2016年08月31日

8月の風情♪庵 【惚者】

pikachu_04 巷では「ポケモンGO」が大流行だけれども、アプリ系のゲームにまったくもって興味がなく、プレイしてみようという気すら起きないオレとしては、プレイしている人には申しワケねぇけど、何がどうオモシロイのかの魅力が毛の先ほども理解できず…。
 普段からグーグルマップなどを極力使わず、手前ぇの感を頼りに何かオモシロイ店や風景がないかと街中をブ

ラつくオレから言わせてもらえれば、何を今ごろな感じがしなくもなけいど、街中散歩のきっかけにはなるからコレはコレできっとOKなのだろう。
とにもかくにも、ゲームに夢中になって惚けて事故に巻き込むようなことだけはしないでほしい。

notorious74 at 23:59コメント(0)身辺雑記 

16年劇場で観た作品タイトルIndex

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 16年、劇場で観た作品のIndexです。

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notorious74 at 23:58劇場公開作品タイトルIndex 

2016年08月27日

ライト / オフ

LIGHTS OUT アメリカ
 ホラー
 監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
 出演:テリーサ・パーマー
     ガブリエル・ベイトマン
     ビリー・バーク
     マリア・ベロ

【物語】     (シネマトゥデイ)
 電気を消して暗闇になると現れるという不気味な何かに恐怖を抱く弟マーティンを守るため、レベッカは久々に実家に帰ってくる。二人はたくさんのライトを用意して夜を迎えるが、次々に明かりが消え暗闇からえたいの知れない何かが迫ってくる。狙われる理由もわからぬまま不安な時を過ごす中、レベッカの一家に隠された秘密が明らかになり…。

 お盆を過ぎたとは言え、まだまだ茹だるような暑さだし、この先も当分の間はクソ暑い日が続くこと間違いなしなんで、ここいらでチョイと怪談ほど風流さはないもののホラーでも観て、涼と夏の名残を求めてこようかなぁと思いついた矢先に運よく本作の公開が重なり、それならばということで張り切って観に行ってきた。

 なんでも本作はサンドバーグ監督自身が13年にネットで発表し話題となった短編動画を長編化したものらしいのだけれども、残念なことにYoutubeなり、ニコニコでもその動画は未見。
それはそれとして電気を消すと姿を見せ、闇のあるところしか移動できず、光に弱く少しの光のあるところに出て来ることができない謎の存在ダイアナの設定は「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」に出てきた幽波紋名「ブラックサバス」を彷彿させ…というより全く同じなんで新鮮味は薄く感じてしまったけれど、はただひたすらゆっくりと自分の方に向かってくる「IT FOLLOWS イット・フォローズ」の謎の存在同様にその不気味さかなりのもの。
 ダイアナの不気味さもさることながら、闇のあるところしか出てこれないから活動時間が夜だけ、電気がついてればと思いきや電気は消すわ、ベッドの下、つまり影があればとかなり厄介だったのと、主人公レベッカの彼氏が襲われても瞬時に光を発するものを使い撃退と思いのほか機転の利くキャラだった意外性と、懐中電灯以外で光を発する小道具の使い方が巧い。
 だけにビビり演出はごくごく普通&想定通りだったんでビクっとすることがなかったのと、オチのつけ方もなんか微妙…で、やや残念かなぁと。
同じ【お化け】ということあって「ゴーストバスターズ」と併せて観るのも一興かと。

 邦題の「LIGHT OFF」と原題の「LIGHT OUT」って意味合い的にどう違うんだろうか?
ザックリ言えば「消灯」。でも「LIGHT OUT」は光の外ともとれなくもだから、日本人としては「消す=OFF」だろうから「OFF」にしたんだろうけど、ダイアナの特性と併せて考えると「OFF」より「OUT」の方がシックリくるかなぁと思えなくも。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(0)劇場公開 

2016年08月21日

イレブン・ミニッツ

11 MINUT ポーランド&アイルランド
 ドラマ&サスペンス
 監督:イエジー・スコリモフスキ
 出演:リチャード・ドーマー
     ヴォイチェフ・メツファルドフスキ
     パウリナ・ハプコ
     ダヴィッド・オグロドニック

【物語】     (シネマトゥデイ)
女たらしの映画監督、やきもち焼きの夫、刑務所から出てきて間もないホットドッグ屋、強盗に失敗した少年など、現代の大都会で事情を抱える11人の男女と1匹の犬。
午後5時から5時11分まで、わずか11分の間にそれぞれの人生が絡み合い…。

