2017年05月31日

5月の風情♪庵 【二期】

kyojin 15年夏の深夜アニメで、ズバ抜けてオモシロかった「干物妹! うまるちゃん」の2期目の製作と今秋放映が決定されたとのこと。
 進行形で言えば、大のお気に入りの「有頂天家族」と「進撃の巨人」、近々で言えば「文豪ストレイドッグス」「昭和元禄 落語心中」の2期目が放映されたりで実によろこばしい。

できれば「小林さんちのメイドラゴン」と「亜人ちゃんは語りたい」、そして「灰と幻想のグリムガル」の2期目もお願いしたいところだ。
それよりも何よりも「ガールズ&パンツァー 最終章 」が、いっちゃん気になって仕方がねぇ!


notorious74 at 23:59コメント(0)身辺雑記 

17年劇場で観た作品タイトルIndex

sha
 17年、劇場で観た作品のIndexです。

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notorious74 at 23:58劇場公開作品タイトルIndex 

2017年05月28日

おじいちゃんはデブゴン

CdQVoFVVAAAxl3m 香港&中国
 アクション&ドラマ
 監督:サモ・ハン
 出演:サモ・ハン
     ジャクリーン・チェン
     アンディ・ラウ
     チュウ・ユーチェン

【物語】     (シネマトゥデイ)
 人民解放軍中央警衛局を退役し、故郷の村でひっそりと生活している66歳のディン。
要人警護で活躍していた彼も認知症と診断され、物忘れがひどくなる中で隣家の少女チュンファとの触れ合いを心のよりどころにしていた。ある日、彼女の父親が中国マフィアにロシアンマフィアからの宝石強奪を任されるも、宝石を持って逃げてしまう。
両マフィアの魔の手がチュンファに迫るのを察知したディンは、彼らとの闘いを決意するが…。

 ジャッキー・チェン&ユン・ピョウとともに香港映画の黄金時代を築いた、敬愛する世界でいちばん動けるデブことサモ・ハンの20年ぶりとなる監督主演作品。
最近では武術指導、アクション監督がメインで、出演しても脇役に徹しとファンとしてはいまいち物足りなさを覚えていたところなんで、今回の監督主演にウレシさと興奮もひとしおってぇことで、張り切って観に行ってきた。

 もたついた感が無きにしもなうえに、回収ができていなかった諸設定が目立ったこともあって、お世辞にもオモシロかったとは…それでも「グラントリノ」の時のイーストウッドばりに年齢が醸し出す風格と抑えた演技は素晴らしく、その存在感は目を見張るものあり。
とはいえ、普通ならば(もしくはジャッキー監督ならば)敵を倒してヤッター!の大団円え終わるところを認知症ということもあってしんみりさせられるラストはなかなか味わい深くあった。
 いくら動けるデブとはいえ、かつてのようなキレのあるアクションをではなく、捌きと関節技主体とした動きはまるで合気道のようで、末席ながら合気道をたしなむ身としては観ていてオモシロくあったし、なるほど70歳を目前にした身にはピッタリだなと感心し、問答無用に敵の骨を折って折って折りまくる様に大興奮。
また、中国ロシアの国境付近の街の振興具合と、その振興から取り残されたディンが住む一角と老齢者たちの姿にいろいろと考えさせられもすれば、複雑な気持ちに。

 ディーン・セキ! ディーン・セキ! ディーン・セキが出てたッ!
ご贔屓のアンディ・ラウの共演だけでも十分なのに、まさかここに来てディーン・セキの姿を拝めようとは思いもしなかった。マジで鼻水とウンコが一緒に出ちゃうくらいに大興奮させられ、これだけでも観に行った価値は大あり。さすがは香港映画界の大御所サモ・ハンといったところ。
おまけに最後の最後に弟分のユン・ピョウも姿を見せるしでホント最高の一言。
こうなると欲を言うとここにジャッキーも姿をみせて三人が揃ったところを観たかった。
そんなワケで、三人の年齢も年齢なんでサモ・ハン監督、三人主演で、かつての「プロジェクA」のような作品を撮って欲しくて欲しくてたまらなくある。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(0)劇場公開 

