

一般社団法人 千葉県の農業発展・改革に資する・・・



あけましておめでとうございます。
新年を迎え、一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会を代表してあいさつをさせていただきます。まず、新型コロナウィルスの感染拡大により甚大な影響をお受けの皆様へ改めましてお見舞いを申し上げます。また、常日頃のご愛顧に感謝を申し上げる次第です。
さて、令和3年もまたコロナ禍の継続が心配される状況です。市場経済の失速、労働環境の激変など国民にとっての生活は大きな変革期にきています。また、グローバル資本主義の限界なのでしょうか、世界的に「格差・分断」が進行しています。この変化をコロナ禍が促進しているのかも知れず、今後、社会構造が大きく転換する可能性があります。
それでも、各個人や多くの組織が知恵を絞り、この変化に前向きに対応し適応しようと奮闘されておられます。常に前向きに、変化する環境と向き合う、その姿勢に敬意を表するものです。
私共、一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会は農業土木技術の研鑽向上を行政とともに行い、農業を縁の下でささえる役割を担っています。農業土木関連事業は一般の公共事業と異なり、食料生産の基盤を作るだけではなく中山間地の景観保全、災害抑止、減災、ひいては日本古来の美しい田園風景を守るため、さらには農業経営をサポートする基礎的な事業であります。
農業基盤整備や維持補修をささえる農業土木技術向上のために、私共協議会は各種講演会、技術研修会、現場見学会、意見交換会、研究部会、資格取得受験講座、講師派遣など多岐にわたる活動を発足以来継続しております。特に、毎年開催しているストマネ、ため池、地すべりの各技術研修会は技術伝承に課題を抱える発注者を巻き込んで毎回100名を超える盛大な勉強会となっています。こうした活動については、私共協議会会員だけではなく行政を含めた県内外の企業への広い呼びかけも行っています。技術研鑽や啓蒙活動により地元企業及び行政の技術力向上を図り、農業経営の一助になることを願い今後も努力して行く所存です。
しかしながら令和2年度はコロナ禍の中、全ての活動を中止せざるを得ませんでした。早期のコロナ禍収束と社会経済の回復を願うものであります。
最後に、地元企業の集団であります私共協議会会員への受注機会をさらに増やしていただきますようお願い申し上げます。また、令和3年も昨年同様、協議会の各種活動にご協力いただきますことをお願い申し上げ、年頭のあいさつといたします。
令和3年元旦 一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会 中村 雄兒
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令和2年元旦 年賀ごあいさつ
あけましておめでとうございます。
新年を迎え、一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会を代表してあいさつをさせていただきます。まず、令和元年9月の台風15号、同10月の台風19号及びそれに続く千葉県集中豪雨で被災された皆様へ改めましてお見舞いを申し上げます。また、常日頃のご愛顧に感謝を申し上げる次第です。
さて、令和2年の農業環境は昨年と同じように農家の高齢化と担い手不足、コメ政策転換など厳しい一年が続くことが予想されます。それでも、全国各地に元気な農家が生まれ始めており、徐々にではありますが輸出の拡大が進んでいます。日本の農業生産物の安心安全は世界に冠たるものがありますから、政府も大幅な輸出拡大を目指しています。今後もグローバルな視点で農業経営を確立し、プロの専業農家を継続して育成する必要があります。そのために重要なことは、農業以外からも若手参入が可能な制度を整備することではないかと考えます。
私共、一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会は農業土木技術の研鑽向上を行政とともに行い、農業を縁の下でささえる役割を担っています。農業土木関連事業は一般の公共事業と異なり、食料生産の基盤を作るだけではなく中山間地の景観保全、災害抑止、減災、ひいては日本古来の美しい田園風景を守るため、さらには農業経営をサポートする基礎的な事業であります。
元気な農家、明るい農村、そして専業農家として経営が成り立つ農業環境を作るために、農業基盤整備事業があり、また維持補修(ストックマネジメント)事業があります。こうした事業は農業経営をささえる重要な柱の一つです。この農業基盤整備や維持補修をささえる農業土木技術向上のために、私共協議会は各種講演会、技術研修会、現場見学会、意見交換会、研究部会、資格取得受験講座、講師派遣など多岐にわたる活動を発足以来継続しております。特に、毎年開催しているストマネ、ため池、地すべり(令和元年度は災害のため中止)の各技術研修会は技術伝承に課題を抱える発注者を巻き込んで毎回100名を超える盛大な勉強会となっています。
また、こうした活動については、私共協議会会員だけではなく行政を含めた県内外の企業への広い呼びかけも行っています。技術研鑽や啓蒙活動により地元企業及び行政の技術力向上を図り、農業経営の一助になることを願い今後も努力して行く所存です。
そのためにも、地元企業の集団であります私共協議会会員への受注機会を増やしていただきますようお願い申し上げます。また、令和2年も昨年同様、協議会の各種活動にご協力いただきますことをお願い申し上げ、年頭のあいさつといたします。
令和2年元旦 一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会 中村 雄兒
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先の令和元年10月10日(木)10時30分〜16時まで、一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会主催による標記のため池技術研修会を開催いたしました。
午前中は大網白里市小中1538にある小中池に集合し、現地研修です。
小中池の左岸堤体上に移動し、協議会副会長石井氏より開会の挨拶がありました。
また、今回の見学会にご協力いただいた小中川土地改良区理事長小川清夫氏にご挨拶をいただきました。
小中川土地改良区 小川理事長
次ぎに今回の現地研修講師・山武農業事務所技師 寺井達郎氏に小中池の概要、建設経過などの説明があり、左岸堤体上から右岸側に移動しました。
左岸側での寺井氏の説明風景



