2014年06月29日

トランセンデンス

tran アメリカ
 SF
 監督:ウォーリー・フィスター
 出演:ジョニー・デップ
     モーガン・フリーマン
     ポール・ベタニー
     レベッカ・ホール

【物語】     (シネマトゥデイ)
 人工知能PINNの開発研究に没頭するも、反テクノロジーを叫ぶ過激派グループRIFTに銃撃されて命を落としてしまった科学者ウィル。だが、妻エブリンの手によって彼の頭脳と意識は、死の間際にPINNへとアップロードされていた。ウィルと融合したPINNは超高速の処理能力を見せ始め、軍事機密、金融、政治、個人情報など、ありとあらゆるデータを手に入れていくようになる。やがて、その進化は人類の想像を超えるレベルにまで達してしまう。

 小難しそうなSFはあまり得意じゃないし、主演のJ・デップもどれも同じような役柄ばかりのせいでもはや何を演ってもトンチキ海賊にか見えずで、以前ほどに魅力が感じられずなもんだからスルーしたいところではあったんだけど、C・ノーラン監督の緻密で複雑な構成は先述のマイナス要素を補ってあまりあるくらい観る価値あり!ってぇところだし、話題作でもあるんで観に行ってきた。

 嗚呼…やっちまっただよ…久々に予告篇で眠りこけ冒頭を見逃してしまい…オマケにC・ノーラン氏は【総指揮】での参加で監督作品じゃねぇわで、我ながら間抜けも間抜けな大失敗だぜ。
 手前ぇの迂闊さが招いた大失敗でも作品がオモシロけりゃ〜何ら問題なかったんだけどコレがねぇ…天才科学者の頭脳をコンピューターにインストールして云々のアイディアは抜群にオモシロいところではあったし、人工知能がごくごく当たり前の世の中になってきている昨今と人工知能が向かう道と行く末の警鐘的なメッセージ、そして科学の極端な進歩の迎合の是非の問いかけは、もはや絵空事ではなくなってきてるところがあるだけに響くところもあるし、ウィルとRIFTの互いの言い分のどちらも正しいことも、最後は「愛だろ、愛!」なのも解る(心底から納得はできかねるが)けど、なんかモヤモヤっとしたものがひっかかってどうもピンと来ず…。
 根っからの文系人間なんで、ナノテクノロジーに関しての知識は、小学校低学年並にしか持ち合わせねぇから何とも言えんだが、描かれ方が細菌的なウィルスでもあり…PC関連のウィルス表現でもありで門外漢ながらに「なんだろ…?」のモヤモヤっとした「?」が浮かぶと同時に新手のゾンビ映画の手口に使えそうだなと。
 とにもかくにもアイディアの良さ、メッセージ性の高さは評価するも、早ぇ話、【何事も折り合いと匙加減】なんかなぁで、「こんなことなら他の気になる作品の方を観りゃ〜ヨカッタかなぁ?」の思いに駆られなくもの作品だった。

 ウィルとエヴリンを止めようと奮闘するマックス役のP・ベタニーと露出はすくないけど、相変わらずイイ味を出しまくってるクリフトン・C・Jrが最高にヨカッタ。
まぁ、もともとこの2人の俳優さんが好きという贔屓目もあるけど、内容もJ・デップもいまいち感がデカかっただけに2人の存在が光ったように思える。
ノーラン監督関連作品の常連俳優さんのひとりであるC・マーフィ、今回もなんか扱いがぞんざいぽい印象だったなぁ…もうチョイ魅せかたがあると思えるんだけどねぇ。

