2018年07月14日
労働基準監督署の定期監督での違反上位10項目
労働基準監督官は、労働基準法の違反の有無を調査する目的で、事業場等に立ち入ることがあります。
この労働基準監督署の調査は、正式には、「臨検監督」といいます。
「臨検監督」とは、４種類に分かれます。
� …蟯�監督
�◆／醜雋篤�
�� 災害時監督
�ぁ〆憧篤�
� …蟯�監督とは、最も一般的な調査で、労基署の調査の多くは、この監督に該当します。
事業所の管轄の労基署が任意に事業所を選び、事前に調査の日程を連絡する場合もありますが、突然に来る場合もあるようです。
�◆／醜雋篤弔箸蓮�会社に在籍している従業員や退職者から、残業代の未払いや、解雇等について通報があった時に行われます。
�� 災害時監督とは、一定規模以上の労働災害が発生した場合、その災害の実態を把握するために行う調査です。
�ぁ〆憧篤弔箸蓮�過去に是正勧告を受けたけれど、指定期日までに「是正報告書」が提出されない場合や、事業場の対応が悪質である場合に再度行われる調査です。
「定期監督等」の違反状況について、件数の多いものが発表になりました。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/kantoku01/dl/28.pdf
第１位 【労働時間】 労働基準法32・40条 28,252件
1位 製造業 2位 卸、小売、美容院 3位 運送業
4位 旅館、接客娯楽業 5位 その他 6位 医療福祉
第2位 【安全基準】 労働安全衛生法20〜25条 23,664件
1位 建設業 2位 製造業 3位 卸売、小売業
第3位 【健康診断】 労働安全衛生法66条 19,716件
1位 製造業 2位 卸売り、小売業 3位 運送業 4位 医療福祉業
第4位 【割増賃金】 労働基準法法37条 18,772件
1位 製造業 2位卸売り、小売業 3位 医療福祉業
第5位 【労働条件の明示】 労働基準法15条 13,754件
1位 製造業 2位 卸売り、小売業 3位 旅館、飲食業 4位運送業 5位 医療福祉業
第6位 【賃金台帳】 労働基準法108条 10,127件
1位 卸売り、小売業 2位 製造業 3位 運送業 4位 旅館、飲食業 5位 医療福祉業
第7位 【就業規則】 労働基準法 89条 9,765件
1位 製造業 2位 卸売り、小売業 3位 医療福祉 4位 旅館、飲食業等 5位 運送業
第8位 【衛生基準】 労働安全衛生法 20〜25条 7,034件
1位 製造業 2位 建設業 3位 卸売り、小売業 4位 医療福祉 5位 運送業
第9位 【定期自主検査】 労働安全衛生法 45条 7,020件
1位 製造業 2位 建設業 3位 卸売り、小売業 4位 運送業 5位 清掃・と畜業
第10位 【作業主任者】 労働安全衛生法 14条 6,572件
1位 製造業 2位 建設業 3位 卸売り、小売業 4位 運送業 5位 医療福祉
以上のような結果となりました。
労働基準法 違反には、罰則規定があるんです。 労働基準監督署には、書類送検する権限があるので参考までに、挙げてみました。指摘されないように 心掛けたいものですね。
� �6か月以下の懲役 または 30万円以下の罰金
・法定労働時間を守らなかった場合 （労働基準法32条）
・法定休憩を守らなかった場合 （労働基準法34条）
・法定休日を与えなかった場合 （労働基準法35条）
・割増賃金を払わなかった場合 （労働基準法37条）
・法定の年次有給休暇を与えなかった場合 （労働基準法39条）
�◆�30万円以下の罰金
・就業規則の作成及（変更）び届出を怠った場合 （労働基準法89条）
・賃金台帳を各事業所ごとに備え付けなかった場合 （労働基準法 108条）
�� 6か月以下懲役 または 50万円以下の罰金
・事業者の講ずべき措置に違反した場合 （労働安全衛生法 20〜25条）
危険防止措置
健康障害防止措置
作業場の環境整備
作業行動から生ずる労働災害の防止措置
危険作業場からの退避
労働者の救護に関する措置
・作業主任者を選任し、作業に従事する労働者の指揮、
その他の厚生労働省令で定める事項を行わせなかった場合
（労働安全衛生法 14条）
・定期自主検査を行い、記録を残さなかった場合（労働安全衛生法 45条）
�ぁ�50万円以下の罰金