 11分間のあいだに繰り広げられる複数の登場人物たちの群像劇。こういう複数の糸が徐々に絡み合い、最後は1本の糸になって型のサスペンスが好きだったりもするんで以前から気になっていた作品。そんなワケで張り切って観に行ってきた。

 何かしら意味あり気な面々が誰と? どこで? どう繋がっているのか? いくのか?の相関図と伏線の膨大な情報量がために目が離せず、それと同時に情報を整理して理論立てて結末の予想をしてと、ネタ的には「バンテージ・ポイント」の趣で、やや使い古された感はあれど、終始漂う不穏な空気と効果音が緊張感に拍車がかかり、最後まで気を抜くことができず。
 ラストは何となく予想がついたけれども怒涛の無常さと不条理さは圧巻だし、また10人近い登場人物たちの11分間を時間を前後しながらそれぞれの状況を描き、その模様をスマホをはじめとする機器で撮られていた映像、そして随所に出てきた、何もなかったところにジワリジワリと滲み込んでくる黒いシミの意味するところを考えたりと期待した以上にオモシロい作品だった。
 ただ、10人近い登場人物が集結点に顔をそろえるまでの11分間のエピを時間を前後しながらは、やっぱり途中で何回か「?」になってしまったこと、そしてあれだけの内容が11分の間に? ってぇいう野暮極まりないツッコミどころが目についたのも事実なところ。

 イエジー・スコリモフスキ監督って名前は知ってるけど作品はほっとんど観た記憶がなかったんだけれども、よくよく調べてみれば、だいぶ前に声で人を殺す云々の設定に惹かれて借り手観た「ザ・シャウト / さまよえる幻響」の監督さんだったようで、しかも【音】にかなりこだわる監督さんらしいことを今さらながらに知った。
どうりで不気味だったり街中にあふれる音響が強く印象に残るワケだ。まぁなんにせよ、勉強不足を痛感、そして反省…。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(2)劇場公開 

2016年08月20日

ゴーストバスターズ

GHOSTBUSTERS アメリカ
 SF&コメディ&ホラー
 監督:ポール・フェイグ
 出演:クリステン・ウィグ
     メリッサ・マッカーシー
     ケイト・マッキノン
     レスリー・ジョーンズ

【物語】     (シネマトゥデイ)
 コロンビア大学の物理学者エリンは、旧友アビーが自分と共同発表した幽霊研究本を承諾もなく電子書籍化しているのを発見。憤慨して彼女の勤める大学向かうが、なぜか一緒に幽霊騒動の起きた屋敷を調査する羽目に。そこで初めて幽霊に遭遇したエリンは、アビーとその相棒ジリアンと共に喜ぶものの、それぞれ大学を解雇されてしまう。
行き場をなくすも幽霊の存在を確信した三人は、超常現象の調査会社を立ち上げるが…。

 「ゴーストバスターズ」はオレが劇場で初めて観た洋画ということもあって、それなりに長くなってきた個人的映画史においてかなり思い出ふかい作品。そんなワケで何かと想い入れの作品なだけにリメイク(リブート?)と聞いたときはスゲェうれしく思ったと同時に主演が全員女性と聞いて懐疑的というか腑に落ちねぇ気持ちに…何にせよ、まずは観てみないことには何も言えねぇってぇことで、期待半分、不安半分の心持で観に行ってきた。

