2016年05月31日

5月の風情♪庵 【失念】

11pm 最近のモチベーションやウェイトを踏まえて考えれば、今さらどうでもイイことなんだけれども先々月で当ブログが11年目を迎えていたことに気が付いた…。
 最近じゃ面倒クサくて映画の記事しか書いてねぇけど、他のブロガーさんと映画でコミュニケーションを取れることはやっぱり楽しくあるから、まだ止めるきはなし。
まぁ、そんなワケでこれからもよろしくお願いしますね♪

notorious74 at 23:59コメント(0)身辺雑記 

16年劇場で観た作品タイトルIndex

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 16年、劇場で観た作品のIndexです。

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notorious74 at 23:58劇場公開作品タイトルIndex 

2016年05月15日

すれ違いのダイアリーズ

THE TEACHER'S DIARY タイ
 ドラマ
 監督:ニティワット・タラトーン
 出演:スクリット・ウィセートケーオ
     チャーマーン・ブンヤサック
     スコラワット・カナロット
     

【物語】     (シネマトゥデイ)
 ソーンは電気も水道も通っておらず、携帯電話も圏外になるような奥地の水上学校に新任教師として赴任する。
元気いっぱいの子供たちに振り回されながらも多忙な日々を送っていた彼はある日、一冊のノートを発見する。それは前任教師エーンが自身の心の内をつづった日記帳で…。

 トニー・ジャーの「マッハ!!!」以降に訪れたタイ映画ややブーム時に立て続けに良作が公開され、そのなかのひとつに「フェーンチャン ぼくの恋人」があり、「マッハ!!!」とならんでタイ映画の質の高さを知った思い出ふかいお気に入りの作品。
その「フェーンチャン」のニティワット・タラートーン監督の最新作で、なんでも本国タイでは大ヒットしたとあっては観ねぇワケにはってぇことで張り切って観に行ってきた。

 会ったこともない相手なのにお互いが綴った残された日記&手紙を通じて互いの存在を意識し、「イルマーレ」とは違って同じ時間軸にいるのにすれ違いを繰り返し、想いを深めていくソーンとエーンの姿はもどかしいながらも心地よくもあったし、誰とでもSNSやメールで気軽に連絡もコミュニケーションがとれてしまう今の時代だからこそなのだろう、相手が見えなくてもちゃんと想いが伝わる日記&手紙の手書きの重みみたいなものがとても伝わってきた。
なんでもこのエピは実話が基になってるらしいんだけど、まるで出来すぎた少女マンガみてぇで、なんか妙に面はゆい…。
 実際に存在するインフラも整っていない寒村の水上学校が舞台にロマンス劇と並行する「二十四の瞳」的なストーリーも見応えがあって、片意地張りまくりのエーン、脳筋気味のお気楽さんのソーンと教師としては落第者の2人が、互いの日記を支えに教師として人として生徒とともに成長していく姿がとても清々しく、活き活きとしていて観ていて気持ちがヨカッタ。
また、生まれ育った環境を考えずに勉強=進学=高収入の仕事という都市部の進学志向の教育に囚われ、それを押し付けしまう風潮や教育の在り方が描かれているあたりも日本にも通ずるものがあって感慨ふかい。
 ここのところ以前ほどの勢いが感じられなかった印象があったタイ映画だったけど、これでまた勢いを盛り返すかも? と思わされたし、日本でも口コミで地味に大ヒットしそうな予感がする。
とにもかくにも笑いあり、涙あり、ロマンスありの素晴らしくバランスの取れた秀作。

 ちょいとキャラ作りすぎた感が否めなくもあったソーン先生役のスクリット・ウィセートケーオは本国タイではすげぇ人気の歌手で、かつてTVドラマで日本人将校役を演ったことありとありとのこと。どうりでってぇワケじゃねぇけど、観ていてなんとなく若かりしころのトシちゃんに似てなくもと思ったんだよねぇ。
エーン先生役のチャーマーン・ブンヤサックも美人さんで、過去には浅野忠信とも共演してるらしいんで要チェックかもしれん。香港&台湾の女優さんはチェックしてるけど、タイの女優さんって美人さんが多いワリにはしてねぇからこれからはチェックしていった方がイイかもだな。

notorious74 at 22:30コメント(2)トラックバック(2)劇場公開 

2016年05月14日

パラノーマル・ アクティビティ 5

Paranormal5 アメリカ
 ホラー
 監督:グレゴリー・プロトキン
 出演:クリス・J・マーリー
      ブリット・ショウ
      アイヴィー・ジョージ
      ダン・ギル

