2013年05月19日

モネ・ゲーム

gum アメリカ
 コメディ&犯罪
 監督:マイケル・ホフマン
 出演:コリン・ファース
     キャメロン・ディアス
     アラン・リックマン
     スタンリー・トゥッチ

【物語】
 美術学芸員のハリーはモネの名画のニセモノを使った詐欺を思いつく。相棒PJが絵画の所有者に成り済まし、ハリーは本物と見まがうような贋作を用意して標的の億万長者シャバンダーに近づく。しかし超天然のPJが次々と騒動を巻き起こし、シャバンダーが別の絵画鑑定士を呼んだことで、成功間違いなしのはずの計画は予期せぬ方向に…。   (シネマトゥデイ)

 さほど詳しくはないけれどそれなりに絵画に興味があって有名画家やその作品が絡んだ作品が大好き。しかも本作は好きな画家の一人である「睡蓮」や「日傘をさす女」でお馴染みの巨匠クロード・モネの「積みわら」が絡み、また絵画の世界の中でも一番興味のある【贋作】の話となれば興味を惹かないワケがない。そんなワケで公開を楽しみにしていた作品なんで張り切って観に行って来ました。

 「ピンクパンサー」シリーズのOPを彷彿させる始まりに大きく期待させるものがあったものの、何だかんだでオモシロいのかオモシロくないのか? テンポがイイのか悪いのか? 洒落てるのかそうでないのか? と全てにおいてまったくもって判断のつかず。とにもかくにも稀にみる極めて印象の薄い作品ではあるもののユルりとした空気と軽い下ネタの笑いは心地は良くもあったんで、劇場に足を運んだ甲斐がなかった、損したの感情はなし。
何だろう、5〜6月の天気のイイ日の午後にホケ〜っとしながら観るにはもって来いといった感じの作品だった。
 長い間、行方知れずとなった名画の贋作を用いてのコンゲーム劇もそれなりにオモシロくはあったけど、名画&贋作が持つ魅力やスペンス性がいまいち感じられず。以前に観た「迷宮のレンブラント」ほどではないにしてももう少し知的好奇心をくすぐられるアカデミックさが欲しかった気がする。ハリーの相棒である贋作画家の少佐がポロックの贋作を描いてるシーンは笑えた。
と、全体的に多々思うところもあったけど、多少腹立たしくはあったけど言い得て妙な演出をしていた日本人の描写と、計画に支障をきたし失敗に終わるのか?と思い始めるも見事な伏線と意外なオチで決着を見せる終盤のコンゲーム劇はかなり上級の出来栄え。
ラストが際立ってるだけに全体的の印象の薄さがなんとももったいない気がしてならない。

 生真面目で気弱そうな風貌だけれどもなんだかんだで劇中いちの悪党だったC・ファースと相変わらず小憎たらしい役を演らせると巧いA・リックマン、そしてキワモノが巧いS・トゥッチと男優陣がスゴくいい。
 まぁ、もともと好きじゃ…苦手なC・ディアスがチョット…確かにコメディエンヌの風格はあるのも認めるし、求められてるのだから仕方のないことも解るけど、何時までも「チャーリズ・エンジェル」のようなはっちゃけた&若ぶった役を観ると正直かなり痛…キツイ…。
そう考えるとG・ホーンってやっぱスゲェな。

notorious74 at 22:30コメント(4)トラックバック(5)劇場公開  

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1. モネ・ゲーム  [ 佐藤秀の徒然幻視録 ]   2013年05月20日 11:22
眠気覚ましの大音響付き 公式サイト。シドニー・キャロル原作、原題:Gambit。マイケル・ホフマン監督、ジョエル・コーエン・イーサン・コーエン脚本、 コリン・ファース、キャメロン ...
2. 劇場鑑賞「モネ・ゲーム」  [ 日々“是”精進! ver.F ]   2013年05月20日 15:12
騙されたのは、誰… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201305170003/ ポスタ- A4 モネ・ゲーム 光沢プリント写真フォトスタンド APOLLO 売り上げランキング ...
3. モネ・ゲーム/コリン・ファース  [ カノンな日々 ]   2013年05月22日 21:36
犯罪コメディーの名画『泥棒貴族』をジョエル、イーサン・コーエン兄弟監督が脚本を手がけ『終着駅 トルストイ最後の旅』のマイケル・ホフマンがメガホンをとりコリン・ファースと ...
4. モネ・ゲーム  [ 風に吹かれて ]   2013年05月23日 08:36
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5. モネ・ゲーム  [ 龍眼日記 Longan Diary ]   2013年06月04日 09:01
後にはなーんにも残らないけれどそこそこ楽しめる作品。 それでもコーエン兄弟が脚本を担当というだけで、作品がそこはかとなく 知的な空気に包まれているように思えてしまうのが不思議。(笑) 一番笑ったのはハリー(コリン・ファース)がホテルでお金持ちマダムの部

コメント一覧

1. Posted by BROOK   2013年05月20日 12:48
>5〜6月の天気のイイ日の午後にホケ〜っとしながら観る

まさにその通りですよね。
何も考えずに、気軽に観るコメディ作品だと思いました。
印象に残ったのはアラン・リックマンのヌードだけだという…(苦笑)


ラストはまさかのドンデン返しとなりました。
そこに至るまで伏線がたしかにあったのですが、
全く気にも留めていませんでした。
2. Posted by 風情♪   2013年05月22日 14:14
コメント感謝です♪

何ら嫌悪感を覚えることもなかったし、それなりにオモシロくもあっ
たのに何ら印象に残らないというある
意味スゴイ作品でしたよ。
贋作というすこぶるオモシロい要素を持ちながらそこが活かされてい
なかったのが残念です。
まぁ、学術系コメディではないんでその辺に関して文句をいっても
しかたないんすけどね…r(^^;)
3. Posted by sabunori   2013年06月04日 09:05
キャスティングはよかったですよね。
キャメロン・ディアス以外は。(笑)
彼女のあの役はちょっとイタかったですねぇ・・・。
日本人の描写・・・すっかり忘れていましたが確かにありましたね。
まさか彼らが思わぬところで再登場するとは思わなかったですが。
4. Posted by 風情♪   2013年06月04日 16:05
コメント感謝です♪

まぁ、もともとC・ディアスが得意じゃないだけ、粗が余計に
目についちゃうし、探さなくもイイ粗を探しちゃったりもしち
ゃいます…><
あの日本人描写は当初、すっげぇ気分悪かったんすけど、あの
最後のオチを観てなるほどと納得できたんで、今回は許してや
るかといったところでした。
にしても「バカな日本人を演じてれば大丈夫」のあたりは言い
得て妙でしたよね♪ (゚▽゚)v

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