エコノミックガーデニング/山本尚史/新建新聞社
エコノミックガーデニングとは、地域経済を「庭」、地元の中小企業を「植物」に見立て、地域という土壌を生かして地元の中小企業を大切に育てることにより地域経済を活性化させる政策のことです。 アメリカ・コロラド州リトルトン市でのエコノミックガーデニングの取組が 2006年度版アメリカ中小企業白書で紹介され、地域産業の活性化や雇用創出効果で注目されています。著者である拓殖大学教授の山本尚史氏は、「一言で言えば、『地元企業が成長する環境をつくる』政策である。」 としています。
取組の特徴は次の三点です。一点目は、成長志向の強い意欲のある地元の中小企業に施策の対象を絞って支援を行ったこと。中小企業を支援し、成長させることにより、地域の雇用創出効果を生じさせたこと。
二点目は、市場規模や特色、消費者の動向、競合他社の存在などに関する情報について、データベースそのものを提供するだけではなく、データベースを基に分析した結果を提供し、中小企業の経営戦略を支援したこと。地理情報システム(GIS)なども支援ツールとして活用したこと。
三点目は、中小企業間での連携や商工会議所、大学など地域内での連携を図りながら事業を進めたこと。
目次
序章
第1章 地域経済をめぐる諸問題
第2章 エコノミックガーデニング概論
第3章 エコノミックガーデニングの各種ツール
第4章 日本でエコノミックガーデニングを実践するには
第5章 エコノミックガーデニングの実施へ
終章







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