【物語】     (シネマトゥデイ)
 かつてケイティとクリスティが暮らしていた家に、ライアンとエミリー夫妻と娘のリーラが引っ越してくる。ある日、夫妻が物置でビデオカメラとビデオテープを発見し、カメラのレンズをのぞいて以来、彼らの家で不可解な現象が起こり始める。リーラの魂に危険が及び、ライアンとエミリーは彼らを脅かす何者かと対決しようとするが…。

  「1〜4」までは確かにオモシロくあったけれども、今のところ大風呂敷を広げるだけで、回収される気配が全然しねぇし、スピンオフだから本筋からハズレてるから仕方ねぇっちゃ〜仕方のねぇところなんだけど前作の「呪いの印」があまりにもの出来だし、おまけに都内でも1週間限定のレイト公開と、こうも見事に悪条件が揃えば、わざわざ劇場に足を運ばなくてもと思ったけど、ここまで全て劇場で観てきての【完結編】となればなんで観に行ってきた。

 定点カメラ、監視カメラ、モバイル&WEBカメラとあらゆる視点で楽しませてくれた本シリーズ。
今までにスピンオフ作品をふくめて5作も作られれば、さすがに出尽くしただろと思いきや、本作は予想だにしない懐かしのVHSカメラが登場。しかも最新デジタル機器では捉えることができなかったトビーの姿をVHSでは出来ちゃうあたりに思わず「貞○かよッ!」とツッコミを入れたくなっちゃうくらいはオモシロくあった。
 もはやお馴染みとなったカメラの機械音と地鳴り音、そして定点カメラによる一点集中の映像に何か起こるんじゃねぇかと身構え、気張りながら観てしまう緊張感で恐怖心を煽ってきたけれども、本作はそこに視覚的で訴えかけてくる演出を加えてきたことでマンネリ感が払拭され、怖さでいえばシリーズ最高だったかもしれない。
 これまでに悪魔崇拝だの魔女集団だのと謳ってきたワケだからオチが、悪魔復活云々の形になるのは解ってはいたけど、本作はそこに行きつくまでに主人公たちが、過去に起きた出来事を追っていくサスペンスタッチな作りと「エクソシスト」な展開は、いままでダラダラと引き延ばしてきた作品だけにそこそこスピード感を感じられたし、終盤の畳みかけもなかなかで【完結編】としてそれなりにふさわしい出来だったかなぁと。
てか、あのラストを観るとまだ撮る気満々って感じ半端ねぇけどね。

 シリーズ最後にきて都内でも1週間限定レイトショーの公開となってしまった…。
公開初日はチケ完売だったし、オレが観に行った平日も2/3は埋まってたことを思えば本シリーズのファンや惰性で付き合ってる人もまだ多くいるってぇことになるだろうから、普通のタイムテーブルで上映してもOKだったんじゃね? と、思ったら来月のはじめにはもうソフト化される予定みてぇだ…そういうことなら解らんでもねぇけど「何だかなぁ」だよな。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(0)劇場公開 

2016年05月08日

カルテル・ランド

CARTEL LAND メキシコ&アメリカ
 ドキュメンタリー
 監督:マシュー・ハイネマン
 出演:ホセ・ミレレス
     
     
     

【物語】     (シネマトゥデイ)
 メキシコ中西部ミチョアカン州では麻薬カルテル、テンプル騎士団の抗争が激化し、市民を巻き添えにした犯罪や殺し合いが続いていた。堕落した政府や警察が頼りにならず、内科医ドクター・ホセ・ミレレスは市民たちと自警団を組織し、彼の勇気ある行動に同調した人々が各地で武装蜂起し、ギャングたちを追い込んでいくが…。

 今年になって観たいと思うドキュメント作品に出会えていなかったところに、メキシコの麻薬カルテル組織を追った本作を知り、知らべてみれば今年のアカデミー賞のドキュメント部門にノミネートされたとあり、となればかなり期待が持てるってぇところだし、何より美術、スポーツ系とならんで犯罪系のドキュメント作品が好物なんで、張り切って観に行ってきた。