notorious74 at 22:30コメント(5)トラックバック(8)劇場公開  

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1. 『トランセンデンス』 2014年6月17日 EX THEATER ROPPONGI  [ 気ままな映画生活(適当なコメントですが、よければどうぞ!) ]   2014年06月29日 12:00
『トランセンデンス』 を吹替え版完成披露試写会で鑑賞しました。 イベントに登場したのは、戸田奈津子が紹介され少し期待した私がバカだった。。。 期待外れの合成音声のジョニー・デップだった 後は、坂上忍とバービーというどうでもいいような2人だった ちなみに、EX TH
2. トランセンデンス/her/世界でひとつの彼女  [ あーうぃ だにぇっと ]   2014年06月29日 12:47
6月28日公開の電脳映画2本@よみうりホール
3. 劇場鑑賞「トランセンデンス」  [ 日々“是”精進! ver.F ]   2014年06月29日 13:47
彼女の願い… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201406270000/ ★枚数限定ポスター★【頭Ver】[映画ポスター] トランセンデンス (TRANSCENDENCE) [Head ADV-DS]価格:6,800円(税込、送料別) 【楽天ブックスならいつで
4. 「トランセンデンス」みた。  [ たいむのひとりごと ]   2014年06月29日 22:24
ジョニー・デップ主演作品。それはともかく(・・なんかいっ[E:happy02])、しゃべるAI(ロボット)が大好きな自分としては、”自我をもったAI”がらみの作品は大好物。今回はロボットでこそないもの
5. トランセンデンス  [ 象のロケット ]   2014年06月30日 20:41
天才科学者ウィルの意識は、死の間際に妻エヴリンによってコンピューターにインストールされた。 我を持った超頭脳は、軍事機密、金融、政治から個人情報まで、あらゆる情報を手に入れ、 超高速の処理能力で化学反応を引き起こしてゆく…。 SFミステリー。
6. トランセンデンス  [ 佐藤秀の徒然幻視録 ]   2014年07月02日 14:21
センスなっトランデンス 公式サイト。原題:Transcendence。クリストファー・ノーラン製作総指揮、ウォーリー・フィスター監督。ジョニー・デップ、レベッカ・ホール、モーガン・フリ ...
7. トランセンデンス (IMAX)/ジョニー・デップ  [ カノンな日々 ]   2014年07月02日 15:11
クリストファー・ノーランが製作総指揮を務めジョニー・デップの主演で天才的な頭脳を人工知能へとアップロードされた亡き科学者の意識が巻き起こす予期せぬ事態を描いたSFサスペ ...
8. トランセンデンス  [ とりあえず、コメントです ]   2014年07月06日 10:12
人工知能が進化した近未来の世界を描いたジョニー・デップ主演のSFです。 予告編を観て、人工知能の目指す先には何があるのだろうと気になっていました。 観終った時、心に何が残ったのだろうと思い返したくなるような物語が綴られていました。

コメント一覧

1. Posted by BROOK   2014年06月29日 13:34
>アイディアは抜群にオモシロいところではあったし

意識をAIにアップロードという設定はかなり面白いと思いました。

ただ、このままどんどん面白くなるのかと思いきや、あれれ?と…。

結局、ウィルの願いはエヴリンの願い事を叶えること…
ちょっとこじんまりしちゃった感もあります。
2. Posted by たいむ   2014年06月29日 22:22
同じく冒頭でウトウト・・・
まぁアップデートされるっていうのは分かっていた話だから困りはしなかったけど(^^;

>新手のゾンビ
思った思った!
再生ってそこまでですか〜って予想外のパワーに驚いた。
しかし人間の生身の肉体が過負荷な能力の発動に耐えられるものなの?とか疑問とか矛盾がいっぱい。
ただ医療技術としてなら歓迎なんですけどね〜
3. Posted by 風情♪   2014年07月04日 21:45
コメント感謝です♪

BROOK様
人の脳をコンピューターに移植する設定は実際の
ところかなり荒唐無稽なんでしょうけど、なんで
も可能にしてしまう今の世の科学の驚異的な進歩
を鑑みると荒唐無稽の一言では片づけられないの
では?と思えたりで空恐ろしいものを感じなくも
です。
まぁそれでも知識としっしょに感情までインスト
ールしてってぇのはPCに自我を芽生えさせる設定
としては巧いなぁと♪ (゚▽゚)v


たいむ様
コッチたぁ冒頭どころか始まる前から爆睡でやし
たからねぇ…しかも冒頭見逃しですから、言い訳
もあったもんじゃねぇですよ。
確かにインストールは解っててもなぜそういうこ
とになったのか?の経緯はやっぱり把握しておか
ねぇと後々手間ぇの中で整合性がつかなくなって
きたりするんすよね。

>人間の生身の肉体が過負荷な能力の発動に耐え
 られるものなの

なるほど! ここまで思いが行かなかったわぁ♪
(゚▽゚)v
4. Posted by mig   2014年07月04日 22:55
2 こんばんは〜
いやーこれ、ほんとに眠気誘うほど
つまんない映画でした
ジョニーさんは自分の出演作みないというし、選ぶこともしてないんじゃないかなってほど。
しかも、製作総指揮ってだけなのに
ノーラン監督作だと勘違いしたまんまの人も多いみたいなんですよねー。
名前で売ってるようなもの。

この程度で見せ場もないSFはいらないなー。
というか、結局は夫婦愛だったとこが嫌でした 笑
5. Posted by 風情♪   2014年07月09日 17:28
コメント感謝です♪

バッサり斬っちゃうと確かにおっしゃる通りの結果なんすよね〜。
でも進歩の迎合主義というか風潮への警鐘はSFが苦手の根っから
の文系&アナログ人間でも過度の科学のオレでも響くものがあっ
たことを思えば意義深い作品ではあったなぁですかね。
最近、この有名監督の作品じゃないのに名前を前面に押し出す
風潮おおいっすよねぇ〜。確かめないこっちが悪いのかもしれな
いけどっすよ!! …r(^^;)

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