2013年08月31日

マン・オブ・スティール

ms アメリカ
 アクション&SF&アドベンチャー
 監督:ザック・スナイダー
 出演:ヘンリー・カヴィル
     エイミー・アダムス
     マイケル・シャノン
     ケヴィン・コスナー

【物語】
 ジョー・エルは、滅びる寸前の惑星クリプトンから生まれたばかりの息子を宇宙船に乗せて地球へと送り出す。その後クラークは、偶然宇宙船を発見した父と母に大事に育てられる。そして成長した彼は、クリプトン星の生き残りのゾッド将軍と対峙することになり…。
(シネマトゥデイ)

 個人的にその知名度のワリにはスパイダーマンやバットマンと比べるとナゼか馴染みが薄く感じられるスーパーマンだけれどもC・リーヴ版も何年か前に公開された「リターンズ」もオモシロくけっこう好きなシリーズ。しかも本作は新シリーズでバットマンのイメージを一新させたC・ノーラン氏と「ウォッチメン」や「エンジェルウォーズ」等でアクションが期待できるZ・スナイダーが監督と実力者コンビに大きく期待できるということで公開を楽しみにしていた作品。そんなワケで張り切って観に行って来ました。

 話としては人智を超えた力を持つ者(異星人)と地球人がどう向き合うか、脅威の対象として観られながらもそれでも守る価値はあるのか?とそれまでスーパーマンが持っていた明るいイメージを排してシリアス路線変更、自分のルーツやアイデンティティを探し求める姿はバットマンがスーパーマンに変わっただけでさほど変わりはないものの重厚感とリアリティは素晴らしく物語にグイグイと惹きこまれた。比べる必要はないのかも知れないけれど、シリアス&重厚路線変更したヒーローものを歓迎すると同時にT・バートン監督の「バットマン」や爽やかさのあるC・リーヴ版「スーパーマン」の明るくてポップな前シリーズのイイところが失われちゃっていて「何か違う…。」「さびしい…。」という思いにも駆られちゃうのも確かなことであった。
 ゾッド将軍の例え暴力的手段を取ろうとも滅びゆくクリプトン人の再興させるという想いは手段こそ同意できないもののその想いはカル=エル以上に感情移入できるものがあったし、悪に悪の大儀や正義がある描写も好ましい。また、地球にやって来たクリプトン人ももしかしたらカル=エルさえ引き渡せば大人しく立ち去ったかも知れないのに「引き下がるハズはない!」と一方的に疑いの目で見て(確かに引き下がるとも思えないけどね)手負いにしてわざわざ牙を向かせ、殲滅した辺りは何だかんだと理由をつけて中東で繰り返し行われるアメリカによる正義の名を借りた軍事行動を見てる感じがなくも。
 アクションがちょっとクド過ぎた観はあるものの早過ぎ、ヤリ過ぎ、壊し過ぎと三拍子そろってスゲェの何ので大興奮!同じビルの谷間をピョンピョンと跳ねまわるでも「ガッチャマン」とテンションの度合いは段違い。超人パワー全開の肉弾戦やファオラの加速装置的な移動なんかは思わず「おぉ〜♪」。このアクションでもう一度「ドラゴンボール」を撮ってもイイじゃね? スーツは本作の方が断然カッコイイ、前作の青タイツに赤パンはダサかったからね。ただしスーツの下からチョロっとのぞく胸毛は如何なものかと…あそこ剃るべきだと思うばかり…。
とまぁ、そんなこんなで、最近のアメコミヒーローものの中(「ダークナイト」を除く)ではかなり出来がよくオモシロかったんで、今年のベスト映画の上位に来ることは間違いないかと。

 本作は主役のH・カヴィルよりもヒロインのA・アダムスよりも異星人と知りながらもカル=エルを慈しんだ養父母のすっげぇ久々となるK・コスナーとD・レインの2人が美味しいところをほとんど持っていった感じ。K・コスナーの死にざまなんざぁ、御大イーストウッドばりに渋くてカッコイイ男を感じさせられてかなりグっと来たし、所帯じみてチョイと疲れた感じのD・レインもかなりヨカッタ。にしてもかつての美男美女がこういう役をやるようになったんだねぇ。

notorious74 at 22:30コメント(3)トラックバック(8)劇場公開  

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コメント一覧

1. Posted by BROOK   2013年09月02日 06:57
>三拍子そろってスゲェの何ので大興奮!

ほんとアクションシーンは圧巻のひと言でしたね♪
たしかに壊し過ぎなので、その辺りはツッコミどころなのですが…。
まさに「ドラゴンボール」の実写版のようでした。


そして、出演キャストもそれぞれ良い演技してました。
特にケビン・コスナー演じるジョナサンが素晴らしかったです。
彼の最期のシーンは胸に突き刺さりましたよ。
2. Posted by メビウス   2013年09月02日 20:43
風情♪さんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

ノーランバットマンに端を発しているのか、昨今のアメコミ作品は重厚な作品が多くて自分も好みではあるのですが、同時に悩み過ぎなヒーローがちょっと多くないかなぁ?という余計な懸念も抱いてしまう今日この頃・・^^;そう思うと確かに一昔前のライトなアメコミヒーローが恋しくもなってしまいますよね。スーパーマンに到ってもあのお馴染みのテーマソングとか好きだったので、それが本作では聞く事が出来なかったのが少し残念でもあったりで・・。

ただ過剰なまでの破壊描写と超人激突は長時間じっくり見せてもいたので、なんかあれだけでも凄くお腹一杯にさせてくれる内容でしたね♪

あ、そいえばゾッド将軍の最後のセリフって『だが断る』でしたっけ?(笑
3. Posted by 風情♪   2013年09月04日 11:40
コメント感謝です♪

BROOK様
アクションはチョイと観づらいところがあったことも確かだけど、
んなこたぁ事は些細なことと思わせてしまうくらい息をつかせぬ
圧巻につぐ圧巻で大興奮でありました。
売れっ子当時のケビンちゃんが好きじゃなかったこともあって今
でもあまりだったんすけど、歳を経て貫禄などを身につけて来て
今までのイメージを払しょくしてくれたし、あの父親&男を感じ
させる最期のシーンに大感動でした♪
(゚▽゚)v


メビウス様
シリアス&重厚なアメコミヒーローにもコミカルで派手さが売り
のアベンジャーズのマーベルものどちらも互いには無い魅力があ
ってどちらもイイんで、あえて比べる必要もないんすよね。
けっきょく【好みの問題】になっちゃうんすけどね。
そうなんすよねぇ〜、新シリーズにしろなんにしろあの有名な
テーマ曲ぐらいはと思えますよね。
でも本作も「スーパーマン」とは銘打ってないからここは流さなか
ったことは正解かもですね♪ (゚▽゚)v

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