

 

愛知の端っこで、フリーダムがコダマする。

あの時初めて自由、つまり、フリーダムの意味を知った気がする。

初めて自由になれた気がする。15の夜。そうじゃないかい、尾崎さん。

アメリカ万歳。民主主義万歳。

 

すぐに、僕らは冒険の旅に出た。アダルティックレンタルという名の冒険の旅に。

目の前には大海原が待っていた。のれんの向こう側アダルトスペースという名の大海原が。

初めての大冒険だった。

いや、正確には高橋名人の冒険島シリーズ以来の大冒険だった。

 

 

初めてアダルトビデオを借りたときの、

恐る恐る、会員カードとアダルトビデオを店員に差し出したときの緊張感。

 

そのまま、問題なく借りられて店を出たときの高揚感。

 

自転車でダッシュで帰宅したときの躍動感。

 

ビデオデッキにビデオを入れ再生ボタンを押したときのプッシュ感。

 

そして、必然的に数十分後におとずれる、虚無感、罪悪感。

 

 

懐かしい、青春の1ページ。そして、嘆かわしい青春の1ページでもある。

 

 

 

始めて○○堂にいったのは火曜日だったように記憶している。

初めて○○堂に入ったその日。僕らは一枚の張り紙を見つける。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ビデオレンタル:350円  CDレンタル300円

【サービスデーのご案内】

 

月曜日:3本借りたら1本無料

火曜日:2本以上借りたら100円割引のチケットプレゼント

水曜日:10本レンタル1000円(アダルトビデオに限り)

木曜日:3本以上借りたらお菓子プレゼント

金曜日:なし

土曜日:なし

日曜日:なし

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

通常1本350円する7泊8日レンタルが10本1000円。

つまり、1本100円計算。貧乏学生にはありがたい。

それも、アダルトビデオに限り

 

そう、圧倒的にアダルティックなサービス

他の曜日に比べて、水曜日のアダルトチームへの特化はずば抜けていた。

ウェンズデーイズヴェリーアダルトデイ。

全盛期のジャンボ鶴田を思わせる、

その、唯一無二の他を寄せ付けない圧倒的存在感。

善戦マンと呼ばれたあの鶴田はもういない。

 

僕は、握り拳を高々と突き上げ「オーッ」と叫ぶ鶴田バリに

勝ちどきをあげた。心の中で。

 

それからと言うモノ、僕らの水曜日の夜は○○堂に捧げられた。

水曜夜9時。生でダラダラいかせて、通称生ダラよりも、

僕らの方がより、水曜の夜は生ダラであった事は隠しようがない事実だ。

 

真に凍えるように寒い冬も、溶けそうなほど暑い夏も、

足蹴に通った○○堂。

 

借りては、返し、返しては、借りて。

まるで、寄せては返す波のように僕らはただひたすら○○堂に通い詰めた。

 

 

借りては、返し、また借りては、返し。

ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。

起き上がりこぼしのように。メトロノームのように。

決められた作業を淡々とこなす単純作業ように。

 

 

が、そのいつまでも続くとも思われた僕らの巡業修行は、唐突に終わりを告げた。

○○堂、閉店と言う名のポツダム宣言によって。

いつだって終わりが来るのは唐突だ。

 

閉店を初めて知った時は、沈み込む気持ちの波を押さえることは困難を極めたが、

海の波が寄せては返し、いつの間にか徐々に引いていくように、

僕の切なさや、やるせなさの波もいつの間にやら引いていった。

 

が、あの○○堂には確かに僕らの青春があった。

あれは、紛れもないほろ苦い青春の1ページ。

 


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1. アダルト ビデオ  [ アダルト ビデオ ]   2007年05月17日 18:58
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