集中力

August 14, 2011

すこし勘違いしていたかもしれないので。

集中力を高めたいと思っていたけれど、「集中力」の定義が曖昧だった。単に「集中すること」程度に考えていたけれど。「集中」とはそもそもなんなのか?
あるものに対して集中しているということは、それ以外のもに意識をむけていない状態である。つまり、集中力を高めるとは「集中力」という抽象的な力を強くするということではなく、「その他の排除」ではないだろうか。

不要なものを一切捨てる、諦めることではじめて発揮される集中力。ここに「勉強法の」秘密がある。数多くの勉強ぼんが書店やAmazonに溢れている。どれも素晴らしい勉強法で役立ちそうな情報が満載。書いてあることを実行すれば難関試験突破も夢ではなく鳴るだろう。でも、読者の多くは書いてある通りに出来ず、次の勉強本の表紙を開く。自分に合っていないと言い聞かせながら。

ほとんどの勉強本に書いていないのがこの「捨てる」ということ。多くの場合、勉強法の前にしなければならないことがある。それは日常の雑多なこと一切を片付けること。それは人間関係であったり、カード残高であったり、欠かさず見ているドラマであったり、仕事であったり、ひとそれぞれにある。

集中力を高めるためには、その対象にスポットライトをあてよう。全ての照明がついた場所でどんな強いスポットライトをつけても、その先に意識は向かない。でも周囲を暗くすれば小さな光でも光る場所しか見えなくなる。

nothoi at 02:29コメント(0)トラックバック(0) 
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