「犬と私の10の約束」を見にいきました。
あたしはこー見えても、動物モノにはものすんごく涙腺が弱い。とにかく動物たちが、苦しい目や辛い目にあうのが、耐えられないのだ。なので、動物モノ映画においては、超私的原則が2つある。
その1.必ず最後はハッピーであること!
その2.起承転結すべてにおいてハッピーであること!
ということは、映画全編において動物たちはハッピーであらねばならぬ!ということになるのだが、当然そんな映画はこの世に存在しないので、必然的にこのテの映画を敬遠することになり、実際、ほんとに長い間、動物モノ映画は観ていなかったのだけど、友人が試写会にあたったというので、只券につられてひょこひょこついて行ってしまった。そして案の定号泣!解っていたのに何故観たのかー!?(^^ゞ(以下ネタばれあり)
「犬と私の10の約束」は、少女あかり(福田麻由子)と犬のソックスとの、10年にわたる交流を描いた、いわゆる癒し系映画です。ソックスの愛らしい仕草(特に子犬の頃)にココロわしづかまれ、あかりの昭和の香りがにほふ淡い初恋も、良い感じに郷愁を誘う。ここまではほのぼの。しかし、中盤を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなる。(^^ゞ少女が大人(田中麗奈)になり、自分の世界が広がっていくにつれて、2の次になってしまうソックス。犬と私の10の約束の第8条。「あなたには学校もあるし友達もいます。でも私にはあなたしかいません。」つぶらな黒い目で待ち続けるソックス。ああソックス。もちろん、あかりはすぐにそんな自分を反省して、ソックスに謝るので、2時間強の映画でそーゆー部分はごくわずかなのだけど、そのわずかな時間があたしには耐えられないNOー!すでに涙目。あかりの恋人(加瀬亮)の面倒までみてあげる、ココロ優しいソックスなのですが、あかりと出会ってから10年の月日が経ち、犬としてはかなりの高齢。人間よりも寿命が短い犬だから、最後を看取るのは人間の役目。ああやっぱり最後はこーなるのね。(>△<)最後まであかりに寄り添おうとするソックスを観て、おおうおおうと号泣してしまいましたが、画面の中の田中麗奈の慟哭ぶりはあたし以上で。...ちょっとスゴかった。(^^ゞ

最初から別れが決まっている出会いだけど、思い出は哀しいだけではない。人間も犬もみんな同じ。肉体がなくなっても、時間がどんなに過ぎていっても、記憶だけはずっと残る。その記憶に慰められるのならば、それはやさしい記憶。私がずっと、あなたを愛していたという記憶。犬と私の10の約束の第10条。「私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そしてどうか覚えていて下さい。わたしがずっとあなたを愛していたことを。」