2023年01月13日

「生涯学習関係職員実践講座」のため佐賀県へ

324740606_1049622805994248_4537286330352033983_n古賀は午後、佐賀県立生涯学習センター・アバンセ主催「生涯学習関係職員実践講座」でゲストスピーカーを担当しました。同センターがサポートしながら佐賀県内の各地でこの10年来取り組まれてきた「課題解決支援講座」について、知見を取りまとめた「課題解決支援おうえんBOOK」が昨春発刊されました。この講座では、西九州大学子ども学部 学部長の上野景三先生による進行の下、制作過程においてご一緒にアドバイザーを務めた九州大学人間環境学研究院 教育学部門の岡幸江先生とともに登壇し、冒頭でこの冊子に関する鼎談を行いました。

DSCN6129対面+オンラインのハイブリッドで開催され、オンラインでは岡山・広島・福岡・大分からの参加も得て50名を超える皆さんとともにコロナ禍も踏まえての今後の社会教育の方向性について本音で語り合いました。

事例発表では、岡山市と広島市の公民館関係者によるコロナ禍での創意工夫あふれる取り組みをお聞きすることができ、デジタルの有用性と可能性を改めて実感するとともに、対面のプレミアムさについても考えを巡らせました。

社会教育・生涯学習については、2002年度から担当している「社会教育主事講習」から始まり、各所での研修や福岡市中央区役所と2014年度から取り組んでいる「公民館じょいんとプロジェクト」のコーディネーションなど、あれやこれやの角度から観察したり応援したりしてきましたが、コロナ禍を経て、改めて本来の役割の発揮が期待される感がします。その思いを同じくする関係者も多かったようで、会場で「ワクワク感」ということばも浮き彫りになったように、皆さんの益々のワクワク感あふれる取り組みを願っております!

ちなみにこの「おうえんBOOK」は、「くらし×○○ つなぎの手帖」も参考にしつつ作成された経緯もあります。PDFでも閲覧可能ですので、ぜひ上記リンク先もチェックいただければと思います。

写真は、アバンセの木原理事および重永さんより提供いただきました。ありがとうございました!

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