 メキシコってぇと正直なところテキーラと麻薬が特産品のイメージしかねぇど、それでもニュースなどで大小さまざまな麻薬カルテルが存在し、暴力の嵐が吹き荒れているくらいは知っている。しかしながら本作でとらえられている麻薬戦争の最前線で行われている勢力拡大のためだけに行われる目を覆いたくなるほどの残虐すぎる暴力の数々はもはや狂気の沙汰。
捕らえられたカルテル組員が自警団に囲まれ暴力を受けるときの死を意識するビビりまくった顔つきをはじめ、吊られた死体、斬りおとされた首の映像の衝撃の度合いは半端ない…。
 そんな麻薬カルテルの暴力に立ち向かうべく、ミレレス医師を中心に武装自警団が組織され、ひとつひとつカルテルを潰していくも、規模が拡大していくにつれ内部からみずから麻薬に手を染める者が現れたり、しまいには一部が警察組織に吸収され、法の庇護のもとしだいにカルテル組織に変貌していく様に「正義はどこに?」より「一体何なんだ?」の思いに。
 つまり弱小カルテルが自警団の威を借りて拡大化を狙ったものと勘繰りたくなるし、カルテルが警察組織、と癒着していることも、自警団をコントロールできるように取り込むこともすべて、麻薬ビジネスを回していくための歯車に過ぎなく、これら全てを暗黙のうちに容認しているメキシコ政府が主体になっていると思わざる得ない。
何にせよ、暴力の連鎖を断ち切る意味合いも含んでいるのであろう、一部のドラッグを合法化するながれにある欧米くらべれば、蔓延しつつあるとは言え、暴力が暴力を呼ぶ世界とまだ縁遠くある日本でヨカッタと実感させられる。

 選ぶジャンルに偏りがあるせいなのか? 今までにドキュメント作品で混雑しているということはあまり経験したがないのだけれども、本作は話題作で初日とうこともあってかどの回も完売。
それはそれとして劇場で裁判傍聴芸人の阿曽ちゃんを目撃。
メディアで目にする通りの恰好だった♪

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(1)劇場公開 

2016年05月01日

トイレで読書 十六年皐月号

4月は7タイトル読みました。

1)、「今川義元」 杉村佳晃
2)、「窓から逃げた100歳老人」 ヨナス・ヨナソン
3)、「国を救った数学少女」 ヨナス・ヨナソン
4)、★「何者」 江戸川乱歩
5)、★「緑衣の鬼」 江戸川乱歩
6)、★「三角館の恐怖」 江戸川乱歩
7)、★「悪魔の紋章」 江戸川乱歩

* ★印は再読

yoshimoto 今川といえば義元というくらいに知名度は高いのに、小説となるとナゼか子供偉人伝程度の作品しか見当たらないという今川義元。
義元は逆に女大名と称された母親の寿桂尼、蹴鞠が大好きな息子の氏真、そして傅役で軍師の太原雪斎と今川家の人間を扱った大人向けの作品はあるのにというなんとも不思議でかわいそうな存在。
為政者としても優秀であったにも関わらず、麻呂風情のおデブさんで、調子こいた結果、信長にヤラれちゃったという【間抜け】のイメージが無きにしも非ずなところだから仕方がないのだろうか…。


 そんなワケで今川義元と銘打った本作を3年ほど前から目をつけていたのだけれども、例のごとく絶版、発行部数少のレア本ということで、amazonでも定価の5〜6倍の値が。
amazonでレア本を買う時【焦って買うな!】【2〜3年、様子を見ろ!】【2週間に一度は価格チェック!】のオレなりの鉄則を守った結果、送料込みで約1000円で購入♪ この記事を書きながらついでに価格チェックをしてみれば、な、なんと9800円になっとった!!
 届いてビックり玉手箱…そもそもちゃんとチェックしなかった手前ぇが悪いんだけども、たかだか89ページ、ルビ数も大きければ、行間もスッカスカの表紙こそ大人向けの正に【子供偉人伝】程度の1時間もあれば余裕で読めちゃう代物だった…。
まぁ何にせよ、レア本を定価で手に入れられたんだから、良しとしなきゃ罰当たりだわな♪

notorious74 at 09:30コメント(0) 