年代物の洪水吐です。少々能力不足とか。一度改修しているが、基本構造は建設当時のままだそうです。
見学風景
次ぎに、少し戻って取水設備の管理棟を開けていただき、取水ゲートの開放などの操作をしていただきました。
小川理事長による取水斜樋のゲート操作盤の説明
昭和53年3月設置で、まだ現役です。
これで午前中の見学は終わり、現地解散して各自昼食、午後から室内の研修会となりました。
午後の講演会は東金市にある東金文化会館2階の会議室(2)を借り切っての研修です。
研修会に先立ち、山武農業事務所 石田和也所長のご挨拶がありました。ため池の重要性について強調されていました。
山武農業事務所 石田所長
講演会に入り、まず、千葉県農林水産部農地防災班の副主査 佐藤周太氏が「千葉県のため池に関する防災減災対策について」と題してのご講演でした。
千葉県耕地課 農地防災班 佐藤副主査
講演内容は多岐にわたりましたが、大項目としては次の通りです。
1.千葉県内ため池の概況 2.防災重点ため池の再選定
3.ため池法案について 4.千葉県ため池の防災減災対策
佐藤講師は台風15号の災害対応で「超」がつくほどのお忙しい時期でした。改めまして、御礼を申し上げます。
次ぎに千葉県山武農業事務所 次長 大須賀 信宏氏が「山武管内のため池概要」として次のような内容で講演されました。
1.九十九里地域の地形 2.九十九里地域のため池の歴史
3.九十九里地域の水不足 4.山武管内のため池の概要
歴史的な地形の流れを踏まえてのご講演でした。

山武農業事務所大須賀次長
最後のご講演はNTCコンサルタンツ(株) 取締役 藤井 睦氏が「農業用ため池の耐震性能照査について 〜ため池を含む既設アースフィルダムの安全性評価における留意点と課題〜」として
専門的な内容でしたが、ため池の耐震性能について静的・動的解析および土質調査及び試験内容など、安全性評価の困難さや落とし穴など詳細なご講演でした。
藤井講師
特に興味深かったのは、盛土の物性値としての土質試験に関する深い内容の解説でした。また、ため池堤内の水位についての調査例は万全の観測井戸作成方法ですが、発注者の理解がないと「大赤字」覚悟というお話しでした。
ため池の業務について係わる技術者には非常に面白い内容の講義でありました。
なお、千葉県は台風15号の災害があり、行政の皆様は大変お忙しい中でした。佐藤講師、大須賀講師も災害対応で途中退席されたほどでした。
また、エントリーされた行政の方々も欠席が多く、致し方のないことでありました。
参加団体は次の通りです。
千葉県農林水産部耕地課、千葉農業事務所、山武農業事務所、長生農業事務所、夷隅農業事務所、安房農業事務所、千葉県土地改良事業団体連合会、勝浦市役所、小中川土地改良区、安房中央土地改良区、NPOちば水土里パートナー、一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会会員各社、農業土木コンサルタント各社
そして、取材新聞社2社
以上、参加者は最終的に45名でした。
最後に、台風災害でお忙しい中、ご配慮、ご協力をいただきました大須賀次長様始め、関係各位様にあつく御礼を申し上げます。
2019.10.10(木)
一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会(中村)
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令和元年度 ストマネ技術研修会 報告
先の令和元年9月18日(水)13:00〜16:20に一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会主催の「令和元年度 ストマネ技術研修会」が開催されました。会場は初めての千葉県土地改良会館・4階大会議室(千葉市美浜区新港249-5)でした。
千葉県は9/8(日)夜半の台風15号による被災を受け、特に外房方面は甚大な被害となっているところです。また、広域の停電も継続し、被害の大きさが全国に報道されています。
改めまして、被災された地区の皆様へお見舞いを申し上げます。
なお、台風15号の影響で参加者は例年より少なく、エントリー90名、実際の出席者は61名でありました。当日は大雨にもかかわらず、これだけの参加をいただきました。
さて、ストマネ技術講習会は当協議会石井副会長の開会のあいさつに始まり、代表挨拶として千葉県土地改良事業団体連合会副会長 杉野宏様のごあいさつを予定していたのですが、急用発生のため事務局からの代読となりました。
石井副会長 開会のあいさつ
その後、講習に入り、千葉県農林水産部耕地課事業計画室 副主幹 今井忠延様による「千葉県のストックマネジメント事業の現状と概要」として、千葉県全体のストックマネジメント事業の概要が説明されました。