2017年05月27日

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

jeeg イタリア
 ドラマ&アクション
 監督:ガブリエーレ・マイネッティ
 出演:クラウディオ・サンタマリア
     ルカ・マリネッリ
     イレニア・パストレッリ
     ステファノ・アンブロジ

【物語】     (シネマトゥデイ)
 テロが頻発するローマ郊外。チンピラのエンツォは、ひょんなことから人知を超えた力を手に入れる。ある日、エンツォが慕う“オヤジ”が殺害されてしまう。オヤジの娘のアレッシアは、エンツォを日本製アニメ「鋼鉄ジーグ」の主人公・司馬宙に重ね、二人の距離は少しずつ近づいていく。そんな中、闇の組織のリーダー・ジンガロの脅威が迫り…。

 先日の「マジカル・ガール」のように日本カルチャーに影響された欧州の作品、日米以外でのヒーローものも珍しくありと、ともに興味深くあるところなうえに、なんでも本国イタリアでも大ヒットしたとのことなんで、公開を愉しみにしていた作品なんで、張り切って観に行ってきた。

 題材となっている巨匠・永井豪原作の「鋼鉄ジーグ」は世代的にオレよりやや上のことなんでアニメを観た記憶はまったくと言っていいほどに無い(たとえ観たとしても再放送)ところなんだけれども、ナゼかマグネットで頭部や腕を脱着できる超合金を持っていて、頭部のところに腕や足を付けて遊んでいたことはよ〜く覚えている。
 「鋼鉄ジーグ」のどうでもイイ思い出はここまでとするとして、あることがきっかけで怪力という異能を手にしたチンケな犯罪者エンツォが、「鋼鉄ジーグ」のアニメを愛する心を病んだアレッシアと出会い、彼女の純真無垢の想いと愛の導きによってヒーローに目覚めていく云々は「スパイダーマン」「キックアス」をベースに「アンブレイカブル」(ヒーロー誕生譚)の趣といった具合で、随所でベタなれどグっとさせる演出も多くかなり見応えのある作品。
 不死身なワケでも、空を飛べるワケでもなく、エンツォが手にした異能も怪力と驚異的な治癒能力(ただし欠損した場合は欠損したまま)のみという微妙さや、ムサいおっさんで何かというとヨーグルト食いながらAV鑑賞、アレッシアとデート中も我慢できずに更衣室でヤったり、おまけに走り方はドタドタで、カッコイイところひとつもなしの欲望の人ってぇ設定は結構ツボ。
だけにヒーロー覚醒してからのカコ良さは眩いばかり。また、敵のマフィアのボスであるジンガロも同じ怪力能力を手にしてからの狂気さらに覚醒はジョーカーを彷彿させられ適役として合格。
そんなこんなで、素直に続編が観たいと思わされた。

 劇中ではかなりムサさが出てたけど、他の画像なんかを観ると普通にカッコよくあるエンツォ役のクラウディオ・サンタマリアと、こちらも劇中よりも他の画像の方が美人に見えるアレッシア役のイレニア・パストレッリの2人をイタリアの俳優さんにあまり詳しくないんで、これを機に覚えておくとしよう。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(2)劇場公開 

2017年05月20日

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

 2 アメリカ
 アクション&アドベンチャー&ヒーロー
 監督:ジェームズ・ガン
 出演:クリス・プラット
     ゾーイ・サルダナ
     デイヴ・バウティスタ
     カート・ラッセル

【物語】     (シネマトゥデイ)
 ピーターはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのまとめ役として、刑務所で出会ったくせ者たちを率いている。宇宙一荒っぽいアライグマのロケットは、ブツブツ文句を言いながらも小さな相棒ベビー・グルートと共に銀河の平和を守るために奮闘。緑色の肌を持つ美しい暗殺者ガモーラらと共に行動し…。

