2006年01月11日

元気がでる農業セミナーの開催5

b7887559.JPG 去る、平成17年12月20日、小高町の浮舟文化会館で、相双農林事務所と相馬地方農業士会主催の「元気がでる農業セミナー」を開催しました。

 福島県地域づくりネットワーク21会長の山口和之氏を講師に迎え、「地域づくりは人づくり」と題して講演して頂きました。大変面白いお話で、参加された方々からも好評でした。

 山口先生は、「喜多方ラーメン」の仕掛け人として有名ですが、その他にも、地域の方々と様々な取り組みをされてきました。
 また、全国レベルでのネットワークをお持ちであり、特に桂三枝氏をはじめとする、吉本興業の芸人さん達と、大変懇意にされています。
 平成16年になりますが、相馬地方の伝統行事、相馬野馬追のゲストとして桂三枝氏が参加されたのも、山口先生の紹介です。

 これからの社会には、キレモノはいらないそうです。必要なのは、皆が「夢」を持つことであり、そのために命がけで行動することだと、山口先生は話されました。


  事務局(新妻)

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 大変面白い講演です。 お聞きになりたい方は、下記のアドレスまでメールください。
音声ファイル(WMA)ですが、メールの添付ファイルにて送付させて頂きます。



 Eメール  niitsuma8@hotmail.com


nougyoushikai at 18:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)活動紹介 | 若い農業者の方々へ

2005年12月31日

指導農業士から5

753942b2.gif公庫月報(10月号)より

 新しい食料、農業、農村基本計画について、滋賀県立大、環境科学部の小池恒男教授による論文が目に留まったので、お知らせしたい。

 福島県指導農業士 泉田昭

 是非御一読を、、、!!

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(以下、論文からの抜粋)

 新しい食料、農業、農村基本計画の根本は?


「担い手を限定した品目横断的経営安定対策」

 限定の基準と、直接支払の目的が問題である。

 品目横断的経営安定対策は、「諸外国との生産条件の格差を是正するための対策となる直接支払い」であり、本来的には、関税が果してきた役割である。

 これを、担い手に限定し交付するとしたことによって矛盾は一気に顕在化する。
「諸外国との生産条件の格差」は、我が国のすべての生産者に共通するものであり、これを担い手に限定する根拠は全く見出せない。

 また、担い手のいかなる行為に対する支払なのかも不明である。

 直接支払いの根拠とすべき、公益性、公共性は第三者に食料を供給するということに求めるべきであり、具体的には、販売という行為が対象であろう。


「国内生産の拡大、自給率向上」

 基本計画のシナリオの成就如何は、言うまでもなく、直接支払いの交付単価、生産者の生産対応、財源の大きさにかかっている。
 単位面積当り直接支払い交付金(A)×「担い手」経営の過去の面積(B)=必要財源(C)
 ただし(C)の財源は現行の財源を充てることが原則

※薄めの交付金を設定した場合
 「担い手」施行者の麦・大豆の生産意欲が減退し「担い手」辞退者が出てくる。
 それでも「担い手」限定され、直接支払いの対象外の生産者が発生し、その生産者は必然的に稲作に集中し、麦・大豆の作付面積は減少し、自給率は低下する。

※厚めの交付金を認定した場合
 「担い手」施行者が増加し、麦・大豆の生産意欲が高まるが作付面積は過去に実績に基づいて認定されるため「担い手」限定の外に置かれた生産者は、麦大豆の作付をあきらめて、稲作に集中する。
 そのため、麦・大豆の作付面積は減少し自給率は低下する。

 つまり、
 作付面積の「過去の実績に基づく」という限定、直接支払額は、「内外価格差の範囲内」という限定、「担い手」という限定、この三つの限定がある限り結果は一つにしかならない。

 今回の基本計画は「生産の減少→自給率の低下」を前提として出来ているシナリオであると思えるのである。

 瞬時に40万の担い手経営を育成して、農業経営の7〜8割を集積しても、2〜3割の生産の脱落を見込まざるを得ないとしていることからも生産の減少は当然の成り行きである。