2016年04月30日

ちはやふる -下の句-

168045_02 日本
 青春&ドラマ
 監督:小泉徳宏
 出演:広瀬すず
     野村周平
     真剣佑
     松岡茉優

【物語】     (シネマトゥデイ)
 高校で再会した幼なじみの太一と一緒に競技かるた部を作った千早は、創部1年にして東京都大会優勝を果たす。
自分をかるたに導いてくれた新に優勝報告をした際、新の衝撃的な告白に動揺する千早だったが、全国大会のために仲間たちと練習に打ちこむ。そんな折、千早は同い年で日本一となった若宮詩暢のことを知り…。

 人気コミックスの「ちはやふる」の実写版の「−下の句−」が前作から間髪入れずに公開。
千早の終生のライバルとなるクィーンの若宮詩暢が登場する全国大会と1年生編の最大の見せ場だから「-上の句-」以上に公開を首を長くして楽しみにしていたんで、ちはやふる想いで張り切って観に行ってきた。

 「-上の句-」では、肝心なところをあまり語らず、余計なエピで多弁と足し算と引き算がいまいちが目に付いたけど、本作では微妙に足し算が巧くいっていたように思えた。
それでも新がかるたを止めた理由が、ただジィさんが死んだだけが理由じゃなく、失ったもの背負ってしまったもの云々の端折りはどうかと思わざるをだし、このエピはかなり重要なポイントなだけにきちんと語るべきではなかったかなぁと。
 観終わってみると演出上の各エピの時系列の組み替えはなるほどと思わされるものあり。
全国大会前に新との再会とクィーン若宮詩暢の存在を知ったことによる千早の焦燥感が際立ったように思えたし、それに1年生編での全国大会のエピは団体&個人あわせてそれほど時間を割いているところではなく、どちらかといえば千早と詩暢のファーストコンタクトにウェイトが置かれてるところ(ゆえに試合の峻烈さは上の句ほどには感じられず)だから、全国大会前のエピはダルくもあったのも事実だけれども、盛り&前フリで足されたワリには思いのほか見応えがあって、先に述べた微妙に足し算が巧くいっていたってぇところじゃなかろうかと。
 作者がきちんと取材して作品に描いてるんだから、当たり前っちゃ〜当たり前なんだけど、近江神宮のかるたの会場の間取りがアニメとまったく同じだったことに思わず感動。
やっぱこういうのを観るとマンガ&アニメの聖地巡りってぇのも悪くねぇかなぁと思えてくる。
それはそれとして、1年生編だけで終わるのはチョイともったいねぇなぁと思ってたら案の定というかで、すでに続編が決定事項とのこと。個人的には2年生編が望ましい。

 クィーン若宮詩暢役の松岡茉優ちゃんが素晴らしかった! 不敵な笑みをうかべるところなんざまさに若宮詩暢ってぇ感じで天晴の一言。
それよりも新役の真剣佑が千葉真一の息子だったことに驚いた。 親父さんばりにギラギラ感がなく、少女マンガに出てきそうな男前だけど、よく見ればやっぱり親子なんだね、若かりし頃の親父さんによく似てるよ。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(7)劇場公開 

2016年04月24日

アイヒマン・ショー / 歴史を映した男たち

THE EICHMANN SHOW イギリス
 ドラマ
 監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ
 出演:マーティン・フリーマン
     アンソニー・ラパリア
     レベッカ・フロント
     アンディ・ナイマン

【物語】     (シネマトゥデイ)
 1961年、ホロコーストに関与し、数多くのユダヤ人を強制収容所に送り込んだ元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマンの裁判が行われることになった。テレビプロデューサーのミルトン・フルックマンと、撮影監督レオ・フルヴィッツはこのニュースに関心を持つ。
彼らは裁判の模様を放映しようと意気込み…。

 敗戦国の引け目なのか? 歪んだ愛国心ゆえの矜持なのか? はたまたその両方なのか?の理由で、本来ならば観ておかなければならない「東京裁判」を観たことがないオレが、ナチスドイツの戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判を扱った本作に興味を持つことに少なからず引け目を感じたけれども、興味を持たないよりか持った方がまだマシだろと、変な道義心がはたらいてというワケで観に行ってきた。

