2007年06月25日

教えて!桑田先生 受講者急増中!

6月25日8時3分配信 スポーツ報知


 ◆エンゼルス10−1パイレーツ(22日・アナハイム) パイレーツの桑田真澄投手(39)が「プレーイングコーチ」として、自らの持つ「マル秘技術」を伝授することで、投手陣を再整備する。パ軍は投手陣が不調でエンゼルスとの交流戦で1−10と完敗。4連敗で借金は「12」にまで増えた。この日は登板機会がなかった桑田だが、試合前に中継ぎエースのチャコンに宝刀・カーブの「投げ方講座」を開講。若手投手も桑田の持つ知識と技術に注目しており、今後も「桑田先生」が試合以外でも活躍しそうだ。



 試合前のグラウンドで、身長191センチ、体重100キロの大男が、173センチ、80キロの桑田に近づいた。「俺にあのカーブの投げ方を教えてくれ」目下、チームのブルペンで、抑えのキャップスに次ぐ信頼を得るチャコンが、背番号18へ「カーブ投球講座」の受講をお願いした。

 メジャー7年目の右腕は、シンカー、カーブ、チェンジアップと多彩な変化球の持ち主。だが、「俺のカーブは、クワタほど遅くない。もっと遅く投げられれば、さらに有効な球になるから」と、チャコンが頭を下げると、39歳右腕は惜しみなく、目の前で握り方を見せて教えてあげた。

 その後、チャコンは教えられた握りで、数球試したが、うまくいかない。「同じ握りで投げてみるけど、そう簡単にうまくいかない。これから練習を積んでいくよ」と、今後も教えを請う構え。チーム内にまた一人、“クワタ派”が誕生した。

 エース左腕のデュークも、すでに桑田に心酔している。前々回の登板だった17日のWソックス戦で、4回に5点を失ったが、5、6回を完ぺきに抑えた試合(勝敗付かず)後、桑田がシャワー室でデュークに「よくやった」と声をかけたのが、きっかけ。「同点に追いつかれた投球でも、そう言ってもらえて、自信がついた」と、移動の飛行機内でも積極的に桑田の横に座ってきては、投球術を習おうとしているほどだ。

 「すごいことはできないですけど、ベテランとしてやれることはやりたい。最後まであきらめないで、みんなで頑張りたいですから」と、桑田は求められれば持てるノウハウを提供して、投手力アップに貢献するつもりだ。目下、ナ・リーグ中地区6球団中4位のパ軍投手陣を、桑田がグラウンドの内外で引っ張っていく。

 ◆佐々木も教師役に メジャーの選手は日本人以上にプライドも高く、チームメートに教えてもらうケースは、ほとんどない。当然、日本人選手がメジャーの選手を教えることはまれ。数少ない例として、2001年のキャンプで、メジャー2年目のマリナーズ・佐々木主浩投手が、パニアグア投手ら若手にフォークボールの握りを教えた事があるくらいだ。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070625-00000050-sph-base


39歳にしてアメリカへ渡り、幾多の試練に合いながらもついにメジャーデビュー、そして好投を続けている彼の表情は、まさしく「野球をやる喜び」に満ち溢れているように見える。それがこの結果に結びついているのではないか。

自分の弱点を理解し、強みを生かす。
この成功は、彼のそんな自分との向き合い方があるからこそのことではないかと思う。
そして、自分が生きるのではなく、周りを生かす。チーム内での自分の立場・役割をしっかりと認識している。ベテラン選手ならではの技術を、惜しげもなく若手に伝授したり、チームの雰囲気を良くしようと常に心がけているのが見て取れる。
チームスポーツである野球選手に一番大切な、それでいて当然持つべきものを彼は持っているように見える。
チームメイトと協力し、助け合おうという彼のその姿勢が、仲間からのこういった信頼を得ることができた理由ではないだろうか。
そんな努力や諦めない気持ちがあるから、そしてその人格だからこそ、今の好投と充実した表情が自然と現れるのではないかと思う。

自分の夢であったメジャーの舞台での、彼のさらなる活躍を期待せずにはいられない。




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