 新しい基本計画は、はじめから破綻していると、思えてならない。


「地域農業再生の目的、主体、方策」

 再生とは、死にかかったものが行きかえることであり、地域農業の実態生産者をはじめとする地域農業の関係者の任席も、「死にかかっている」危機的状況と言えるであろう。

 地域農業再生のためには
 イ)傾きかかっている経営の再建
 ロ)遊休農地当の経営資源の活用
 ハ)新たな「担い手」の育成確保

 老若男女だれもが身近なところで従事可能な健康的な就業の場は、これからの日本において、ますます重要である。

 就業機会や安全、安心の食料を確保し、自然、歴史、風土と共にあって、国土の守り手となる、農業の存在は、国民の自然は願いである。


 基本計画が描いている「水稲+麦・大豆」で25haの作付を試算

 「水稲+麦・大豆」23.6haの場合、農業所得200万円、交付金370万円の純給付額(交付金支給額−関連拠出金)計570万円の農業収入となる。

 これに対し、この家族経営の家計日672万円となりマイナスの経営となる(※滋賀県農業技術振興センター提供)。


 以上のことから、
 現在の234万戸の販売農家の販売不足額について不足払いをするという政策選択のほうが、良かったのではないだろうか、、、!!

 考えられる方策はこれからであり、尽きることはない。

nougyoushikai at 07:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)若い農業者の方々へ | 消費者の方々へ

2005年11月28日

福島県農業士会女性研修会に参加しました。5

532c1218.jpg 去る11月9日から10日にかけて、平成17年度福島県農業士会女性会員研修会が、二本松市の「庭園の宿 松渓苑」にて開催されました。
相馬地方農業士会からは、三浦育子氏が参加されましたが、参加レポートをいただきましたのでご紹介します。

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<現地研修in二本松市>
安斉孝行氏の農業経営視察
 菌茸、水稲、養蚕、野菜(インゲン)の複合経営で、菌茸(シイタケ)は、10月〜5月に養蚕の多段循環型飼育草地を活用し、収穫の省力化と労力の分散を図っています。
既存の施設を最大減に活用した経営見て、我が家の経営も再検討しなくてはいけないと思いました。

国分農場有限会社の農業経営視察
 肥育牛850頭と堆肥の生産販売が柱の有限会社です。
 肉用肥育を基盤とし、発酵熟成の技術を用いて、畜産廃棄物の堆肥化、食品廃棄物の飼料化を行っています。
 同じ肉用肥育をしているものとして、畜産廃棄物を活用した循環型社会システム作りの必要性を感じました。
 また、食品廃棄物のあまりの多さを目にして、食糧の自給率低下に大きな矛盾を感じました。(国分農場では、近接する温泉宿から出る食品残さを堆肥化しています)

<自由討議in松渓苑>
 女性指導農業士としての活動状況について、自己紹介や近況報告を交えて話し合いました。
 双葉地方においては、”だるまおやき”の販売を始めたそうです(試食済み)。
 皆さんの話を聞いて感じるのは、作物、動物、家族、地域づくりに相手を思いやる心(愛情)が一番ということです!
 二次会では、生活の知恵やそれぞれ会員の持ち寄りの加工品や生産物で舌づつみです。女性ならではの楽しみですね。

追伸:来年の開催地は会津地方を予定しております。

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事務局より。若干加筆修正しております。ご了承ください。


nougyoushikai at 13:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)活動紹介 

2005年10月03日

指導農業士から5

d40a309b.jpg 指導農業士の泉田昭です。

 21世紀環境、教育、農業の時代、そして本物時代です。

 私達がこの地球に生存する限り最も重要な、環境のことについて考えてみたいと思います。

 地球は、宇宙のビッグバンで誕生したとされていますが、今日まで46億年の年月を経て、我々人類はもとより、海の生物、陸の生物まであらゆる生物が、その恩恵を受けて暮らしています。

 ところが、最近この地球に異変が生じ始めてきておりますことは皆さん周知のとおりです。CO2やダイオキシンの多量な発生によって、地球温暖化に拍車を掛けているのです。

 現在、それぞれの分野で地球環境を守る運動が展開されています。
 農業は、最も立ち後れているのではないでしょうか。
 農業の分野で、私達は取り組めることから始めていかないと、環境の問題からも取り残されるような気がしてなりません。

 是非、若い農業者の皆さん、収量だ、金だと言う前に、環境の問題を考えてみては如何がでしょうか。21世紀は、環境のことを真剣に考えていった方が、所得の向上につながるような気がしてなりません。

 そんな21世紀は本物時代です。

 循環型農業の実現に向けて、、、!!

