2017年06月04日

花戦さ

hana 日本
 時代劇
 監督:篠原哲雄
 出演:野村萬斎
     市川猿之助
     佐々木蔵之介
     佐藤浩市

【物語】     (シネマトゥデイ)
 戦国時代の京都。花を生けることで世の平穏を祈る「池坊」と呼ばれる僧侶の中でも、専好は名手とうたわれていた。そのころ、織田信長亡きあと天下を手中に収めた豊臣秀吉の圧政が人々を苦しめ、専好の友であった千利休が自害に追い込まれる。
専好は秀吉に対して、力ではなく花の美しさで戦おうと立ち上がる。

 原作がいまいちオモシロく感じらなかったうえに、主演の野村萬斎の主演作である「陰陽師」「のぼうの城」などは原作はすこぶるオモシロいのに、映画化してみればどれもパっとせずの結果で終わってきているだけに、戦国時代好きのオレも今回ばかりはスルーしようかなぁと思うも、でもそこはやっぱり話題作だし、ライフワークのひとつにしている戦国時代だし、馴染みが薄くある華道に興味ありと、これだけ劇場に足を運ぶ条件が揃ってるなら観に行けってぇことで、張り切って観に行ってきた。

 原作を読んだときは、秀吉と利休の確執の行にウェイトが置かれていたいたように感じられたことで、逆に池坊専好が秀吉に伝えたっかたことの行の印象が薄いように思えてしまい、先に述べたようにダレ視点?と思えたりで、それほどオモシロいとは思えなかったんだけれども、本作に関してはその辺のバランスが良く、ゆえにラストの利休&専好の意図するところが、とても強く感じ取ることができたんで、概ね好印象。
 と、ここまで比較的好意的も当初はなかなか受け入れがたくあったのが本音で、それというのも池坊専好役の野村萬斎は剽げた印象を出したかったのは解るとしても、崩し過ぎ感が半端なったことで、求道者としての威厳や凄み、気迫といったものが感じられないうえに笑わせる行も上すべりしてて、最初の1時間ぐらいは結構腹立たしい思いでの鑑賞となったのが残念…。
 また映像であったことで、いろいろなものを極限までそぎ落とした茶道が引き算の美ならば、華道は一輪挿しとかもあるけれど、基本は足し算の美と、それぞれの美のスタイルを再認識させられた。そう考えるとオリジナルキャラの蓮が絵師の娘であったことで、原作より最後の行の説得力も増していてたように思えたし、彼女の存在はまさに足し算=華道の趣といったところかも知れない。何にせよ前後半で感情移入の度合いの差が激しくある作品だった。

 正直なところ信長役の中井貴一、前田利家役の佐々木蔵之介以外はどうもピンと来ず…。
先でも述べたように野村萬斎は「のぼうの城」の時とあまり大差ねぇし、佐藤浩市も利休を演るまでの風格が感じられず。石田三成に至ってはここは普通に若手の俳優の起用だったと思うし、もっと三成のヤラしさを前面に出してほしかったなぁと。
ちなみに客層は華道をたしなむ比較的年齢高めの女性中心。

notorious74 at 22:30コメント(0)トラックバック(2)劇場公開  

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2. 花戦さ〜森川葵が可愛い  [ 佐藤秀の徒然幻視録 ]   2017年06月08日 15:57
公式サイト。鬼塚忠原作、篠原哲雄監督。野村萬斎、森川葵、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、高橋克実、山内圭哉、和田正人、吉田栄作、竹下景子。「利休にたずね ...

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