 本作も前作同様に世間からハジかれた面々が団結し、奮闘してを踏襲してはいるものの男と比べて、アラフォーのうだつの上がらないオッサンたちが一体何をやってんだか?のバカっぽさが感じられず…だもんだから前作とほぼ同じストーリーであるにも関わらず、終始その辺にこだわり過ぎちゃって何か微妙に温度差を感じちゃって100%波に乗ることはできず。つまるところ思い入れに邪魔されちゃったってぇところ。
 とは言うものの全体的にチープ感漂う80年代テイストなんかは味があって好印象だったし、ビル・マーレー&ダン・エイクロイド、シガーニー・ウィーヴァー、故ハロルド・ライミスに至っては冒頭の方で胸像として、そしてマシュマロマン、もと旧シリーズのメンバーが顔を見せ、名を連ねていなかったリック・モラニスの役を対照的なルックスルのクリス・ヘムズワースが引き継いでと、現代的にアレンジを加えつつも旧シリーズファンへのサービスも忘れずで、乗りきれないなりに最後まで楽しめた。ここまで旧メンバーが顔を揃えたならば主人公の女性4人全員、ダレそれの娘だったり姪っ子でもヨカッタんじゃね?と思えなくも。
ただ、テーマソングにすっげぇアレンジが加えられていたのはチョイといただけねぇなと。
時としてサントリーのウィスキーのCMでも言っているように「何も足さない、何も引かない」が必要なんだよと思えてならなかった。
 本作をはじめ、「ジョーンズ博士」に「ターミネーター」「ベストキッド」そして「ジュラシック・パーク」、何か月か前にスピさんが「グーニーズ」の続編を考えてなくもとコメントしたりと80〜90年代の多くの作品がここ数年の間にリメイク&リーブトされて来てる風潮にあるんで、これを機に是非ともリメイク&リーブトしてほしい作品がある。
それは「ポリス・アカデミー」シリーズ! ブルーオイスターのネタなんかマジで最高だもんなぁ♪ 是非ともお願いしたい!

 正直なところメリッサ・マッカーシー以外は全く知らないの女優さんばかりだったし、世間的には武器開発担当でパンクなホルツマンの人気が高いようだけれども、オレとしてはそれほど魅力的とは思えず。どちらかと言えばNYに関する歴史や豆知識、地理に詳しくデータベースの役割を担うパティが魅力的だった。
まぁ、なんだかんだで旧シリーズのメンバーとおバカ全開のクリス・ヘムズワースがいっちゃん魅力的だったってぇところなんだけどね。

notorious74 at 22:30コメント(1)トラックバック(3)劇場公開 

2016年08月14日

ペット

THE SECRET LIFE OF PETS アメリカ
 アニメ&コメディ
 監督:クリス・ルノー&ヤーロウ・チェイニー
 出演:(声の出演)
     設楽統
     日村勇紀
     山寺宏一

【物語】     (シネマトゥデイ)
 犬のマックスは、ニューヨークで大好きな飼い主のケイティと最高のハッピーライフを送っていた。ところが、ケイティが大型犬デュークを新たに連れてきたことから、マックスの生活環境はガラリと変化する。マックスとデュークが何とか自分が優位に立とうと頑張っていたある日、ひょんなことから彼らは迷子になってしまい…。

 たとえ話題作、傑作であろうともディズニー&ピクサーのアニメ映画はあまり好きではないので、よほどのことがない限り劇場で観ることはほとんどないのだけれども、今回は【留守番中のペット】の設定に大きく惹かれるというよほどの理由ができたんで、張り切って観に行ってきた。

 留守番中のペットたちの実態は物語りの導入要素であって、メインというワケではなかった…しかもそのほとんどを予告で観せちゃってるし、ほかに観せていないシーンがあるワケでもなくなんで、新鮮味はまったくの皆無。物語りもなんとなく「トイストーリー」の動物版といった趣だし、動物を飼うことの責任も謳ってはいるけど、思いのほか薄い描かれ方が気になるところ。
それなりにオモシロくあったけれども、ノリと勢いだけで突っ走っただけで、期待を大きく下回るもので残念といったところ。
 主人公のマックスは見た目からオレの愛犬キスケとおなじジャック・ラッセル・テリアと見ていたこともあって感情移入はしやすくあった。なにより胸元のつむじからピョコンとはねている毛がウチとまったく同じでなおさらだし、なによりその辺の細かさがなんともリアルで天晴。ワンコに猫、小鳥にウサギにカメにワニと多様化するペットたちがたくさん登場し、その一匹一匹の個性はとても魅力的で観ていて楽しかった。
だけに変に大冒険させるのではなくチョットした小冒険と留守番中のペットたちの実態で十分じゃなかったかなぁと。

 実写ならば絶対的に字幕なんだれども、これがアニメとなるとまったくの逆で絶対的に吹き替え版のほうが好き。主人公マックスとその相棒のデュークの声をバナナマンの2人がキャスティング。2人とも芸達者でとてもうまいけど、2人の顔が浮かんでくることが多々あって、バナナマンはバナナマンでしかなかったかなぁと。これはかなり個人的な趣味になるんだけれども、飼い主ケイティ役を含め他の動物たちもバナナマンだけにまいやん(白石麻衣)、生ちゃん(生田絵梨花)と乃木坂のメンバーであって欲しかったなぁとも。
さすがの山寺宏一、見た目カワイイのに実は腹グロキャラをやらせたらのご贔屓の中尾隆聖と本職の声優さんのキャスティングも最高。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(0)劇場公開 