nougyoushikai at 20:14|PermalinkComments(2)TrackBack(1)若い農業者の方々へ 

相馬地方農業士会について1

 事務局から、相馬地方農業士会についてご紹介させていただきます。

 当会は、相馬地方の指導農業士で構成される会で、福島県知事の認定を受けた青年農業者の育成確保や地域農業の振興を担う、地域の指導的農業者の集まりです。

 具体的には、以下のような事業活動を展開しています。

 1,農家研修等の受け入れによる青年農業者の育成指導
 2,地域活動の通じた、魅力ある農業・農村の実現
 3,研修会の開催等による、会員や地域農業者の資質向上活動
 4,その他目的達成に必要な活動(情報発信活動等)


 当会では、相馬地方にとどまらず、日本全国の青年農業者や、一般の農業者、一般消費者等の方々に対してメッセージを発信することで、指導農業士の役割をさらに高めていきたいと考えています。

 不定期ではありますが、指導農業士から各種メッセージを投稿して頂く予定ですので、宜しくお願い致します。


nougyoushikai at 19:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)活動紹介 

2005年09月20日

東北・北海道地域農業士研究会に参加して5

 指導農業士の泉田昭です。

 過日、山形県上山を中心に開催された東北・北海道地域農業士研究会に参加を致しました。
 基調講演は、今村奈良臣先生からの「新しい食料・農業・農村基本計画について」でした。
 また、分科会では「自然環境にやさしい農業経営」という題で話し合いました。

 前回のメールでも申し上げましたが、21世紀は、環境、教育、農業がキーワードです。
 今回の分科会でも、自然環境の問題が取り上げられました。これからの農業を語る上で、最も重視されることは間違いありません。地球誕生からの歴史を勉強をし、環境問題、教育問題を含めて、農業を考えることが重要です。このことに21世紀の農業経営のキーワードが隠されているように思えてなりません。

 若い皆さんも、是非それぞれの農業を行ううえで、環境、教育を念頭に置いて、展開して欲しいです。

 これこそが「新しい食料・農業・農村の基本的な計画」となることを強く求めて行きたいと思います。

循環農業の確立に向けて、、、!!


nougyoushikai at 17:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)活動紹介 

2005年08月27日

指導農業士から5

 指導農業士の泉田昭です。

 21世紀、地球が大きな変革の時代に入ったようです。これからの私達の生活の上で最も大事なことは、環境、教育、農業です。

 私達農業者は、環境を壊さない農業を行うことが大変重要です。
 また「食育」についても、自身を持って消費されるお客様と食について理解を求めることが大切です。
 循環型の農業をすることで、解決できることが沢山あるようです。21世紀循環農業の実現に、皆で取り組んでみることが重要なのではないでしょうか?

 「思うことは実現する」。若い皆さんも『思い』を『念(おも)い』に変えるよう、信念で21世紀農業の実現に向けて努力してください。

 私の思いのままを今後も発信したいと考えておりますので、ご期待ください。

 若者と女の時代、頑張れ!!

nougyoushikai at 15:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)若い農業者の方々へ 

意見交換会の開催3

 去る8月1日、相馬地方農業士会の意見交換会が、原町市のラフィーヌで開催されました。
 意見交換会は、年に2回程度行われていますが、指導農業士が一同に会し、今までの活動状況や、近況報告、今後の農業士会の活動について話し合う場となっています。

 今回は、先日塙町で行われた福島県農業士全体研修会の参加者による報告や、農業普及部との共催による研修会開催の検討、ホームページ開設の企画等について話し合いがなされました。



nougyoushikai at 15:18|PermalinkComments(2)TrackBack(0)活動紹介 

2005年07月10日

指導農業士退任者感謝状贈呈式3

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 去る、○月○日、福島県郡山市のホテル「華の湯」において、指導農業士総会が行われ、それに併せて、任期満了で退任される方への感謝状贈呈や、海外派遣研修の帰国報告会が行われました。

 当農業士会からは、横田氏が感謝状を受けました(写真)。

 横田氏は、平成○年から、指導農業士として、地域の農業経営の指導的立場として活動され、県職員や学生等の研修も受け入れてきた実績があります。

 これからは、指導農業士としての立場は離れるわけですが、地域農業の発展のために更なる活動を期待しております。


 二日目は、海外派遣研修の帰国報告会が実施されましたが、研修先はオセアニアで、今回が初めての研修先ということもあり、報告会の運びとなりました。
 当農業士会からは、伊東氏が海外派遣研修のリーダーとして参加し、帰国報告を行いました。
 
 伊東氏は、スライドを駆使しながらの丁寧な説明で、オセアニア農業の実情をわかりやすく説明してくれました。

 

nougyoushikai at 05:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)活動紹介