Tinker,Tailor,Soldier,Zombie

未公開映画を中心にレビューしていきます。

なぜだ!いまだ未公開の傑作 2017

毎年恒例となった「なぜだ!いまだ未公開の傑作」記事ですが、前回ピックアップした20作品中、現在公開中の『Found.』を含めた6作品がめでたく公開 or ソフトリリースの運びとなったので、今回も一つでも多くの傑作が日本に上陸するよう、ここにまとめてみました。どなたかの目に届きますように!



1. Red White & Blue
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今年もまずはやはりコレ。
2010年の作品なのに、いまだに公開されない大傑作。
最も注目している監督の一人サイモン・ラムリーの最高傑作。
これほどズッシリと響くドラマはなかなかありません。
さすがにそろそろ公開決まって!

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2. Sound of My Voice
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だいぶ知名度があがってきた才女ブリット・マーリング。
『アナザー・プラネット』『ザ・イースト』『アイ・オリジンズ』が公開&ソフトリリースされ、NETFLIXでは製作ドラマ『The OA』も配信された今、いまだ未公開の傑作は本作のみ。
『アナザー・プラネット』と『ザ・イースト』の中間ぐらいに位置する大傑作。
是非とも2017年こそは!

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3. Hellion
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『MUD』『コップ・カー』あたりが好きな方は号泣必至の傑作ドラマ。
低予算ながらに、完成された映画構成・エモーショナルな親子ドラマ、胸の奥にズッシリと響くヒューマンドラマの傑作です。ラストシーンは感涙必死。

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4. Upstream Coror
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最も難解なSF映画として有名な『プライマー』監督の長編第二弾。
『プライマー』の密室的難解さを昇華させ、奇妙な万物ライフサイクルという大規模なテーマを描いた、二作目にして集大成を思わせる傑作アンビエントSFドラマ。

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5. Laid To Rest
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のっけから終わりまで、異常なテンションが途切れない究極のスラッシャー。
顔面破壊に焦点を絞った殺戮ぶりと、誰が餌食になるのかまったく予想のつかない展開が素晴らしい、近年最強のスラッシャー映画。

 



6. Die Wand/The Wall
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傑作SF小説「壁」を、美しすぎる自然風景の中で描き抜いた傑作。
非現実的な設定において、極めて現実的で繊細な描写がなされた秀逸ドラマ。
アカデミー外国語映画賞のオーストリア代表作品。

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7. In Fear
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全編に漂う不気味な雰囲気から目を離す事ができない、近年稀に見る傑作ホラー。
いたってシンプルなストーリーであっても、巧みな描写によってこれほど不気味な作品に化けるという事を改めて感じさせられる怪作。

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8. Dead Hooker in a Trunk
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「アメリカン・ドクターX」のTwisted Twinsことソスカ姉妹の長編デビュー作。
タランティーノ映画愛に満ちたぶっ飛び青春バイオレンスムービー。
ちなみにソスカ姉妹の次作は、クローネンバーグ『ラビッド』リメイク!
最近駄作続きだから、ちと心配ではあります…

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9. Midnight Special
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私が選出した2016年のベストムービー!
『MUD』『テイク・シェルター』のジェフ・ニコルズ監督作。
3月にジェフ・ニコルズ監督の最新作『Loving』の公開が決定しているので、是非とも本作も劇場公開求む!

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10. Shotgun Stories
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ジェフ・ニコルズ監督、長編デビュー作。
二家族間で繰り広げられる民族戦争の縮図を描いた秀作ドラマ。
もちろん主演はマイケル・シャノン。

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11. Sonos Lo Que Hay/We are What We are
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風変わりな作風に驚かされる、悩める食人一家の家族ドラマ。
ジム・マイクルによるUSリメイク版『肉』のオリジナル版メキシコ映画。
リメイク版もなかなか良かったけれど、やはりオリジナルの雰囲気が素晴らしい。

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12. Excision
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死姦と人体解剖を夢見る変態女子高生のぶっ飛んだ日常を描いた問題作。
女子高生のハンパない妄想力が凄まじいブラックコメディ。
さすがにコレの劇場公開は無理か…