2016年08月13日

X-MEN : アポカリプス

APOCALYPSE アメリカ
 SF&アクション&アドベンチャー
 監督:ブライアン・シンガー
 出演:ジェームズ・マカヴォイ
     マイケル・ファスベンダー
     ジェニファー・ローレンス
     オスカー・アイザック

【物語】     (シネマトゥデイ)
 1983年。文明が誕生する前から神として君臨していた、ミュータントの始祖でもあるアポカリプスが、突如として長い眠りから覚醒する。数千年ぶりに目にした人間とその文明が、誤った方向に進んでしまったと考えた彼は新しい秩序が必要だと判断。
マグニートーなど、4人のミュータントを率いる。彼の存在と考えを知ったプロフェッサーXは、ミスティークらと共にその行動の阻止に挑むが…。

 かれこれ20年ほど前にテレ東で放映されていたアニメ版の「X-MEN」に魅了され以来、コミックスを買ったり、カプコンの格ゲーをやり込んだりとそれなりのファンのを続けて来ている身としては、新シリーズ3部作の完結編で、しかもシリーズ最大の敵となるアポカリプスの登場となれば、期待値も最大限ってなワケで貼りきって観に行ってきた。

 当初はアークエンジェル以外の「フォーホースメン(黙示録の四騎士)」のメンバー構成に言いたいところがなくもだったけれども、いざ観てみればマグニートーを筆頭にサイロック、アークエンジェル、そしてストームとX-MENメンバー中心の構成は「キン肉マン」の王位争奪戦時のソルジャーチーム(アシュラマン&バッファローマン&ニンジャ&ブロッケンJr)ばりの魅力あふれるキャラが集まり、ファンの心理をガッツリと掴むメンバー構成。
片や「X-MEN」側も旧シリーズからミスティークの息子でもあるナイトクローラーと、人気キャラであるにも関わらず旧シリーズではいまいちな扱いになっていてサイクロップス(時系列上、本来弟のハボックが兄設定になってた)の前線復帰、前作から引き続てクイックシルバーの登場と気が付けばテンションはかなり⤴⤴⤴状態。また、本シリーズはアイスマン&コロッサス&シャドウキャットなんかは前作でチョイ登場し、次作でトップ昇格を果たすのが慣例みたくなってるんで、アニメ版やコミック版ではウルヴァリンの相棒色が濃くある旧シリーズ1作目に登場したジュビリーが本作に登場したんで、その活躍をスッゲェ期待したんだけど、全くだったのにが残念…。
 なんかここまでキャラの話題にだけになってしまった…肝心要の物語となると、オモシロくはあったけど過去2作品に比べると最大の強敵であるアポカリプスにその強敵感があまり感じられず、ぶっちゃけ終盤は失速気味…それでも「X-MEN」のテーマである異文化共生、チャールズとマグニートーの「アムロVSシャア構造」はきちん描かれてたんで概ね良好といったところ。
 ラストで見せたジーンの能力開花は、のちのフェニックスへの布石って感じがしたんで、完結ってぇワケじゃなさそうだね。となると次作でジュビリーの活躍に期待ってところかな。
とにもかくにも「アベンジャーズ」絡みのせいで、今やすっかり観る気が失せて他のマーベルヒーローとは決別状態にあるけれども「スパイダーマン」&「X-MEN」とは、未だ良好な関係が続いてるんで、この先も出来るだけ「アベンジャーズ」と大きく絡むことなく、単体(ウルヴァリンの「ウェポンX」シリーズも含めて)で押し進んでいって欲しくある。

 舞台が80年代ということもあってか「ナイトライダー」のOP曲や、ナイトクローラーが赤いジャケット着てるところなんかはマイコーの「スリラー」と80年代ネタが多々あってかなり高ポイント。
しかし何だねぇ…予告で、ウルヴァリンの登場を観せちゃったのは…ここはいっちゃん伏せときゃならんところだよ。劇場に足を運んで、その時初めて「おぉぉぉッ!♪」ってなりたいところだかんね。コレじゃオモシロさサプライズの度合いが半減以上だよ…。

notorious74 at 22:30コメント(2)トラックバック(7)劇場公開 

2016年08月07日

ニュースの真相

Truth オーストラリア&アメリカ
 ドラマ&サスペンス
 監督:ジェームズ・ヴァンダービルト
 出演:ケイト・ブランシェット
     ロバート・レッドフォード
     トファー・グレイス
     エリザベス・モス

