2010年07月25日

華麗なるアリバイ

alibi フランス
 ミステリー
 監督:パスカル・ボニゼール
 出演:ミュウ=ミュウ
     ランベール・ウィルソン
     ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
     ピエール・アルディティ

【物語】
 上院議員のアンリとその妻は、週末には田舎にある屋敷に客たちを招いても
てなしていた。ある週末、精神分析医のピエールとその妻が招待されてやって
来る。だが、同時にピエールの愛人エステルも姿を現し…。
(シネマトゥデイ) 

 「奥さまは名探偵」や「ゼロ時間の謎」に続くフレンチ版A・クリスティー作品。
最近流行りの猟奇ミステリーや難解ミステリーも文句なしにオモシロいけど、た
まにはクリスティー原作の正統派ミステリーを楽しみたかったんで、張り切って
観に行って来ました。

 何でも本作は「ホロー荘の殺人」なるタイトルの映画化らしいのだが、残念な
がら原作は未読。そんなワケだから作品に対して何ら思い入れも無いんで素直
に楽しめると期待していたのだけれども…まぁ、未読なだけに何とも言えんのだ
がコロンボのように犯人ありきの展開ならば話は別なんだけど、最大の楽しみで
ある犯人当てのミステリー(逆に状況&物的証拠が揃い過ぎ、そして当たり前過
ぎてハズしちゃったけど…。)としても、人間ドラマとしても全く興味を惹くものがな
く何とも退屈極まりない作品だった。オマケに大邸宅に集った面々の相関図もや
やこしい。
 しかも原作では灰色の頭脳を持った名探偵ポワロが登場するらしいのだが、本
作では何故か登場せず…もちろん警察も捜査に乗り出すし、大邸宅に集った一
人であるアル中の小説家が酒で記憶を失くし、もしかしたら手前ぇが殺ったので
は?と不安になって独自に捜査を開始するも、どちらも取り立てて事件を解明し
ている雰囲気は無かったような…。

 グランジュ刑事役のモーリス・ベニシューってJ=P・ジュネ監督の「アメリ」でアメ
リにいっちゃん最初に悪戯を仕掛けられたオッサンの人だったんで、無意味にウ
レシイ気分になってしまった。
ッて言うかグランジュ刑事がポワロの役割まわりだったらば、もっとオモシロくなっ
たんじゃ?

notorious74 at 22:30コメント(2)トラックバック(1)劇場公開  

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1. アガサ・クリスティ 「華麗なるアリバイ」  [ ハピネス道 ]   2010年08月15日 14:20
JUGEMテーマ:映画  今年はアガサ・クリスティ生誕120年にあたる年とのことで、つい先月まで東京国際フォーラムでも「アガサ・クリスティ展」が行われていたり、いろんなところで名前を目にする機会がありました。「ミステリの女王」と言われるアガサですが、こ...

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1. Posted by KLY   2010年07月26日 01:37
はい。私も原作未読ですが、すこぶるつまらなかったです。いやだって犯人最初からこの人以外ありえなくないです?^^;他に容疑者らしい人も出てこないし。一体何がしたかったのやらさっぱりですよ。最後にどんでん返しがあるんだろうと見ていたらそのままでした…。
2. Posted by 風情♪   2010年07月28日 13:15
コメント感謝です♪

こっちの勝手な思い込みかも知れませんが、
クリスティー作品の犯人って、劇中にあま
り登場しない人がってぇこと多々あったり
するイメージがあるんで、その辺に気を配
りながら観てたんですがねぇ…何の捻りの
ない結末でほんとガッカリさせられました。
何の捻りも無いのならコロンボのように端
から犯人ありきの展開にして、追い詰めて
いく展開にしていけばと思ってみたりです。
でも、コレだとクリスティー作品をわざわ
ざ映像化する必要もなしだし…r(^^;)

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