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13. Dead Set
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「ウォーキング・デッド」とは一味違った英国産ゾンビドラマの秀作。
リアリティ番組放送下で起きたゾンビハザードを描いた全5話のTVシリーズ。
コミカルでバイオレントでアーティスティックな唯一無二のゾンビドラマ。

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14. Interplanetary
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2000年以降製作とは思えない、シュールな低予算アホアホSFホラー。
傑作の類いではないけれど、妙に愛してしまう珍品です。
裸に酸素マスクの新時代ファッションギャルが登場する希有な作品。

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15. Crumbs
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摩訶不思議な世界観、エチオピア初の超絶シュールなSF冒険譚。
アレックス・コックスとアレハンドロ・ホドロフスキーの中間と評されるのも納得。
確実にカルト映画として後世に語り継がれる作品。

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以上、なぜかいまだに公開されない傑作15作品を列挙してみました。
これらの作品は、どれも傑作中の傑作ばかりなので、なぜいつまでたっても日の目を見る機会がないのか、理解に苦しみます。
今年こそは、このうち何本かの作品が公開される事を願っています!

最後に、昨年同様、きっと公開はされないと思われる「ゲスい未公開映画の珍作」を3本挙げて本稿を締めさせていただきたいと思います。



1. The Taint
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チンコの、チンコによる、チンコのための、チンコ映画。
今世紀最大のチンコ・バイオレンス映画。
アメリカ国旗を纏って次々とチンコを連射するクライマックスはもはや神の所業。
昨年、チンコリンピック2016にて、一夜限りの上映済。

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2. Someone Knocking at The Door
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もう一つのチンコ映画の巨頭。
ポスターから漲る変態暴力性を、意外にもしっかりした構成で描いた衝撃ホラー。
チンコブラブラ裸親父に追われる恐怖を見よ!

 



3. Wound
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理解不能なNZ産変態ビザール映画、最高に難解な珍作中の珍作。
絶対に誰しもが観た事がないと確信できる、衝撃の冒頭10分。
もはや言葉では言い表せない…Don't Think, Don't Feel, Just Watch!

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The Disappointments Room(2016)

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【あらすじ】

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デイヴィッド&デイナ夫妻と5歳の息子ルーカスは、心機一転新生活を始めるために田舎の新居に引っ越してきた。林の奥にそびえ立つ大きなお城のような古屋敷に越してきた一家は、新たな場所での生活に意気揚々ムードであった。

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屋敷の中を探索していたデイナは、屋根裏で鍵のかかった隠し部屋を見つけた。
鍵穴から中を覗き込むと、狭い空間が見える。

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その後、隠し部屋の鍵を見つけたデイナが中に入ると、扉が勝手に閉まり、見たことのない老人と子供の幽霊が現れた。びっくりしたデイナは、屋敷にまつわる過去の事実を調査した。すると、その部屋はいわゆる監禁部屋であったことが判明した。

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幽霊:いつも同じ感じでごめんなさいね。


【感想】

新居お化け屋敷ホラー、まさにディサポイントメント・ムービー。

新年早々つまらない映画に手を出してしまいました…。
お化け屋敷に引っ越すゴーストホラーはたいてい退屈なものばかりですが、本作もまたいつも通りの、いやいつも以上に何も起きないまま時が経っていく残念作でした。

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本作中において原題の「The Disappointments Room」は、先天性の発育不全や機能障害を有した子供を世間から隠してしまうための「監禁部屋」の意味で使用されています。
何年も監禁された挙句に惨たらしく殺害されてしまった子供の霊が現れる古屋敷。
可哀想ではありますが、作品が面白いかどうかはまた別の話です。

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監督は『イーグルアイ』のD・J・カルーソー。
脚本は『プリズン・ブレイク』のマイケルことウェントワース・ミラー。
主役は『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセール。