 かつての仲間が離合集散してバトルに見飽きたうえに、次から次へと新ヒーローの登場にも食傷気味なんで、切り捨てと継続の選択に悩む今日この頃の「マーベル」もの。
その中にあって、ノリの勢いが手伝って見事に切り捨て御免とならずに済んだ本シリーズ。
前作同様にひとクセもふたクセもある愚連隊の活躍(ノリ)を楽しめればと思い張り切って観に行ってきた。

 本シリーズも後に「アベンジャーズ」に合流することは知ってはいるものの、改めて「クレジット後に何ちゃら〜」のテロップを出されると、せっかく本作単体を楽しみに来ているのに「結局コレかよ…。」の思いになり、出だし早々から気分は斜に構えモードに。
 だもんでハードルも低め設定での鑑賞となるも、物語りが進んでいくと、ノリと勢いだけではなく、実の家族でありながら確執を抱えていたり、愛情表現はいがみ合うことのメンバー間にある家族意識と、メンバーそれぞれの家族に対する想いというテーマがしっかりと描き込まれていて、当初の底モードもどこへやら?で、期待していた以上に見応えのあるオモシロい作品。
ラストに流れた「父と子」という感動的な楽曲は、アメリカ版さだまさしの「親父の一番長い日」もしくは「かかし」の趣がなきにしもで目頭を潤ませられた。 
 前作の時点でただ者じゃねぇことは解ってはいたけど、時として水が血よりも濃くなる時があるで魅せてくれたピーターの育ての親のヨンドゥのカッコよさといったらだったし、お騒がせアライグマのロケットの心のうちに抱える寂しさ、前作では見た目とは裏腹にロマンティストだったドラックスのマンティスに対する失礼の数々はピーターとガモーラ以上にキャラが立っていて大満足。
エンディングではベビーから思春木&反抗木(次回作でこのフレーズが絶対的に使われることだろうから先に使っておく)を迎えたグルートも最高。

 ヨンドゥのかつての仲間であるスタカー役にシルヴェスター・スタローンが登場。
そのスタカーのチームにご贔屓ん女優さんのひとりであるミシェル・ヨーと、ヴィング・レイムスの姿が♪ 今後このチームがどう絡むのか知らんけど、この面子はウレシイ限りだ。
てか、スタローンにカート・ラッセルにミシェル・ヨーってもう「エクスペンダブルズ」の装いだよ!

notorious74 at 22:30コメント(5)トラックバック(7)劇場公開 

2017年05月14日

スプリット

SPLIT アメリカ
 ホラー&サスペンス
 監督:M・ナイト・シャマラン
 出演:ジェームズ・マカヴォイ
     アニャ・テイラー=ジョイ
     ベティ・バックリー
     ジェシカ・スーラ

【物語】     (シネマトゥデイ)
 高校生のケイシーは、クラスメートのクレアの誕生パーティーに招待される。
帰りは、彼女とクレアの親友マルシアをクレアが車で送ってくれるが、途中で見ず知らずの男性が車に乗り込んでくる。彼に拉致された三人は、密室で目を覚まし…。

 ご贔屓の監督さんということもあって、今まで大不評だった「レディ・イン・ザ・ウォーター」「ハプニング」を擁護してくるも「エアベンダー」ではさすがに擁護のしようもなく、「ヴィジット」以降は新作が公開されても劇場に足を運ぶ気にはなれず、ここのところ距離を置いていたM・ナイト・シャマラン。そんな中、多重人格という題材に漠然と往年の勢いを取り戻した感を感じなくもだったんで、久々にシャマランワールドを堪能すべく、張り切って観に行ってきた。