 アドルフ・アイヒマンの名を知ることができたことも然ることながら、彼の裁判の模様を世界中にTV放映するこ背景には、単にホロコーストに加担した将校の罪を弾劾するものではなく、国として新たに誕生したユダヤ人国家イスラエルが、感情だけでドイツ&ナチスを裁くのではなく、きちんとした法治国家であることを世界に証明することでもあったの政治的裏事情なんかも知ることができただけでも大いに勉強になった。
 また、収容所からの生還者でホロコーストの大罪を世に知らしめたいプロデューサー、その考えに同意しながらも裁判中いっさい悔恨の表情をすることのないアイヒマンの人間性をさらけ出させたいホロコーストを経験しなかったアメリカ系ユダヤ人の監督(実際のところアイヒマンは命令に従っただけの小役人という扱いらしい)とTV中継に携わった関係者たちの間で、裁判中継に対する考えのすれ違いは興味深くあった。多少のテンポの悪さと掘り下げの甘さはあったけれど考えれば考えるほど新たな発見ができたし、いつかは「東京裁判」を観なくてはという気にさせられる作品だった。
 当時の実際の裁判、そしてアウシュヴィッツ収容所で行われていた目を覆いたくなるような大罪の模様が随所で使われていることで、先日観た「サウルの息子」同様に精神的な体力の消耗が大きく観終わったときはかなりの疲労が…。
ナチス大物の裁判中継であるにも関わらず、世界初の有人宇宙飛行をしたガガーリンやキューバ危機のニュースに世界の耳目を持っていかれ、そのときの「ホロコーストは過去のもの、人は未来を見たがる」云々のセリフもまた印象的。

 本作はあまり馴染みのない俳優さんばかりだったけれども、プロデューサーのミルトン・フルックマン役のマーティン・フリーマンなる俳優さんは、10年ほど前に観た「レンブラントの夜警」で、そのれレンブラント役を演った俳優さんだった。
女性スタッフのひとりの女優さんがおでこちゃんの美人さんでかなり目を惹かれた。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(2)劇場公開 

2016年04月23日

スポットライト 世紀のスクープ

SPOTLIGHT アメリカ
 ドラマ
 監督:トム・マッカーシー
 出演:マイケル・キートン
     マーク・ラファロ
     レイチェル・マクアダムス
     スタンリー・トゥッチ

【物語】     (シネマトゥデイ)
 2002年、ウォルターやマイクたちのチームは、「The Boston Globe」で連載コーナーを担当していた。ある日、彼らはこれまでうやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。カトリック教徒が多いボストンでは彼らの行為はタブーだったが…。

 実話を基にした事件ものが好きってぇことが理由なんだけれども、それ以上にリーヴ・シュレイバー、マイケル・キートンにスタンリー・トゥッチと派手さには欠けるものの、お気に入り&ご贔屓としているクセ者が顔を揃えたキャストに惹かれるところが大きく、また毎度のことながらまったく興味がねぇと言いながらも15年のアカデミー賞で、作品賞と脚本賞を受賞とあっちゃってぇことで、そのへん全部をひっくるめて楽しむべく、張り切って観に行ってきた。

 聖職者による子供たちへの性的虐待が人知れず…知っていても黙殺されながら横行している事実だけでも十分以上に衝撃的であったし、いちどは闇に葬られた事件にふたたび光を当て、ことの真相を真摯に追う記者たちのエピソードもテンポよく進んで見応えがあって、作品賞・脚本賞の受賞もうなずける出来ではあったけれども、もろ手を挙げてオモシロかったとはお世辞にも言い難くあったのは確か。
 おそらく大方の日本人同様にオレがキリスト教に限らず宗教的コミュニティに関してまったく関心がないこと、欧米において教会の権威が地域や政治の社会にどれほどの影響力を持ち合わせているのかを考えたこともなけりゃ、意識や感覚としても持ち合わせて無ぇから、それほどオモシロいというか響いてくるものが無かったのかなぁと。
日本でも政治の世界に影響力をもつ某宗教法人もあれば、オウムのようなカルト組織もあるけど、個人的な見解としてどちらかといえば、寺の乗っ取りをはかった織田○道とか除霊と称して女性に猥褻な行為をしたとされるポー○牧のインチキ坊主によるヤクザでチンケな事件が目に付く程度で、まっとうな寺や神社が欧米の教会ほどに影響力あるように見えなくある。
だからこそ他の国にくらべて宗教間での対立や差別が少なくあって幸せにあるんだろうね。
 特定の個人ではなく、システムや構造を守るために悪徳を黙殺し擁護する大本を叩かなければ、なにも解決を見ないは核心を突いてるし、暗黙のうちに目を瞑られてきた聖域に挑んだ記者たちの気概は賞賛に値する。また正義、道徳を問う声を上げながらも随所で垣間見える記者たちの功名欲がまたリアルだった。