ウェントワース・ミラーは以前パク・チャヌク監督のハリウッドデビュー作『イノセント・ガーデン』の脚本を書いています。『イノセント・ガーデン』はミア・ワシコウスカの危険なエロスが光る秀作でしたが、今回は残念ながら凡作となってしまいました。脚本のせいばかりではありませんが。

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アレックス・サマーズも登場します。

ディサポイントメントムービーとなってしまった本作の日本公開予定はありません。
監督・脚本・主演に著名な方々が名を連ねているので、そのうち劇場公開されそうな気がします。

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だから仕事は選べと言ったじゃないか・・・


【邦題予想コーナー】
①「ディサポイントメント・ルーム/禁断の部屋」
②「ドント・オープン/屋根裏の怪」
③「残念 −開けてはいけない部屋−」←ちょっとウマい







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2016年・未公開映画総まとめ Vol.2

さて、Vol.2 に進んでみましょう。
Vol.2 では、「スラッシャー」「オカルト/スーパーナチュラル」「サスペンス」「ドラマ」「その他」ジャンルの作品をまとめてみました。

「2016年・未公開映画総まとめ Vol.1」はコチラ



【スラッシャー】
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今回、スラッシャー分野の作品は意外と数が少なかったのですが、結果的に秀作と駄作の差が最も激しい区分となりました。
ここ最近、正統派スラッシャーがあまり流行らないのか、作品数自体が年々減少しているような印象を受けますが、そんな元気のないスラッシャー業界に喝を入れるような作品の登場を心待ちにしています。

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『Girl House』
は、少し前の作品になりますが、ここ数年の中では最も完成度の高いスラッシャー作品と言えます。

とにかく我々の視覚を刺激するおっぱいの嵐、まさに地獄のおっぱいスラッシャー、デジタル時代の「ハロウィン」と呼べる素晴らしい秀作となっています。

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一方こちらは、正統派というよりも、捻りの効いた新味スラッシャーの秀作『Scare Campaign』

ドッキリ番組に本物の殺人鬼が釣れてしまって大騒ぎというプロットから最高ですが、二転三転する予測のつかない展開は素晴らしいの一言。

本作は1月14日より、『スケア・キャンペーン』の邦題で未体験ゾーン枠での上映が決まっています。

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オランダ発の風車小屋スラッシャー『The Windmill』は、因果応報がテーマの風変わりな作品です。

プロットは『ハチェット』そのものですが、どこか『ギャラクシー・オブ・テラー/恐怖の惑星』を彷彿させる要素があります。

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『All Through The House』
は、傑作・秀作ばかりのサンタスラッシャー業界では珍しくハズレの部類に属す作品でした。

完全に駄作というわけではありませんが、たくさん人が死ぬにもかかわらず盛り上がりに欠けてしまう、そんなちょっと残念な作品でした。

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遂にやってきました。オレンジを投げつける殺人鬼が小暴れする『The Orange Man』は、れっきとした2016年ワースト映画です。

これは本当にしょうもないとしか言えません。
しょうもないのに、どこか愛らしく思えてしまうのが腹立たしいゴミ映画です。

でも、ひょっとすると自分はこういう作品に出会うために映画発掘を繰り返しているのかもしれません…

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【オカルト/スーパーナチュラル】
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毎年言ってますが、そもそもこのジャンルはそれほど好物でないのにもかかわらず、結果的に鑑賞本数は多くなっているのが不思議です。しかも、毎年コンスタントに良い作品と巡り会えているので、案外好みのジャンルなのかもしれません。
また、このジャンルのホラー映画は、ゾンビ映画やスラッシャー映画と比べて劇場公開率が高い印象があり、今年は『死霊館2』『ライト/オフ』など、ライトなホラーファンからコアなファンまで楽しめる作品が多かった気がします。

0899870d-s『トロール・ハンター』監督最新作の『The Autopsy of Jane Doe』は、モルグという特殊な密室が舞台であり、『パラダイム』『ザ・フォッグ』などのカーペンター作品を彷彿させる雰囲気を持つ正統派の超常ホラーでした。