【物語】     (シネマトゥデイ)
 アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領が再選を目指していた2004年、放送局CBSのプロデューサー、メアリー・メイプスはダン・ラザーが司会を務める報道番組で、ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑をスクープする。それはアメリカで大反響を呼ぶが、後に証拠は偽造されたものだとブロガーが指摘したことから、メアリーやダンら番組スタッフは世間から猛烈な批判を浴び…。

 マイケル・ムーア監督同様に子ブッシュが大ぇキレぇ(政治思想どうこうではなく、生理的にね…。)なんで、彼のスキャンダルものなら観てやれ、そして「スポットライト 世紀のスクープ」では記者たちの熱い想いに胸うたれたけれども、基本的に昨今の報道の在り方に疑問を抱くところがなきにしももあって、本作は観ておくべき作品と思えたんで張り切って観に行ってきた。

 子ブッシュは00年米国大統領選挙で票の数え直しだなんだで、少なからずスネにキズを持つ御仁なだけに、情報提供者を圧力や金で黙らせたように思えなくもだし、政治家の常套手段の「報じたかったのは彼の軍歴なのにその主旨が他の問題でうやむやにされてしまう」あたりにイラだたしくもあり怖くもあり。しかし,メアリーの不用意な先走りによる脇の甘さもあり得るところなんで、子ブッシュの軍歴詐称の真相は「藪の中」。
 まぁ、真相が「藪の中」なのは良くはねぇけど、時として致し方のないこととしても、真相追及という報道の本分よりも組織の保身を最優先事項とするのは報道組織の在り方として如何なものかと…そりゃ〜思想的、政治的に偏りすぎるのもそれはそれでアレだけど、権力におもねり、どこもかしこも右に倣えの情報発信は報道ではなく政府の広報といった趣。
そうなると真相は表にでることなく埋没していくと同時に報道の没個性化につながるのでは?
また、人を持ち上げておいてミスれば、一斉に梯子を外し、吊し上げる昨今の情報の受け手側の在り方も怖ぇというか、イヤ〜な気になってくる。
 そんなワケで、権力側にとって都合の悪いことの焦点ズラしのために行われる魔女狩り劇は観ていて胸クソ悪いけれど、大きく思い考えされ、思った以上に見応えのある作品だった。
にしても情報提供者なり証言者の圧をかけられたり、金銭で沈黙を約束させられたりして証言を撤回したり、メアリーの親父のゲスっぷりとその時その時にあわせた身の処し方…平気で手のひら返しをするあたりはいかにもアメリカらしい…。

 メアリー・メイプス役のケイト・ブランシェットはあまり得意ではねぇけど、守備範囲の広い女優さんであることは認めざるをえない。本作でのだんだんに追い詰められて、憔悴していく様なんかなかなかヨカッタしね。御歳80歳となるロバート・レッドフォードも、そりゃ〜80歳だからじぃさんであることに変わりはねぇけど、それにしたってやっぱり若いよなぁ。
ダーモット・マローニー久々に観た♪

notorious74 at 22:30コメント(3)トラックバック(4)劇場公開 

2016年08月06日

トイレで読書 十六年葉月号

7月は4タイトル読みました。

1)、★ 「八つ墓村」 横溝正史 
2)、★ 「本陣殺人事件」 横溝正史
3)、「ドグラ・マグラ (上下) 」 夢野久作
4)、「火葬国風景」 海野十三

* ★印は再読

dogura 著者の夢野久作が【キチガイ地獄外道祭文】と称し、それ故に日本ミステリー小説三大奇書の一つとされる本作を以前から読みたいと思っていたんで、挫折覚悟でチャレンジしみた。
チャカポコ、チャカポコ…チャカポコ、チャカポコ…チャカポコ…と、木魚を叩くリズムに繰り広げられる「脳髄論」「胎児の夢」と学術めいたエピの数々は読んでいてすっげぇ意味不明なんだけれども、その日読み終わって反芻し、咀嚼して考えると、なるほど、核心を突いてると理解でき、俄然オモシロくなってくなるも、読めばやっぱり意味不明…そんなこんなで解ったような解ってないようなを繰り返し上巻を読了。