 ご贔屓のリーヴ・シュレイバーは、見た目からするとイヤな奴とか、シュワ氏やスタローンの敵役ってぇ感じなんだけど、けっこう好人物役が多いうえにイイ味出を出してるんだよねぇ。
若いながらも功名心に焦ることもなければ、守りに入るでもなしで、冷静に堅実に調査班をリードしていく編集局長バロン役を好演。もっと評価されてもイイ俳優さんだと思えてならない。
マイケル・キートンはさすがの貫禄だし、スタンリー・トゥッチの守備範囲の広さも堪能できてで、キャストに関しては大満足。

notorious74 at 22:30コメント(2)トラックバック(6)劇場公開 

2016年04月17日

ハロルドが笑う その日まで

HER ER HAROLD ノルウェー
 コメディ&ドラマ&犯罪
 監督:グンナル・ヴィケネ
 出演:ビョルン・スンクヴィスト
     ビヨーン・グラナート
     ファンニ・ケッテル
     グレテ・セリウス

【物語】     (シネマトゥデイ)
 品質にこだわった小さな家具店を長年支えてきたハロルドは、店の前にIKEAの北欧最大級の大型店ができたことで、自身の店をたたまざるを得なくなってしまう。
さらに妻も失い、怒りに震える彼は、IKEAの創業者カンプラードへの復讐を画策する。
カンプラードを誘拐するためIKEA誕生の地エルムフルトを目指す道中、偶然出会った少女エバも計画に加わり…。

 陰滅さと厳寒がかもす静謐さが漂う北欧のミステリーやホラーもすきだけれども、敬愛するアキ・カウリスマキ監督のところどころでクスリと笑わせるひくクセある徹底したオフビートな北欧のコメディも好きだったりする。この理由だけで十分に劇場に足を運ぶ価値ありなところに、本国ノルウェーでも大ヒットしたうえに、公開される劇場も11年に閉館するも去年、4年ぶりに復活した恵比寿ガーデンシネマに久々に足を運びたくもあったんで、張り切って観に行ってきた。

 手工業による高級家具を販売するハロルドが、手前ぇの店の前に出店してきた大型家具店IKEAによる閉店を余儀なくされたうえに、痴呆症を患った奥さんを亡くしたことで、その一切合切の責任はIKEAにありと、コレといった計画もないままに、見切り発射的にそのIKEAの創業者のカンプラード氏の誘拐を思いつき云々も誘拐する側される側と価値観は対照的もともにお人よしの間抜けという構図はベタでオモシロく、「何やってんだオレ…。」と気づき脱力して大笑いして終わりはかなり味わい深くあった。
 IKEAとカンプラード氏と実名で登場させているあたりは、言われてみればなるほどリアリティあるコメディといった趣で、そのカンプラード氏を大量消費の象徴として、まぁどちらが正しくて間違ってるってぇワケじゃねぇけど、少なからずその辺に皮肉と疑問を込めてるのかなぁと。
また、カンプラード氏に対して高技術で高品質な家具をつくり、長く使ってもらうを信条とするハロルドとの関係は大量生産の大手企業に太刀打ちできずに立ち行かなくなる技術を売り物とする町工場や中小企業の関係を見ているようで、思いのほか社会的でもあったような気がする。
カンプラード氏の常に革新と「椅子に価値があるのではなく、そこに座る人にこそ価値がある」の考えにも頷かされるものがありで、いろいろと考えさせられる作品だった。

 まったく車に興味のないオレだけれども、本作ですっげぇ久々にスウェーデンの車メーカーSAAB(サーブ)の名を耳にした。以前、知り合いが同じスウェーデンのボルボの乗ったんだけど、何だろうねぇ両車ともデザインが家具ほどにスタイリッシュさが感じられねぇんだよなぁ。
まぁ、寒冷地仕様だから実用的なデザインってぇことなんかもね。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(2)劇場公開 
もう、グダグダ…。
ina11

風情♪、ぷじょうと読みます。
フランスの自動車会社の
「Peugeot」とは全く関係
はございません。

kotowaru

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『すれ違いのダイアリーズ』 2016年5月10日 ユーロライブ (気ままな映画生活 −適当なコメントですが、よければどうぞ!−)
すれ違いのダイアリーズ
『カルテル・ランド』 2016年5月2日 ユーロライブ (気ままな映画生活 −適当なコメントですが、よければどうぞ!−)
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