身元不明の死体を解剖していくうちに、どんどん謎に包まれていくミステリー要素も本作の味の一つです。

本作は夏頃に劇場公開という話もあるようです。

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『Beyond The Gates』は、80年代オマージュホラー版「ジュマンジ」と称される、郷愁感満点の作品です。

アナログVODゲームが地獄の門を開くという面白い発想と、頭部破壊や内臓噴出という思わぬ人体破壊描写によって、とても楽しめる作品となっています。

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この作品は凄いです。

『They're Watching』は、今年最も衝撃的かつエキサイティングな体験のできるPOV作品だったと思います。

序盤〜中盤にかけては、いつものような退屈POV映像が続きますが、最後の20分間は驚愕必至です。
『エビデンス/第6地区』のクライマックスに勝るとも劣らない壮絶な体験をすることができました。

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昨今話題となっているARグラス越しの次世代POVホラー『Let's Be Evil』は、実験的な試みは素晴らしかったたものの、ホラー映画としての見所が少なかった点が口惜しい作品でした。

今後はさらに良質な次世代POVホラーが登場し、廃れ気味のPOV界に再び旋風を巻き起こしてもらいたいところです。

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『Ava's Possessions』
は、悪払いで回復した女性の悪魔憑きリハビリ奮闘記、という斬新な発想が面白いオカルトコメディです。

悪魔憑きからの社会復帰が思いのほか困難であることを描いた作品はレア物です。

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『The Devil's Dolls』
は、シリアルキラーの怨念がこもった人形によって田舎町の住人が豹変するホラー作品です。

怪作スラッシャー『アウトレイジ・ワールド』の監督作品なので、どんなアブノーマルな作品かと期待していましたが、いたってノーマルな作品だったのが残念です。

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こちらは駄作。
『APT 3D』は、79分中79分間何も起きない、戸別訪問侵略スリラーです。

ほんとうにしょうもない作品なので、その手の作品発掘に興味がある方のみチェックしてみてください。

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【サスペンス/スリラー】

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このジャンル、作品数は多くありませんが、実は大好物です。
毎年素晴らしい作品が登場しますが、今年はいつもより特異的な作品が多かった印象です。一本は、ちょうど本日より劇場公開の運びとなりました。

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命懸けのSNSオンラインゲームを描いた『Nerve』は、近未来を感じさせる色調豊かなサイバースリラーの佳作です。

クライマックスはそれほど衝撃的なものではありませんが、全編に溢れる印象的なデジタル映像表現を楽しめる作品です。

本作は、ちょうど本日より『ナーヴ/世界で一番危険なゲーム』の邦題で劇場公開となりました。

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『I Am Not A Serial Killer』
は、主人公のソシオパス VS シリアルキラーお爺ちゃん、という斬新すぎる発想が印象的な佳作スリラーです。
あっと驚くクライマックスも素晴らしかったです。

本作は夏頃に劇場公開予定となっているようです。

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『The VVitch』
は、批評家の反応がすこぶる良いサンダンス監督賞のスリラーですが、不思議といまだ劇場公開の目処は立っていないようです。

直球かつ変化球な魔女ホラーですが、日本人にはちょっと乗り切れない部分もあるかもしれません。

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『They Look Like People』
は、これまた類い稀なる雰囲気を放つ怪作です。

全編を通して不穏な空気が立ち込める、小規模侵略系スリラーです。
なんだかよくわからんが凄いものを見た!という気にさせてくれます。

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『Regression』
は、イーサン・ホーク&エマ・ワトソン共演のごく普通のサスペンス作品です。

90年代の犯罪捜査における社会的問題を題材としたサスペンスですが、いたって普通の映画という印象で、正直内容をあまり思い出すことができません。

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『Darling』
は、60年代スリラーの趣がある作品であり、次世代ホラー女優の顔芸映画としても楽しめる小品となっています。

未体験ゾーン枠での上映がありそうでしたが、今回のラインナップにはセレクトされなかったようです。

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【ドラマ】
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毎年ベスト10入りが最も多いジャンルです。
いつもホラー映画ばかり観ていますが、心の奥に響くドラマが大好物です。
今回は例年より本数が少ないのですが、すべて傑作・秀作でした。