【ネタバレ要注意】
 同監督の「ヴィレッジ」をはじめ「エスター」「崖っぷちの男」といくつかのミステリー作品を途中で謎を直観とひらめきで見破った実績と自負があるんで、「今回も見破ってやんよ!」とかなり気を張ってヒントや伏線を見落とさずよう観るもミステリー要素はそれほど感じられず、思いのほかフラットな展開であると同時に思いっきり拝借したのか?「24人のビリー・ミリガン」の趣。
終盤に入るとビーストなる24人目の新たな人格…というより怪物がの登場に漠然と同監督作品の中ではあまり好きではない「アンブレイカブル」に似るなぁと思いながら観ていると、案の定というか、まさかというか、その「アンブレイカブル」との関連作品だった。
 夢か現か幻か?のオチと捉えたんで、犯人(多重人格状態)=ケイシー(基本人格)として着地してみた(そのまんまジェームズ・マカヴォイが多重人格もある)けれど、オレとしては同じ多重人格もののジョン・キューザック主演の傑作「アイデンティティー」のようなオチを期待したところだし、男のアジトにあるいくつもの部屋もそれぞれの人格を表す装いとなっているものだろうと予想して頭をつかっただけに今回の「アンブレイカブル」と絡んでますにモヤモヤとしつつもヤラれたの思いもありのない交ぜの感情に。
 と、シャマラン監督は以前ほどのパワーは感じらねぇことを再確認するも、最後の最後に「アンブレイカブル」の主役ブルース・ウィリスの登場と、クレジット後の本作と「アンブレイカブル」が激突のテロップに素直に「観てぇッ!」と思わされたことは、何だかんだ言ってまだシャマラン監督に期するところがあることを再確認ってぇ感じかな。

 多重人格者役だけに一人でいろいろなキャラを演じ分けないといけないジェームズ・マカヴォイはやりがいのあってオモシロくあっただろうけど、その反対に瞬時に入れ替わったりしなきゃなんねぇからきっと大変なことと思う。それだけにインパクトは抜群だった。
良くみればカワイイし、思いのほかナイスバディのケイシー役のアニャ・テイラー=ジョイの目力がとても印象的だったんで、オレが着地した通りのオチならば次回作に登場してくれことと思う。何にせよ注目しておくに損はなさそうだ。

notorious74 at 22:30コメント(4)トラックバック(5)劇場公開 

2017年05月13日

カフェ・ソサエティ

CAFE SOCIETY アメリカ
 コメディ&ドラマ
 監督:ウディ・アレン
 出演:ジーニー・バーリン
     スティーヴ・カレル
     ジェシー・アイゼンバーグ
     ブレイク・ライヴリー

【物語】     (シネマトゥデイ)
 1930年代。ニューヨークに暮らす青年ボビーは、刺激にあふれた人生を送りたいと願いハリウッドに向かう。そして彼は、映画業界のエージェントとして大成功を収めた叔父フィルのもとで働く。やがてボビーは、叔父の秘書を務める美女ヴォニーのとりこになる。ひょんなことから彼女と距離を縮められて有頂天になり、結婚まで考えるようになるボビー。
しかし、彼女にはひそかに付き合っている男性がいて…。

 80歳を越してなお精力的にコンスタントに作品を撮り続けている敬愛する映画監督のひとりであるウディ・アレン翁。今の世にビリー・ワイルダー監督テイストの大人の洒落たコメディを撮れる稀有な監督さんなんで期待が大きくもあるし、何より年齢的にみていつ?何が?遺作になるかでもあるんで、張り切って観に行ってきた。

 時代背景の違いとi歌い上げ、踊るシーンがないだけで、ハリウッドで出世することを夢見る一組のカップルのビター・スイートなロマンス、流れるジャズのサウンドはまさにウディ・アレン版「ラ・ラ・ランド」といったところ。
歳を取って丸くなったのか?以前ほどではないもののウディ・アレン翁らしくシニカルさや毒気といったスパイスでの味付けで「ラ・ラ・ランド」に足りなかった小気味よいオモシロさが。
 おなじ内容ならば、ポップカラーが鮮やかな現代の「ラ・ラ・ランド」、白やベージュ系の色使いが暖かい1930年代のクラシカルな雰囲気満点の本作、またセレブが集う華美なハリウッドと洗練された趣のニューヨークとの対比と、どちらが好みか味比べをしてみるのも一興かと。
オレとしてはどちらも甲乙つけ難しで、痛み分けってぇところかな。
 こうしてレビューを書いていると、イイ映画だったワリには思いのほか語るところが見当たらない…まぁほぼ「ラ・ラ・ランド」と同様の感想しかねぇしな。本作が先に公開されていれば、語るところも多々あったことと思う。
何にせよ、話題性の違いによるところが大だけど、公開順に恵まれなかったこともかもだな。