・事業者は、厚生労働省令で定めによって、医師による健康診断を行わなかった場合
この労働基準監督署の調査は、正式には、「臨検監督」といいます。
「臨検監督」とは、４種類に分かれます。
� …蟯�監督
�◆／醜雋篤�
�� 災害時監督
�ぁ〆憧篤�
� …蟯�監督とは、最も一般的な調査で、労基署の調査の多くは、この監督に該当します。
事業所の管轄の労基署が任意に事業所を選び、事前に調査の日程を連絡する場合もありますが、突然に来る場合もあるようです。
�◆／醜雋篤弔箸蓮�会社に在籍している従業員や退職者から、残業代の未払いや、解雇等について通報があった時に行われます。
�� 災害時監督とは、一定規模以上の労働災害が発生した場合、その災害の実態を把握するために行う調査です。
�ぁ〆憧篤弔箸蓮�過去に是正勧告を受けたけれど、指定期日までに「是正報告書」が提出されない場合や、事業場の対応が悪質である場合に再度行われる調査です。
「定期監督等」の違反状況について、件数の多いものが発表になりました。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/kantoku01/dl/28.pdf
第１位 【労働時間】 労働基準法32・40条 28,252件
1位 製造業 2位 卸、小売、美容院 3位 運送業
4位 旅館、接客娯楽業 5位 その他 6位 医療福祉
第2位 【安全基準】 労働安全衛生法20〜25条 23,664件
1位 建設業 2位 製造業 3位 卸売、小売業
第3位 【健康診断】 労働安全衛生法66条 19,716件
1位 製造業 2位 卸売り、小売業 3位 運送業 4位 医療福祉業
第4位 【割増賃金】 労働基準法法37条 18,772件
1位 製造業 2位卸売り、小売業 3位 医療福祉業
第5位 【労働条件の明示】 労働基準法15条 13,754件
1位 製造業 2位 卸売り、小売業 3位 旅館、飲食業 4位運送業 5位 医療福祉業
第6位 【賃金台帳】 労働基準法108条 10,127件
1位 卸売り、小売業 2位 製造業 3位 運送業 4位 旅館、飲食業 5位 医療福祉業
第7位 【就業規則】 労働基準法 89条 9,765件
1位 製造業 2位 卸売り、小売業 3位 医療福祉 4位 旅館、飲食業等 5位 運送業
第8位 【衛生基準】 労働安全衛生法 20〜25条 7,034件
1位 製造業 2位 建設業 3位 卸売り、小売業 4位 医療福祉 5位 運送業
第9位 【定期自主検査】 労働安全衛生法 45条 7,020件
1位 製造業 2位 建設業 3位 卸売り、小売業 4位 運送業 5位 清掃・と畜業
第10位 【作業主任者】 労働安全衛生法 14条 6,572件
1位 製造業 2位 建設業 3位 卸売り、小売業 4位 運送業 5位 医療福祉
以上のような結果となりました。
労働基準法 違反には、罰則規定があるんです。 労働基準監督署には、書類送検する権限があるので参考までに、挙げてみました。指摘されないように 心掛けたいものですね。
� �6か月以下の懲役 または 30万円以下の罰金
・法定労働時間を守らなかった場合 （労働基準法32条）
・法定休憩を守らなかった場合 （労働基準法34条）
・法定休日を与えなかった場合 （労働基準法35条）
・割増賃金を払わなかった場合 （労働基準法37条）
・法定の年次有給休暇を与えなかった場合 （労働基準法39条）
�◆�30万円以下の罰金
・就業規則の作成及（変更）び届出を怠った場合 （労働基準法89条）
・賃金台帳を各事業所ごとに備え付けなかった場合 （労働基準法 108条）
�� 6か月以下懲役 または 50万円以下の罰金
・事業者の講ずべき措置に違反した場合 （労働安全衛生法 20〜25条）
危険防止措置
健康障害防止措置
作業場の環境整備
作業行動から生ずる労働災害の防止措置
危険作業場からの退避
労働者の救護に関する措置
・作業主任者を選任し、作業に従事する労働者の指揮、
その他の厚生労働省令で定める事項を行わせなかった場合
（労働安全衛生法 14条）
・定期自主検査を行い、記録を残さなかった場合（労働安全衛生法 45条）
�ぁ�50万円以下の罰金
・事業者は、厚生労働省令で定めによって、医師による健康診断を行わなかった場合