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『Captain Fantastic』
は、文明を捨て森で生活する一家が、母親の葬儀に出席するために都会へ赴く、ヴィゴ・モーテンセン主演のハートフルな家族ロードムービーです。

人の価値観や生き方は様々であり、何が一番大切かを考えさせてくれる、とても温かみのある作品です。

本作は『はじまりへの旅』という邦題で、4月1日より劇場公開予定となっています。

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『A Monster With A Thousand Heads』は、メキシコ発の74分間たらい回し社会派バイオレンスドラマの秀作です。

74分間という短い尺の中に強い問題提起のメッセージを残しつつ、クリエイティブな演出を取り入れた意欲作です。

東京国際映画祭にて上映されていますが、正式な劇場公開予定は立っていないようです。

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2016年最もパワフルかつユニークな怪作が『The Fits』です。

毎年必ず2〜3本は現れる、形容しがたいけれど凄まじいパワーとポテンシャルを放つ作品、その最高峰が本作でした。

この作品はあれこれ説明するよりも体感してもらった方が早いので、一刻も早い劇場公開を願います。

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これまた素晴らしい傑作です。

『One Eyed Girl』は、傑作ばかりのカルト教団映画の中でも、正統派真っ向勝負の作品として抜きに出た作品です。

奇抜さはありませんが、信心の道へ追い詰められていく描写がリアルであり、衝撃的かつエモーショナルなクライマックスに思わず涙が出る素晴らしい作品です。

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そして、こちらが2016年ベストムービー、『Shotgun Stories』『MUD』のジェフ・ニコルズ監督最新作、『Midnight Special』です。

『MUD』で集大成にたどり着いたかと思われたジェフ・ニコルズ節に、SFという要素を加味してさらに昇華させた大傑作となっています。
マイケル・シャノンの表情・演技も最高です。 

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【その他】
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どのジャンルに入れてよいのかわからない、区分不能な「その他」枠。
中にはストーリーがあってないようなもの、構成の辻褄が合わないようなものもありますが、共通項は「ただらなぬ何かを感じる」作品であること。

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ラトビア発の『The Man In The Orange Jacket』は、起承承転でストーリーが非常にわかりにくいものの、不穏で閑散とした空気感のインパクトがやけに強い不思議な怪作となっています。

太鼓判を押して推薦するような作品では決してありませんが、なにやらただならぬオーラを纏った作品であることは間違いありません。

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『Banjo』
を、青春ドラマ・コメディ・スリラー・バイオレンス、あらゆるジャンルに区分しようと思えば可能ですが、最も適しているのは「チンコ映画」という区分です。
2016年、最もチンコが痛い映画、それが本作です。

昨年開催された、チンコリンピック2016にて上映されていますが、正式な劇場公開予定はありません。

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さて最後は、2016年最もシュールで摩訶不思議なエチオピア発のSF冒険譚『Crumbs』です。

『リチャード・レスターの不思議な世界』『不思議惑星キン・ザ・ザ』『バンデッドQ』を混ぜてドラクエの要素を吹き込んだような作品とでも言いますか、とにかく確実にカルト映画として後世に語り継がれる作品かと思います。

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というわけで、2016年は全51作品をまとめてみました。
こうやって見直してみると、本当に素晴らしい作品や斬新な作品が多く、1年間の内にこれほど多彩な作品と出会えるのは幸福な事であると改めて感じさせられました。

2017年もあらゆるジャンルで驚愕させられ揺さぶられることを心待ちにしながら、発掘の日々を続けていきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願い致します!

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良い一年でありますように!


【未公開映画ベストテン】

1位 Midnight Special
2位 Green Room
3位 釜山行
4位 Hardcore Henry
5位 哭聲/The Weiling
6位 Swiss Army Man
7位 Captain Fantastic
8位 The Fits
9位 A Monster With A Thousand Heads
10位 One Eyed Girl


次点
Crumbs
The Monster
Girl House
What We Become
In A Valley of Violence

etc…
 

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