 当初いまいちパっとしないキャラながらも成功をおさめてイイ感じに調子にのりはじめた感のあったボビー役のジェシー・アイゼンバーグだけど、おそらくコンプレックスでもあろう猫背とクセッ毛のお陰もあってボビー役にピッタリで思いのほか以上にヨカッタ。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(4)劇場公開 

2017年05月07日

追憶

tsuioku 日本
 ドラマ&ミステリー
 監督:降旗康男
 出演:岡田准一
     小栗旬
     柄本佑
     長澤まさみ

【物語】     (シネマトゥデイ)
 富山県警捜査一課の四方篤は、漁港で旧友の川端悟の刺殺体と対面する。容疑者として浮上した田所啓太を含む三人は、幼少期に親に捨てられ、共に過ごした関係だった。会社と家族のために金策に奔走していた川端と、幸福な日々を送る田所。
そして、妻とすれ違いの日々を送る四方。こうして四方と田所は再会を果たすものの、四方の問い掛けに田所は何も語ろうとせず…。

 オモシロそうというのが第一の理由なのは当たり前として、先日観た「ミュージアム」の好演を観て以来、それまであまりイイ印象を持っていなかった小栗旬の印象が変わったこともあっていま一度、小栗旬を劇場で観てみたいという思いと、彼をはじめ岡田くん、柄本佑に長澤まさみと確実にキャリアを積んで、若手から中堅に移行する俳優さんたちの活躍も観たくあったんで、張り切って観に行ってきた。

 不幸な少年期をともに過ごすと同時に不幸な出来事を共有するた3人が25年後に再会、その後そのうちのひとりが殺されて云々に観終わってから「けっこうオモシロかった」と概ね満足するも、レビューを書くにあたって記憶を辿り、よくよく考えてみれば、あの殺人事件は3人の過去と再会劇とは何ひとつとしてつながりがないことに気づき、そこからいろいろと粗が浮き彫りに。
物静かな展開と篤の鬱屈したキャラからトマス・H・クックの記憶シリーズの小説か「ミスティックリバー」の趣が無きにしもだったんで、おそらくその雰囲気にダマれちゃったかなぁと…。
 篤の「オレたちはもっと早く再会すべきだった!」は再会したところでどうなるもんでなしで、ムリに感動させようとする陳腐なものにしか聞こえなかったし、カフェの窓から見る夕日の半端ない合成感が興を削ぐ。まぁ、それでも過去の清算と決別、今を生きる三者三様の生き方なんかは見応えがあってオモシロくあったことに間違いはなく、啓太の「悟は家族を守ろうとしただけなのに」の悔しさに滲むセリフも胸を打つものがあった。
そんなワケでもうチョイ時間をかけて語るところを語ってれば、もっとバランスが出て感動できたのでは?と。

 岡田くんは着実にキャリアを積んでる感が出てたし、小栗旬も主役級の配役でありながら華を岡田くんに持たせるてるあたりに同様にキャリアの賜物だし、柄本佑は柄本佑でお父さん譲りの名脇役の存在感。女優陣でも安藤さくらの抜群の存在感と今後の日本映画界を担うであろう俳優さんたちと、そんな中堅どころを支える北見敏之とりりィの渋めのベテラン勢の共演は見応えは十分以上。

notorious74 at 22:30コメント(2)トラックバック(4)劇場公開 

2017年05月06日

トイレで読書 十七年皐月号

4月は5タイトル読みました。

1)、「花戦さ」 鬼塚忠
2)、「泉鏡花集成(1)」 泉鏡花
3)、「タンタルス」 内田百
4)、「爆撃調査団」 内田百
5)、★「病院坂の首縊りの家(上下)」 横溝正史