 下巻に入りようやく事件が動き出すと同時に、それまで意味不明と感じられていた上巻の全てが後半でしっかり回収されてきて、上巻を読んでいなければ下巻を理解できずの構成になっていて、ここから本当に俄然オモシロくなってくる。
終盤に入り事件の真相が明かされるかと思いきや、主人公の精神病科の青年の妄想語りなのか、誰が真実を語っているのか?と二転三転して結局のところ解決をみることなく終了…。
 だけにつまらないかと問われれば、意味不明だけれどもオモシロい、クセになると言ったところで、さすがは「まともに要約することは到底不可能」「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」「容が複雑なため読者は最低二度以上の再読を余儀なくされる」と称されるだけのことはある作品だった。
これを機に夢野久作の作品を漁ってみようかと思う。

notorious74 at 09:30コメント(0) 

2016年07月30日

シン・ゴジラ

GODZLLA RESURGENCE 日本
 SF&特撮
 監督:庵野秀明
 出演:長谷川博己
     竹野内豊
     石原さとみ
     高良健吾

【物語】     (シネマトゥデイ)
東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。
その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、ゴジラと名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが…。

 今回のゴジラは日本特撮の伝統技法である着ぐるみではなく、フルCGというあたりに若干の不満と憤りを覚えなくもだけれども、数年前にパッチもんのハリウッド版は虚構として数えるとして、本物のゴジラ(東宝製作)は実に干支一回りの12年ぶりとなる現場復帰だし、久々にコミックス&ラノベ等の原作なしのオリジナル大作となれば否応もなく期待値も二重丸の大本命ってぇことで、張り切って観に行ってきた。

 昭和版ゴジラは核兵器=放射能の産物の色が濃くあったけれども、本作は同じ放射能でも先の東日本大震災時の原発事故をモチーフとしているように見受けられる。
事の重大さより責任所在の有無とつまるところ保身を優先する政治家の無能っぷりはまさに東日本大震災時から今に至るまでの政府および官僚を痛烈に揶揄っていて怪獣映画というよりかは政治映画の趣で、ゴジラを仕留めるために血液凝固剤を注入にしたことによる凍結作戦はまさに東電の凍土壁作戦を観る思い。
 メーサー殺獣光線車の往年のゴジラを期待した感が強くあったし、過去のシリーズとのつながりも断ち切られていたことで、今までの純粋な怪獣映画(1&2作目を除く)として一線を画すつくりに少なからずガッカリしなくも。今回は運よく時節柄の都知事選と重なったことで防衛大臣=小池百合子がより極まった感じだし、あらゆる面で皮肉に満ちた政治ドラマは思いのほか以上にオモシロく感じられ、傑作とまではいかないまでもそれに近い出来だったんじゃねぇかなと。
できれば売りのスラローム走行射撃が観たかったところだけど、陸自自慢のヒトマル式戦車の大活躍が観られたのも大満足。
 また、伊福部昭氏の「怪獣戦争マーチ」をはじめ東宝のOPロゴ、ゴジラを見上げるときの絶妙なアングル、瓦が雪崩式に滑り落ちる演出等の踏襲はすばらしく、過去のシリーズへのリスペクトが感じられる。だけにゴジラのフルCGがものスゴく悔やまれる…誰かが言っていた【CGはどんなにリアルでも、そこには「存在しない」もの。だけど、着ぐるみやマペットは実際そこに「存在する」】に大きく賛同するところなんで、日本のゴジラはCGではなく、その技術を残すためにも着ぐるみ&ミニュチュアでやって欲しかったと心底から思わずにはいられない…。

 樋口真嗣氏が監督してるだけあってか長谷川博己、石原さとみ、松尾諭と「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」のキャストがここでも顔を揃えた感じ。ご贔屓の石原さとみは「進撃の〜」でもそうだったんだけど、なんか早口で何を言っているのかいまいち聞き取れない。そういった意味では市川実日子も同様だった。2人とももうチョイ落ち着けって幾度となく思えたしね。
いろいろなところで、いろいろな俳優さんが顔をだしていたようで、その中に前田敦子の名前があったけどいったいどこにいたのかサッパリ…まぁ、別に彼女を観いってぇワケじゃねぇから損した感は皆無だけどね。

notorious74 at 22:30コメント(3)トラックバック(12)劇場公開 
ピカチュ…シャブチュウ…。
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風情♪、ぷじょうと読みます。
フランスの自動車会社の
「Peugeot」とは全く関係
はございません。

kotowaru

taiyo

 
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