事業計画室 今井副主幹
講習内容の項目は次の通りでした。
・千葉県の基幹水利施設の現状
・千葉県の基幹水利施設(県営)の現状
・ストックマネジメント事業制度の趣旨
・県営で実施するストマネについて
・千葉県基幹水利施設ストックマネジメント事業実施方針
・基幹ストマネにおける予算補助制度
・老朽化の現状分析と対策
基幹的水利施設の機能の残存率と耐用年数超過率の関係などから一律に耐用年数で判断することなく、耐用年数が超過しても相当数の施設が機能を保持していると言うデータ分析の解説が印象的でした。
次ぎに、「千葉県土地改良事業団体連合会から実施事例の紹介」として、
� 崙醉版喊綉‐譴諒歔慣弉荳�定から完了まで」千葉県土地改良事業団体連合会技術部事業計画課事業計画係 係長 小鍛冶亮吉様
小鍛治係長
そして、
�◆崘清判戸酣喊綮楡澆竜’戎巴如�最適整備構想」千葉県土地改良事業団体連合会技術部事業計画課事業計画係 主幹 馬場光一様のお二人に報告していただきました。
馬場主幹
お二人とも、詳細豊富な写真をご提供いただき、実際的、具体的な内容を説明され、中身の濃い講習でした。
さらに、休憩をはさみ、最後のメイン講演者として農林水産省関東農政局 利根川水系土地改良調査管理事務所技術調整課(保全技術センター)課長 安武秀一様が「最新のストックマネジメントに関する機能診断技術」として最新の機能診断技術及び国のストックマネジメントの概要、方針など幅広い内容で講演されました。なお、千葉県の台風被害に係わる被災者へのお見舞いを述べておられました。
利根調 安武課長
講習内容の項目は次の通りでした。
・基幹的水利施設の耐用年数の超過状況
・近年増加する農業水利施設の突発事故
・農業水利施設の実態から想定されるストックマネジメントにおける課題
・各施策から読み取れる課題
・農業農村整備に係わる新技術の活用
・令和2年度農林水産予算概算要求の概要
・農業水利施設のストックマネジメントにおける課題に係わる情報収集
・農業農村整備事業以外の機能診断技術
・総括
以下のようにまとめておられました。
『今回、他分野から農業水利施設へ適用可能な機能診断技術について検証を行いました。施設機械設備は時間管理へ状態監視を組み合わせ、常に健全な状態で農業水利施設が維持されるよう、管理していかなければなりません。これからも農業水利施設の機能診断技術が遅れることのないよう,農業水利施設の特性に応じた新たな診断方法について検討していきます。』と言うことでした。
なお、農業水利施設への導入に当たっての新しい診断技術について、�.檗璽織屮訖尭扱廖↓⊇甞衞�成分診断、�F盪覿誠巴任了阿弔鬚△押⊆騨僂箸靴騰.檗璽織屮訖尭扱廚鮨箴�し、導入に当たっての課題等を説明されていました。
最後に主催者を代表して一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会会長中村より御礼のあいさつがあり、閉会しました。
今回ストマネ技術研修会に参加された団体等は
千葉県農林水産部耕地課、同 出先農業事務所(千葉、印旛、香取、海匝、山武、長生、夷隅、安房、君津)、千葉県県土整備部技術管理課、千葉県土地改良事業団体連合会及び土地改良区(NPOちば、東条土地改良区、安房中央、両総、東総、干潟、大利根)、市町村(長南町、いすみ市、栄町、陸沢町)、協議会員及び賛助会員、コンサルタント
等の技術者でした。
ここに、改めまして会場をご提供いただきました県土連の杉野副会長始め関係者、また講師の方々にあつく御礼を申し上げます。
令和元年9月18日(水)
一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会(中村)
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