* ★印は再読

hanaikusa 6月に野村萬斎主演で映画が公開されるということで「観る前に読む!」ということで購入。
てか、今まで茶道の千利休を筆頭に歌舞伎の始祖である出雲阿国、連歌師の里村紹巴、そして絵師の狩野永徳、長谷川等伯と戦国時代に文化面で活躍した人物を扱った作品を読んできて、武将ともども頭打ちになってきた感があったんで、囲碁の本因坊算砂とほかに思いつく人物とジャンルで手当たりしだいに検索して探して、囲碁に目が行ったのになんで【華道】に目が行かなかったなぁと我ながら不思議でならない…。

 戦国時代に華道で活躍した池坊専好を扱った本作は、利休を殺した秀吉に対して「武」ではなく「美」で復讐する専好の文化人としての気概、同じ「美」の求道者として利休への友情は読んでいて、武人とはまたひと味ちがった熱さがあってなかなかオモシロくはあったけど、話の軸が池坊専好どうこうというよりかは、利休と秀吉の確執劇にウェイトがあったように感じられ、ダレを描きたかったのかがボヤけた印象は拭えず…。
それでも物語の出だしが、秀吉が中国攻めの祭、水の中に孤立させた備中高松城攻めから始まるあたりなんかは、まさに水盤のなかのといった趣で、華道に準えた感があって巧い書き出しなぁと感心♪

notorious74 at 09:30コメント(0) 

2017年04月30日

エルミタージュ美術館 美を守る宮殿

HERMITAGE REVEALED イギリス
 ドキュメンタリー&アート
 監督:マージー・キンモンス
 出演:ミハイル・ピオトロフスキー
     レム・コールハース
     アントニー・ゴームリー
     トム・コンティ(声の出演)

【物語】     (シネマトゥデイ)
 絵画や彫像、陶磁器、武具など300万点以上のコレクションを有し、ルーヴル美術館やメトロポリタン美術館などと並び称されるロシアのエルミタージュ美術館。
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、レンブラントなど世界にその名をとどろかす芸術家がのこした作品の数々を映しながら、創立からおよそ250年の歴史を誇る同美術館の魅力に迫る。

 まぁ、もともと美術系のドキュメント作品が好きなんで観るつもりではあったけど、今開催されている「大エルミタージュ美術館展」に足を運ぶ前に本作を観てある程度の知識を蓄えておけば、さらに興味深く鑑賞できるだろうと思えたんで、張り切って観に行ってきた。

 サブタイトルに「美を守る宮殿」とあるから当初は「パリ・ルーヴル美術館の秘密」のように絵画修復士、額縁の専門家、警備員から清掃員までと美術館に携わる人々の姿を追ったものかと思うも、帝政ロシア時代からプーチン政権の今に至るまで繰り返してきたのいくつもの政変のなか、経済的危機、略奪といく度となく危機的状況に陥るも、その都度、学芸員の人たちが身命を賭して多くの美術品を守ってきたという美術館の波乱万丈の歴史を語ったもので、なるほどそう意味での「美を守る宮殿」だったのかで、かなりドラマチックだったこともあって思いのほかオモシロい作品だった。
 美術館に限らず博物館や動物園は、その国の【アイデンティティ】でること、遺物、美術品に動物は政治とは無関係であり、そこに携わるスタッフはそれらを守るために場合によっては為政者、略奪者に全力で立ち向かう気概を心のうちに持っていることや、美術品は閉じ込めておくものではなく、多くの人に目にさせることによってその価値がでるの信念に感動。

 また、帝政ロシア時代の宮殿をそのまま利用した建物、その周りの広場や風景を含めて、ひとつの美術館とするという感覚なんかを観ると、バレエやシンクロ、フィギュアスケートを見ても解るように、他の追随を許さないロシアの芸術センスの高さはこういう感覚からきてるのかなぁと。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(0)劇場公開 
UMR
umaru

風情♪、ぷじょうと読みます。
フランスの自動車会社の
「Peugeot」とは全く関係
はございません。

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